▼△校外学習▲▽

2024年9月6日
    9月6日、3年生は校外学習として、河合楽器竜洋工場と浜松市博物館へ行きました。

    河合楽器竜洋工場では、ピアノの製造工程やモノづくりに対する熱意、働く方々の工夫についてお話しいただきました。

    講話中、茶色や白、赤やクリスタルのピアノの画像を見ながら、
    「白いピアノかわいい!」
    「クリスタルのピアノなんて始めて見た!」
    と、わくわくする子供たち。

    工場内を見学する際には、『ピアノは本来、1台1台心を込めて丁寧に作りこんでいくもの』という信念のもと、手作業で仕上げていく職人さんを見ながら、
    「手袋をつけて、弦が汗で錆びるのを防いでるんだって!」
    「きれいな音になった!調律ってすごいんだね。」
    と、働く方々の工夫や技術に目を見張る子供たちの姿が見られました。
    浜松市博物館では、昔のくらしや道具について教えていただきました。

    100年前の家屋である、高山家住宅に実際に入った際には、
    「お水が蛇口から出てこないなんて…。」
    「家にお風呂が無いなんて信じられない…。」
    と、​昔のくらしの不便さに衝撃を受ける子供たち。
    電気・ガス・水道が整備された現代の生活のありがたさを痛感していました。

     
    その後、服やハンカチのしわを伸ばす道具を3つ、体験させていただきました。
    250年前の『火のし』、120年前の『炭火アイロン』、そして現代の『電気アイロン』です。
    「火のしは軽くて使いやすい!」
    「炭火アイロンは重いけど、しわがよく伸びるね。」
    と、昔の道具の良さを見つけた子供たち。
    昔の人々の生活の工夫を体感することができました。

    「でもね…」と、講師の先生が話します。
    「火のしや炭火アイロンを使うために、みんなが来る前から炭を焼いて準備していたんだよ。」

    この言葉で、はっとした表情の子供たち。
    「ボタンを押せばつくってすごいことなんだね。」
    「やっぱり電気って大切なんだ。」
    と、技術の進歩に気付くことができました。
    校外学習を通して、働く人の思いや工夫、昔のくらしや道具について教わった子供たち。
    この学びを、今後の社会科の学習に生かしていきたいと思います。

    河合楽器竜洋工場のみなさん、浜松市博物館のみなさん、
    貴重な学びの機会をありがとうございました!