9月15日(木)の5,6時間目。
昨年度に続き、素敵なこの方が、再び入野小に来てくださいました。
ぺんぎん村水泳教室、そしてメディカルフィットネスLEN(入野町)を運営されている
伊藤裕子さんです。
伊藤さんは、昨年度の7月に、オリパラ教育推進事業の一環で
入野小学校にお見えくださり、そのときの6年生にとても素敵なメッセージをくださった方です。
昨年度の6年生の講話の様子(自分で限界を決めない・・・LEN伊藤さんをお迎えして)
伊藤さんは、今年の6年生にも、力強く素敵なメッセージをたくさん伝えてくださいました。
終始貫かれていたテーマは、
・自分には、「可能性がある」
・自分には、「価値がある」
・自分の夢は「叶う」
6年生は、伊藤さんとの時間の中で、今の自分を振り返り、
これから生きていくための大切なヒント、そして大きなエネルギーをいただきました。
伊藤さんは、ぺんぎん村水泳教室で、これまで多くの障害のある子供たちに
泳ぐ喜び、泳ぐ素晴らしさをたくさん伝えてこられました。
そして、彼らの可能性を引き出す指導をなさってきました。
昨年度パラリンピックで金メダルをとった鈴木孝幸選手もその1人。
「本人がやりたいと思えば、どんな障害があっても受け入れる。」
「障害のある人もない人も一緒に活動できる。」
そんなやさしい社会になることを願いながら、強い信念で指導を続けてこられたそうです。
ゲームを取り入れながら、
普通でいようとする努力ばかりしていたら、どれだけ自分がすごくなれるのかに気付くことができない。
自分が気付かない隠れた能力、潜在能力の引き出し方が分かれば、だれにでも可能性が広がる。
ということを、6年生に分かりやすく伝えてくださいました。
休憩時間には、自然と伊藤さんの周りに子供たちが集まっていました。
自分で自分に「自分はできる。やれる。もっと行ける。えらいぞ自分。」
周りの人にも「君ってすごいね。君ならできるよ。」
と肯定的な言葉で話しかけることが大切。
人は、自分が聞いた言葉、掛けられた言葉によって作られていく。
自分で自分に否定的な言葉をかけたり、思い込みで自分にブレーキを掛けたりすることはやめよう。
お互いが認め合えることは、本当の幸せにつながる。
お互いが認め合えるようになれば、入野の町は、強くて優しいまちになる。
そして、たくさんの笑顔が生まれる場所になる。
私は、入野町を信じている。
子供たち、食い入るように真剣に話を聞いていました。
伊藤さん、今年も素敵なメッセージをありがとうございました。
きっと、伊藤さんのお話を聞いたこの子たちは、
これから自分や周りの友達の可能性を信じて、頑張っていくことと思います。
そして、壁にぶつかったとき、それは次のステップへの扉だと考え、
どうやってその扉を開けるか工夫していくことと思います。
どうぞ、お身体に気を付けて、そして、また入野小に、入野小の子供たちに会いに来てください。