今朝は「朝会」からのスタートです。

2024年1月29日
     週明け月曜日。先週ほどの寒さはないにしろ、それでも冬らしい1日でした。
     さて、本日のブログは今朝の「朝会」風景を…。
    【校長先生の話】
     今週土曜日の2月3日は、節分ですね。平安時代から豆まきの行事が行われています。みなさんの中にもおうちの人と「鬼は外、福はうち」といいながら豆をまく人がいるかもしれません。
     「鬼」とは病気やケガなど人々を不幸にするものを意味しています。そして「福」は幸せのことです。病気やけがをせず、毎日が健康で幸せな日々になるように願って「豆」をまきます。節分の次の日の2月4日は「立春」です。節分は季節を分けると書くので、実は節分は1年に4回あり、それぞれ次の日が「立夏」「立秋」「立冬」となっています。立春を過ぎると、目には見えませんが、春のエネルギーが少しずつ増えていきます。冬の間休んでいた虫たちも春に向けて準備を始めます。虫たちは、春が近付き気候が暖かくなったから突然現れるのではありません。地上に出て来るまでに、寒い冬の間に少しずつ少しずつ力を蓄えてゆっくりと這い出てくるのです。力は少しずつためておかないと、いざという時に発揮できません。やがて来る春に備えて、自分を鍛え、高めておくことが大切なのです。
     土の中にいる虫たちの様子は見えませんが、目に見える春の準備もあります。運動場の桜の木を見ると、つぼみがついて膨らみ始めようとしています。春にきれいな花を咲かせるために、厳しい冬を耐え、今から準備を始めているのです。みなさんとっても春は大切な季節になります。毎日寒い日が続きますが、4月の新しいスタートに向けて自分を鍛えて春を迎えましょう。
     お話を聞きながら、どのようなことを考えていたのかな…frown

     また、朝会前には各種の表彰伝達が行われました。
    (↓) 文集『はままつ』作品掲載者代表
    (↓) 紙上美術展「書き初めの部」入賞者
    (↓) 紙上美術展「美術の部」入賞者
    (↓) 浜松市こどもの作品展入賞者
    (↓) 未来遺産「私のまちのたからもの」展入賞者
     2月、節分、立春…。まだまだ朝晩の寒さは厳しいものがありますが、それでも着実に時は流れているのだと実感した朝でしたlaugh
     冬来たりなば春遠からじ。新年度に向けて成長する自分を想像し、今週もみんなでがんばっていきましょう(文責;教頭)