朝会

2024年5月13日
     本年度最初の朝会が行われました。朝会は、テレビ放送で行っています。
     代表児童4名の後にあいさつを交わした後、校長先生の話を聞きました。

    【校長先生のお話】
     5月5日はこどもの日でしたね。こいのぼりや兜を飾ったお家もあるかもしれません。特に男の子だけの日というわけではなく、子供たちが健康に育つことを祈ったり喜んだりする日です。お家の人にとって、みなさんはなにものにも代えられない宝物なのです。
     地球には81億人くらい人間がいます。この81億人の中のたった一人も同じ人間はいません。すごいことだと思います。
    私は私で、ほかの誰でもないのです。誰にもなれないし、誰にもなる必要がありません。皆さんには皆さんだけの個性があります。個性というのはその人らしさですから、良いこともあるし困ることもあります。そして良いか悪いかは、個性を出している場所や周りの人に迷惑かどうかで決まります。
     たとえば授業中だと、時にうるさいと思われる子は、運動する場面では元気があって周りをもりあげてくれる子だったり、静かであまりお話しない子は、人の話を聞くのがとても上手な子だったりします。自分のもつ個性は、良くも悪くもなく、その人らしさなのです。みなさんは、自分の個性をどう生かして活躍したらいいかを、学校でみんなと一緒に活動しながら学んでいきましょう。
     大事なことは、自分は世界にたった一人しかいない、他の何にも代えることもできない大切な一人だとわかっていることです。だから自分の事を大事にしてください。
     自分を大事にするというには、何もしないでだらだらすることではありません。自分の得意なことをどんどん伸ばせるように鍛えたり、自分の得意なことを見つけるためにいろいろなことにチャレンジしたりすることです。そうしたら、自分のことがどんどん好きになれるはずです。やりもしないで、どうせ無理とか、面倒くさいとか言って動かないことは、自分を大事にしていないということです。
     そしてもう一つ大切なことは、世界中であなたがかけがえのない宝物であるように、あなたの周りにいる人もまた一人一人誰の代わりにもできない素敵で大事な人だということです。自分を大事にするのと同じように、他の人を大事にしてください。他の人を大事にするということは、その人と話をして、その人の気持ちを受け止めてあげるということです。自分も大事にする、他の人も大事にする。みんながそうすることができたら、素晴らしい舞阪小学校になりますよ。未来を作るのはみなさんです。
     さて、この25日にはみなさんが楽しみにしている運動会がありますね。運動会は「さかな」のうちの「か」と「な」、「かんどう」「なかま」のめあてに向けてがんばりましょう。「かんどう」するためには一生懸命練習をがんばることが一番大切です。感動はよいときだけに使う言葉ではありません。「うれしい」も感動ですし、「くやしい」も感動です。心が何かを感じるのは一生懸命取り組んだからです。一生懸命にみなさんが練習に取り組む姿を楽しみにしています。

     運動会に向けて学級や学年そろって活動することが増えてくると思います。一生懸命練習に取り組む中で今回のお話を思い出せるとうれしいです。自分にできることをしっかり行い、友達の頑張りを認めて、終わった後に誰もが感動できる運動会を目指していきましょう。

     また、代表委員会で話し合い、アンケートをとっていたスローガンが決定しました。
     朝会の後、テレビの画面を通して「舞阪ヒーローズ」が登場して紹介してくれました。
     「挑戦は、No.1へのカギ!」
     何事にも挑戦して、自分の中の一番を見つけてほしいです。
     小さなキャラクターが大きくなる演出も素晴らしかったです。(文責;教頭)