2022年

  • 5年生は、図画工作科「ほり進めて刷り重ねて」の学習で、一版多色刷り木版画に挑戦しています。同じ紙に少しずつ彫った版を、色を変えて刷っていきます。思いに合った形になるように、刷って彫ってを繰り返しました。
    素敵な作品に仕上がってきましたね。
  • 今日の給食のメニューは、「ごはん、牛乳、生揚げのそぼろ和え、みそ汁、かき」でした。
    柿は世界中に約500種類あり、生産量は中国が世界1位です。浜松市でも、「次郎柿」という品種の柿が作られています。柿には、甘みが強くてそのままおいしく食べられる「甘柿」と、渋みが強いために渋抜きをしてから食べられる「渋柿」があります。「次郎柿」は、甘柿の一つです。渋柿は、干すと渋みが抜けて甘くなるため、干し柿にして食べられます。
  • 校:地域の方が積極的に学校教育に関わろうとしてくださっているので、神久呂の子供たちは恵まれていると思いますよ。

     

    会:はい。

     

    校:夢講座で来てくださる地域の方からも「学校へ来るのが楽しみだ」というお声を聞きます。「教える場をつくってもらえてありがたい」と。

    子供からしてみたら教えてくださってありがとう、ということでお互いにとって良い関係が築けていると思いますね。

     

    会:役に立っているという感覚は、年齢関係なくうれしいものですもんね。

      

    校:今、地域の方に教えてもらった経験をもつ子供たちが大人になった時に、「子供の頃に地域の方が教えてくれたな」という感覚があれば、またさらに下の世代や、神久呂の子供たちに何かしてあげたい、という気持ちが生まれるかもしれません。

     

    会:子供たち、とても素直ですよね。

     

    校:そうですね。神久呂の子供は、あいさつもよくしてくれるんですよ。

    けがをした時には「おだいじに」とか、風邪をひいたときには「治った?」と声を掛けてくれます。地域全体で優しい心、素直な心が育っているのかなと思います。

    地域の方がよくしてくれたという思い出は、ずっと子供たちの心に残っていると思いますね。

     

    会:そうですね。

     

    校:神久呂は神ヶ谷小学校、大久保小学校の時代から伝統ある地域ですね。

    戻れる場所があるということも、子供たちにとってはとてもありがたいことだと思います。

     

    会:自分は初めて神久呂へ来たときに冷たいな、と感じたんです。そのかわり、仲間に入るととても大切にしてくれるという
      か。閉鎖的なところもありますけど、本当にやさしいんです。

     

    校:来年度、神久呂小は開校150周年を祝う年なんですよ。

    自分たちのおじいさんやおばあさん、ひいおじいさん、ひいおばあさんも昔の神久呂小や神ヶ谷小、大久保小に通っていたんだよ、というところで子供たちに何か感じ取ってほしいなと思いますね。

     

    …………………………………………………………………………………………………つづく

    取材:令和475日神久呂小学校校長室にて

    校長:山田英明先生

    PTA会長:川尻尚純さん

    企画・撮影:PTA広報部 石田里江、野沢亜紀、松下香

    構成・編集:PTA副会長 菊池千波

  • 1年生は、図画工作科で「カラフルいろみず」の学習をしました。ペットボトルの蓋に絵の具をつけて、『自分だけの〇〇ジュース』を作りました。「赤と青を混ぜたら紫になったよ!」「緑色のメロンジュースができたよ!」と、発見がいろいろとあった子供たちです。
  • 昼休みに「神久呂青空子ども会ソフトボール」の皆さんの表彰を体育館で行いました。
    6年生と5年生以下の皆さんの表彰がありました。これからも頑張ってくださいね。
  • 会:コミュニティ・スクールの実際の活動としては、これから人を集めていくところでしょうか。

     

    校:そうですね、地域や学校によっても取り組みの状況はまちまちですね。

     

    会:まずは、どのような取り組みをしているのか、たくさんの人に知ってもらうことからですね。

     

    校:そうですね。

    今、学校でこういった授業をしたいとなった時に、地域の方から様々なアドバイスをいただいています。具体的ですし、すぐに取り組めるものもたくさんありますよ。

     

    会:コミュニティ・スクールの取り組みは、今年始めたものなんですよね。

     

    校:はい、今年が初年度なんです。

      神久呂は地域にまとまりがあって学校への協力体制ができているので、初年度でもかなりの取り組みができています。地域の皆さんが、日頃から学校に関心をもってくださっているおかげだと思っています。

     

    会:コミュニティ・スクールでやっていることが、PTA活動とかぶっている部分もあるように思います。

     

    校:そうですね。かぶっているというか、コミュニティ・スクールの中に学校運営評議会があり、PTA活動がありという感じですね。子供たちを地域で育てていくために、それぞれの立場や組織をうまく活用したいところですね。

     

    会:神久呂地域には、学校教育に積極的に関わりたいと思っている年配の方が多いように感じているんですが、うまく学校とつながるといいなと思いますね。

     

    校:今はコロナ禍ということでいろいろとためらう部分もあるかもしれませんが、収まってきたら、地域の方からそういった積極的なお話も学校へ出していただけたら大変ありがたいなと思います。

     

    会:学校の教育理念と合致して、コミュニティ・スクールが盛り上がってくるといいですね。
     

    …………………………………………………………………………………………………つづく

    取材:令和475日神久呂小学校校長室にて

    校長:山田英明先生

    PTA会長:川尻尚純さん

    企画・撮影:PTA広報部 石田里江、野沢亜紀、松下香

    構成・編集:PTA副会長 菊池千波

  • 今日の給食のメニューは、「パン、牛乳、オムレツ、ポテトビーンズ、アルファベットスープ」でした。
    今日のポテトビーンズは、大豆とじゃがいもを揚げ、和えて作ってありました。豆は、体をつくるもとになるたんぱく質や、血をつくるもとになる鉄分、おなかの調子を整える食物繊維などを多く含んでいます。子供たちにたくさん食べてほしい食品です。また、ポテトビーンズはカミカミメニューでした。よく噛んでいただきました。
  • 2年1組は4時間目、図画工作科の授業で「音作りフレンズ」を行いました。前時には、それぞれが持ち寄った材料を使って、オリジナルの楽器を作りました。そして今回は、楽器から鳴る音に合わせた飾り付けを考えました。「おせんべいみたいな音」や、「秋のものを使った秋っぽい音」など、子供たちは音から想像を膨らませて飾り付けをしていました。
  • 今日の給食のメニューは、「ごはん、牛乳、さつまいもとのりのかき揚げ、豚汁、パインアップル」でした。
    さつまいもとのりのかき揚げに使われているのりは、浜名湖でとれたものです。浜名湖の南部には、のりの養殖場が広がっています。浜名湖と言えば、うなぎの養殖が有名ですが、のりの養殖はうなぎの養殖よりも古い歴史があります。浜名湖のりは、鮮やかな緑色と特有の強い磯の香りが特徴です。
  • 校長先生は何のスポーツをされていたんですか。

     

    校:わたしも、実はバスケをずっとやってたんですよ。

     

    会:神久呂中学校の校長先生も、バスケをやっていたそうですよ。つながりがありますね。たまたまですけど、協力していた
      だけそうでありがたいと思います。

    先ほど、コミュニティ・スクールの話が少し出ましたが、コミュニティ・スクールで部活を見ていただける方を募るということはしないんでしょうか?

     

    校:それは、ちょっと違うんですね。

    コミュニティ・スクールというのは、あくまで学校の教育目標である「気づき・考え、行動する子」の実現のために学校側が地域の方に理解していただいて、一緒に子供たちを育てていこうとするものなんです。

     

    会:そうなんですね。

     

    校:コミュニティ・スクールで地域の方と関わる中で、子供たちはいつもとは違う授業・活動の楽しさを味わっていますね。

    地域の方も実際に学校に来て、子供たちに教えたり伝えたりということを通して、やりがいや生きがいのようなものを感じていただけているのかなと思っています。

    地域の方と学校が手を携えて教育活動を行っていこうとする、大事な取り組みですね。

     

    会:なるほど。

     

    校:この学校教育目標「気づき・考え、行動する子」は平成9年に制定されたそうです。25年くらい変わっていないんですよ。

    今、神久呂出身の30代~40代の方から下の世代は、この学校教育目標の中で育ったわけで、ある意味、地域の教育の基盤になっていると思います。中学校にも似たような感じの学校教育目標があります。

     

    会:はい。

     

    校:自己有用感という言葉があります。子供自身が「自分を必要とされている」と感じることですね。

     

    会:教育現場でよく聞かれる言葉ですよね。

     

    校:学級の中にも、地域の中にも居場所があるというか、そういった感覚を育てていこうということは、小中学校共通のテーマですね。

    コミュニティ・スクールの会議も、そういった共通した認識の中で行われています。

    学校がずっと続いていく中で、学校教育目標は変えずに基盤となっていることは間違いないですね。

     

    …………………………………………………………………………………………………つづく

    校長:山田英明先生

    PTA会長:川尻尚純さん

    企画・撮影:PTA広報部 石田里江 野沢亜紀 松下香

    構成・編集:PTA副会長 菊池千波