5月27日、島田ローズアリーナで、県大会1回戦が行われました。相手は強豪の島田商業高校です。会場には「ガンバレ」の横断幕と折り鶴が掲げられ、保護者の皆様がたくさん応援に駆けつけてくださっていました。試合前からコート上では選手たちの元気な声が響き渡り、観客席からの保護者の声援と共鳴し、会場は大きな盛り上がりを見せていました。第1セットは、強豪の島田商業高校にリードを許す苦しい展開でしたが、選手はお互いに声を掛け合って必死でボールを追いかけます。19対25で1セットを失いましたが、選手の熱い戦いぶりに、心が動かされました。第2セットに入っても相手の勢いが止まらず、一時は大きくリードを許しました。しかし、誰一人あきらめていない市立高校は、保護者の大声援にも背中を押され、怒涛の追い上げを開始しました。みんなでボールをつなぎ、みんなで粘り強くプレイし、コート上で躍動した市立高校は、何と何と逆転し、24対23とし、セットポイントを迎えました。その後は一進一退の攻防が続きました。結果は惜しくも25対27となり、敗れてしまいましたが、最後まであきらめない選手の姿勢に、胸が熱くなりました。