「フタバアオイ」は京都の上賀茂神社に群生していて、京都三大祭りの一つ「葵祭」にも使われる植物です。近年の環境の変化などによって数が減り、全国の「フタバアオイ」にゆかりのある場所で育てられるようになりました。徳川家康ともゆかりのある植物であるため、この浜松で、そして、同じ「ふたば」の名前にちなんで双葉小でも2015年から育てています。今年度が11年目の取組となりました。
日光や乾燥に弱く、大きく育てることが難しい「フタバアオイ」だったため、なかなか上手く育てることができませんでしたが、3年前に初めて、双葉小で「フタバアオイ」の生育に成功し、「フタバアオイ」を京都の上賀茂神社で行われる里帰り式に送り届けることができました。
今年度も、来年の5月に元気で大きく育った「フタバアオイ」を上賀茂神社へ届けるために、5年生が学校の代表として「フタバアオイ」を大切に育てています。
「フタバアオイ」を育てる取組は、双葉小学校の自慢の一つです。「フタバアオイ」を双葉小学校の敷地で何とか自生できないかと考えています。「葵の会遠州」の方に相談したところ自生できそうな場所を教えてくださり、今日は確認に来てくださいました。