2026年10月

  •  本校は施設一体型小中一貫校として、「9年間をつなぐ学び舎の創造 ~見方・考え方を働かせて~」を研究主題に掲げ、小中合同で授業改善に取り組んでいます。
     その研修の一環として10月14日(火)2校時に2年1組において国語科「自分とくらべて読み、とうじょうじんぶつに手紙を書こう『お手紙』」の研究授業が行われました。
     授業では、かえるくんから届いた手紙を読んだがまくんが、なぜ「とてもいい手紙だ」と言ったのかについて、手紙の中にある言葉や理由を本文からじっくり探していきました。
     子供たちは教科書を広げ、「きみの親友、かえる」「親愛なるがまえるくん」といった言葉に注目して線を引いていきました。
     特に深まったのは、「友達」と「親友」という言葉の違いについての話合いです。 子供たちからは、自身の経験や実感を重ね合わせながら、次のような素晴らしい考えがたくさん出されました。
    「ただの『友達』よりも『親友』と言われた方が、絆がレベルアップした感じがしてうれしい!」
    「『親友』という特別な言葉があったから、がまくんは自分が大切にされていると感じて『とてもいい手紙だ』と言ったんだと思う」
     登場人物の気持ちを自分の体験と結び付けながら、言葉の重みや思いやりの心を感じ取っている姿が印象的でした。
     子供たちが物語の世界に入り込み、自分の言葉で根拠をもって意見を伝え合う姿に、大きな成長を感じる1時間となりました。
     今後も9年間の学びのつながりを大切にしながら、子供たちが確かな自信と思いやりを育める教育活動を推進していきたいと思います。
  •  10月13日(火)、7年2組にて国語科の研究授業が行われました。
      本校では「9年間をつなぐ学び舎の創造」を研究主題に掲げ、小・中学校の教員が合同でグループを組み、児童生徒の確かな学力と自信を育むための授業づくりに取り組んでいます。
     今回の授業は、物語『星の花が降るころに』の単元(全6時間)の4時間目にあたる学習でした。 生徒たちは、単元のゴールである「いろいろな読者に届ける『おすすめ本カバー(帯の言葉と解説)』の制作」に向けて、主人公「私」の心情の変化を深掘りする活動に取り組みました。
     これまでの授業で集めてきた「登場人物の言動」や「情景描写」の言葉を基に、クラウド(オクリンク)上で「心情グラフ」を作成しました。本文の描写と主人公の気持ちの数値(前向きさ・晴れやかさ)を結び付けながら、画面上に自分の考えをグラフ化していきました。
     各自が作成したグラフを提出ボックスに送り、クラス全体で共有しました。「なぜここが一番心が動いたポイント(見せ場)なのか」について、本文のセリフや情景描写を根拠として挙げながら、グループや全体で熱心に話し合いました。
     友達のグラフや意見と比較することで、「自分とは違う視点があるな」「この描写にはそんな意味もあったのか」と新しい気づきを得ることができたようでした。
     本時で整理した心情グラフや話合いでの深まりは、次回(第5、6時)で作成する「本の帯のキャッチコピー」や「おすすめ場面の解説文」の貴重な材料となります。
     本文の言葉を根拠に自分の解釈を論理的に語り合う生徒たちの姿から確かな学びへの手応えを感じる時間となりました。
    今後も、子供たちが「分かった!」「なるほど!」と実感できる魅力ある授業づくりに、全職員一丸となって取り組んでいきたいと思います。
  • 10月10日(土)、エコパスタジアム周辺路を舞台に行われた西部駅伝競走大会に本校駅伝競走部が出場しました。厳しい練習と選考を乗り越えた選手たちが、庄内中代表としてたすきを繋ぎ、駆け抜けました!
    抜けるような秋晴れ、気温は高めでした。会場には周回路が設けられ、中継所は1つでゴールにもなっています。応援の生徒たちは中継所付近で庄内学園ののぼりを持って選手に声援を送りました。特に、中継所直前の上り坂では、声援を受けた選手が、最後の力を振り絞ってスピードを上げる様子が見られました。全員が、力を出し切った素晴らしい走りを見せてくれました。
    最終順位は、女子は28位、男子は32位でした。崩れることなく自分の走りを維持し、チームとして、また個人として、目標タイムを上回ることができました。2週間後には、浜松地区駅伝競走大会があります。一層走りに磨きをかけて臨みたいと思います!
  •  10月9日(金)、2年生の各クラスにて、本校のスクールカウンセラー(SC)によるストレスマネジメント教室「こころすくすく教室」を実施いたしました。 この教室は、浜松市が進める「子供のこころの健康づくり事業」の一環として行われているもので、子供たちが自分の気持ちに気づき、心身をすこやかに保つコツや友だちとの温かい関わり方を学ぶ大切な時間となりました。
     授業のスタートは、心をほぐすアイスブレイクでした。友達と手をつないでクルッとひっくり返る「なべなべそこぬけ」などのゲームを行いました。体を動かしながら笑顔がはじけ、教室全体がなごやかな雰囲気に包まれました。
     続いて、「こころの温度計」という教材を使いました。 うれしい・ワクワクといった気持ちだけでなく、イライラ・悲しい・疲れたなど、さまざまな心模様を色や言葉で表現していきます。 カウンセラーの先生からは、
    「どんな色のこころの状態であっても、良い・悪いはないんだよ」
    「誰にでもこころの調子が悪くなることはあるから、今の自分の気持ちに気づいてあげることがとても大切なんだよ」
    とお話があり、子供たちはじっと耳を傾けながら、今の自分の心が何色かをじっくりと考えていました。
     学校生活でよくある場面を思い浮かべながら、友達との関わり方を体験するロールプレイを行いました。 相手の気持ちを受け止めたり、自分の思いを伝えたりする言葉を自分たちで考えました。友だちの気持ちに寄り添う優しい返答がたくさん見られ、心の成長を感じる瞬間でした。
     最後に、心がモヤモヤしたときや緊張したときに自分でできる対処法として、ゆっくり息を吐く呼吸法や、全身にぐっと力を入れてからスッと抜く「筋弛緩法(きんしかんほう)」というリラックス法を学びました。体験後は「からだがフワッと軽くなった!」と、スッキリした表情を見せてくれました。
  •  本校では、施設一体型小中一貫校の強みを生かし、「9年間をつなぐ学び舎の創造 〜見方・考え方を働かせて〜」を研究主題に掲げ、教職員が一丸となって授業改善に取り組んでいます。
     10月8日(木)4校時に、7年2組の教室で社会科(地理的分野「世界の諸地域 アフリカ州」)の研究授業が行われました。
     今回の授業の目標は、アフリカの国々が外国に頼らず自立して発展していくために、「何から優先して解決・発展させるべきか」を多角的に考えることです。
     前時までに、アフリカの経済成長や人口増加といった「光」の部分と、乳幼児死亡率の高さやインフラ不足といった「影」の両面を学んできました。
     本時では、まず個人思考の時間では、画面上に配られた写真や統計資料、教科書などをじっくり読み解きました。資料の読み取りに配慮したヒント付き資料や、さらに深めたい生徒向けの発展資料もクラウド上で用意されており、一人一人が自分のペースで集中して課題に向き合う姿(個別最適な学び)がとても印象的でした。
     続いて、集めた情報をもとに、最も重要だと思うカテゴリー(A:産業・インフラ、B:教育・医療、C:平和・統治、D:環境・支援)をピラミッド型に並べ替える「優先のピラミッド」を作成し、班やクラス全体で共有・話合いを行いました(協働的な学び)。
     全体発表の場面では、4名の生徒からそれぞれ異なる視点での意見を述べました。
    「争いで設備が壊れてしまっては意味がないので、まず『平和・統治』が第一優先だと思う」
    「環境が悪ければ病気も増えてしまう。まず『環境・支援』を整えることが先決だ」
    「病気を治したり学校に通えるようにしたりする『教育・医療』がすべての基本になる」
    互いの発表を聞いた後、先生から「もう一度自分のピラミッドを見直してみよう」と投げ掛けられると、友達の根拠ある意見に納得し、自分のカードを柔軟に並べ替える生徒の姿も見られました。
    「なるほど、そういう考え方もあるのか」
    「友達の意見を聞いて考えが変わった」
    という実感の伴う学びが、教室の中にあふれていました。
     最後は振り返りシートをしっかり記入し、次回学習する「日本や世界によるこれからの支援の在り方」に向けた意欲を高めて授業を締めくくりました。
     今後も、子供たちが自ら問いをもち、他者と協働しながら対話を通して学びを深めていけるよう、9年間を見通した教育活動を推進していきたいと思います。
  •  10月7日(水)、3年生が社会科「お店ではたらく人とわたしたちのくらし」の学習の一環として、学校から一番近くにある「遠鉄ストア桜台店」へ見学に行きました。
     子供たちにとって普段から馴染みのあるスーパーマーケットですが、今回は「働く人たちの工夫や工夫の秘密を探る」という目的をもって訪問しました。
     見学の中でも特に子供たちが目を輝かせていたのが、普段は入ることができない「バックヤード(お店の裏側)」の見学です。大きな冷蔵庫・冷凍庫や商品が運ばれてくる搬入口、たくさんの野菜を豪快に切っているところ、お肉やお魚を手際よくパック詰めする作業スペースなどを間近で見せていただき、働く方々の真剣な表情や丁寧なお仕事ぶりにじっくりと触れることができました。
    「こんなに大きな冷蔵庫があるんだ!」「みんなが買い物しやすいように、裏でたくさんの人が準備してくれているんだね」と、子供たちはメモを取る手を休めることなく、新しい発見に驚きと感動の声をあげていました。
     お忙しい時間帯にもかかわらず、子供たちを温かく迎え入れ、丁寧に説明してくださった遠鉄ストアの皆様、本当にありがとうございました。
     今回の見学で学んだことは、今後の社会科の学習でまとめ、さらに学びを深めていきたいと思います。
  •  10月5日(月)5校時に、4〜6年生による今年度第2回目の「クラブ活動」を行いました。 クラブ活動は、学年の枠を超えた仲間たちが共通の興味・関心を追究し、体験活動を通して自主性や社会性を養う大切な時間です。また、本校ではコミュニティ・スクールとしての強みを生かし、地域の方々を講師としてお招きした専門的な学びを展開しています。
    【本日の各クラブの様子の一部】
    ◇ 科学クラブ(サイエンス)
     地域にお住まいで元高校で理科を教えていらっしゃった外部講師の方をお迎えし、「浮沈子(ふちんし)」の実験を行いました。ペットボトルを押したり緩めたりすると、中の容器が浮き沈みする不思議な現象を目の当たりにし、科学の面白さや不思議さに目を輝かせていました。
    ◇ 工作クラブ(アート)
     本校の元校長先生を外部講師としてお招きし、「草木染め」に挑戦しました。自然の植物から抽出した優しい色合いに布が染まっていく様子を観察しながら、実践することができました。
    ◇ 手芸クラブ
     地域の外部講師の方の御指導のもと、フェルトや布を使って自分の作りたい作品づくりに取り組みました。手縫いでの細かい作業はもちろん、ミシンを使った縫い付けにも挑戦!講師の方々に優しくアドバイスをいただきながら、異学年で教え合い、集中して作品作りに励んでいました。
    ◇音楽クラブ
     地域の外部講師の方が来校し、金管楽器の演奏を練習しました。普段なかなか触れることのない楽器に触れて、音が出る喜びを感じることができました。

     どのクラブにおいても、講師の皆様の温かい御指導のおかげで、子供たちは失敗を恐れずに挑戦し、自分でやり遂げる自信や達成感を味わうことができています。お忙しい中、子供たちのために御協力いただきました地域の講師の皆様、本当にありがとうございました。

     次回(10月26日)の第3回クラブ活動では、いよいよ今年度のまとめを行うとともに、来年度から参加する3年生の見学も予定されています。
  •  本日、10月2日(金)、爽やかな秋空のもと「庄内学園 大運動会」を無事に開催いたしました。 早朝より御来校いただき、子供たちに温かい拍手と御声援を送ってくださいました保護者の皆様、地域の皆様、誠にありがとうございました。
     今年の運動会スローガンは、「蒼黄激闘~笑顔で仲間と戦い抜く~」。
     振り返れば9月は雨の日が多く、グラウンドで満足に練習ができない日々が続きました。「思うように練習が進まないのではないか」という不安もありましたが、子供たちは限られた時間と場所の中で声を掛け合い、知恵を絞りながら懸命に準備を進めてまいりました。
     そして迎えた本番。 競技や応援合戦の至るところで、児童生徒一人一人が自らの力を精一杯出し切る姿が見られました。最後まで諦めずに駆け抜ける真剣な眼差し、仲間を鼓舞する力強い声、そして競技を終えたあとに溢れた晴れやかな笑顔。まさにスローガンの通り、全校児童生徒が仲間とともに全力で戦い抜いた、素晴らしい運動会となりました。
     上級生が下級生をやさしくサポートし、下級生はそんな頼もしいお兄さん・お姉さんの背中を追って力いっぱい表現する——。小中一貫校である庄内学園だからこそ見られる、温かくも力強い絆と成長を随所に感じることができ、教職員一同、胸が熱くなる思いでした。
     近隣の皆様におかれましては、練習期間中および本日までの音響や行事進行等に温かいご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。また、準備や後片付け等にご尽力いただきましたPTA役員・保護者の皆様にも重ねてお礼申し上げます。
     この大運動会を通じて培った「仲間と協力する大切さ」や「壁を乗り越える力」を、今後の学校生活や学習にもしっかりと活かしていきたいと思います。
     今後とも庄内学園の教育活動への御理解と御支援を、どうぞよろしくお願いいたします。