1月最終日。新たな週のスタートは「朝会」からでありました。子供たちがテレビに向かう姿も、すっかり見慣れたものとなっています。
まずは、校長先生の話を紹介します。
来週2月3日は何の日でしょうか。節分です。節分とは「節」を「分ける」と書きます。つまり季節と季節の分かれ目を意味するので、節分が年4回あったこともありましたが、今では2月の節分だけが特別な節分として残っていて豆まきなどいろいろな伝統行事が行われています。「鬼は外、福はうち」といいながら豆をまく人がいるかもしれませんね。
「鬼」とは病気やケガなど人々を不幸にするものを意味しています。そして「福」は幸せのことです。病気やけがをせず、毎日が健康で幸せな日々になるように願って「豆」をまきます。みなさんの中にある自分の中から追い出したい「鬼」ってどんなものでしょうか。また、追い出した「鬼」の後に、みなさんの中にお迎えしたい「福」とはどんなものですか?
今年の「節分」は2月3日(木)です。是非おうちで「豆まき」をしてみてください。そして、豆をまきながら、自分の中から追い出したい「鬼」と、自分の中にお迎えしたい「福」を考えてみてください。また、年の数だけお豆を食べると病気にならないと言われています。そして翌日2月4日(金)は「立春」です。漢字で春が立つと言いますが、「この日から1日1日と暖かくなってきますよ。」という意味です。まだまだ寒いですが、少しずつ春が始まっていることをカレンダーのうえからも感じることができます。すでに1年で一番寒いと言われる大寒は1月20日で過ぎています。
これから3月の卒業式・修了式までの7週間はまとめの時期になると同時に次の学年に進級するための大切な準備の期間です。みなさんに頑張ってほしいことはすでに始業式で伝えてあります。寒い冬の間、土の中でしっかりと養分を吸収し、春になると昨年よりも一回りも二回りも大きな花を咲かせる植物のように、しっかりと学習に取り組み、さらなる飛躍への準備をしてほしいと思います。
今はオミクロン株という感染力強いウィルスが感染を拡大させています。換気、手洗い、うがい 手指消毒、今後もコロナ感染予防には十分気を付けて過ごしていきましょう。新型コロナウイルス感染症についてふざけて冗談や悪口を言ったり人を傷つけたりすることは決して許されることではありません。相手のことを考えて思いやりをもって行動しましょう。3月には感染の拡大が収まっていることを願っています。素敵な2月になることを願っています。
また今回は、新型コロナウイルス感染拡大期ということで、校歌「斉唱」ではなく、校歌「静聴」で会を進めました。じっくりと歌詞をかみしめる機会となったことを前向きにとらえたいと思います。
朝会に先がけて、2つの表彰伝達も行われました。
1つは「新聞作品コンクール」入賞について。
2つめは「席書コンクール(書写)」入賞についてです。
友達の表彰を温かな雰囲気で見ている風景…も毎度のこととなっています。とってもうれしい場面です。
さあ、明日からは2月です。如月(きさらぎ)の語源よろしく、寒さに負けないように「身も心も温かく」日々を過ごしていきましょう!(文責;教頭)