国語の授業 ☆

2023年7月11日
    小説「羅生門」の象徴を読み取ろう、が今日のテーマ。下人のにきび、羅生門の描かれ方など、3つの視点から読解を深めます。まずは同じ視点同士考えを深めていきますが、生徒の皆さんは、黙々と考えた後に「~はこうだよね」「下人のにきびってさ~」などお互いの意見を出し合っていきます。友達のプリントをのぞき込んだり、うなずいたり。問いの解決にむけて、一生懸命考えます。
    つづいて3つの視点を統合する活動です。3人それぞれが、前半で深めた内容を班員に発表します。3人机をくっつけて、自分の分担を堂々と説明していきます。3つの視点を統合すると・・・だんだんと小説「羅生門」が象徴するものが見えてきます。下人は善悪の間で揺れていた・・・だから事件は夕方から夜にかけて・・・深い!物語の設定が投げかけてくるテーマが生徒の中に立ち上がり始めます。最後は本日の授業の深まりを投稿!QRコードを読み込んで、手元の一台パソコンから自分の意見を入力しました。よく考え、よく話し、ところどころの沈黙もまた生徒の皆さんの思考の深まりであることがよくわかる授業でした。