令和4年度より入野小学校は、
コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)
を立ち上げています。
これは、学校と地域住民の方が力を合わせて学校運営に取り組む仕組みのことです。
学校運営に地域のみなさんの声を生かし、一体となって
特色ある学校づくりを進めていくことができるようになります。
4月28日(木)には、第1回入野小学校運営協議会を開催しました。
はじめに、教育委員会の方から、
「浜松市が目指すコミュニティ・スクール」の説明がありました。
それは、各学校の最大の応援団となること。
今は、予測困難な時代。そんな中を生き抜いていかなければならない子供たち。
そんな子供たちに豊かで多様な学びを用意したり、学校だけでは味わえない体験を支援したり・・・。
子供たちの学びや育ちを一番近くで応援できるのがコミュニティ・スクール。
教職員は、数年で入れ替わってしまうけれど、地域の方は、そこにいる・・・持続可能である。
次に、今年度、学校運営協議会委員となった9名(1名欠席)の方の自己紹介がありました。
委員となったのは、本校の卒業生だったり、本校にお子さんが通っていた方だったり・・・
なかには、親子三世代が本校卒業生という方も!
入っ子たちと密接に関係していたり、入野地区のことに詳しい方ばかり。
とっても頼りがいのある方々です。
協議会を円滑に進めていくため、委員長と副委員長の選出を行いました。
満場一致で、鈴木さんに委員長を、山田さんに副委員長を引き受けていただきました。
ありがとうございます。
いよいよ、協議開始です。
最初に校長より学校の運営方針についての説明がありました。
本校は、創立150年目を迎える伝統校。
佐鳴湖周辺の環境、学習素材が豊富にある。
そんな中、優しく、目標に向かってがんばる子供たちが多い。
子供たちには、思いを伝える力を伸ばし、失敗を恐れずに立ち向かう心の強さを育んでほしい。
体力の低下を防いで、心も身体も健やかに育ってほしいと願っている。
「温かいあいさつが響き合う入野小学校」を合言葉に、
発達支援教育を核とした学校経営の推進をしていきたい。
子供たちの応援団として力をお貸しいただきたい。
そして、ぜひ、職員の応援団にもなっていただきたい。
入野小では、すでに民生委員さんたち、母親ボランティア、父親ボランティア、
読み聞かせボランティア、そして入っ子サポーターのみなさんを始めとする
多くの方からの応援をいただいている。
これまでのものを生かしながら、焦らず、じっくりと取り組んでいきたい。
これに対し、委員のみなさまからも、様々な御意見を伺いました。
・コロナ禍の中、苦労されている。やりたいこと・・・でも、やめていることがある。
・ふわふわ言葉を学校で教わっていることがありがたい。一方的ではなく、相手に分かる言葉についても。
・なかよし学級の子たちへの支援が手厚い。
・「よく分かる入野小」(保護者向け)は、とてもよい。
だからこそ、紙面を作るだけでなく、それを具現化する取り組みが必要。
参観会などに持ってきてもらい、保護者に感想を問いかける。
・早寝、早起き、朝ご飯・・・よい知恵を持っている人の情報を共有できるとよい。
協議の結果、本年度の学校運営方針に対しては、異議なく承認していただきました。
その後、入野小コミュニティ・スクールの進め方について協議。
何か学校のためにできることはないか
学習支援に限らず、安全のため、登下校に関わることでも。
例えば、PTAの旗振りの人数が足りなくて、困っている、それを何とか解消するなど。
アイデアは思い浮かぶ。その実現のために何をどうするのかをみんなで話し合いたい。
必要に応じて、会を招集し、随時、取り組めることを検討していくとよい。
そして、地域の子供のために学校と一緒になって、今年度何か1つやれるとよいと思う。
次回会合までにアイデアを温めておき、そこで協議する。
夢育やらまいか事業についても協議。
よい取り組みがあれば、積極的に実施を。
外部からの講師を招いて話を聞ける機会は、特に積極的に設定してほしい。
協議の結果、上記の内容が承認されました。
そして、次回会合は、10月6日(木)14:00~開催することを確認して、終了しました。
委員のみなさま、熱心な協議をありがとうございました。
これから、入野小の子供たちの健やかな学び、成長のために
どうぞお力添えをお願いします。