5月28日、富士川緑地グランドで、県大会準々決勝が行われました。前日は5回コールド勝ちでこの日を迎えた市立高校の相手は、選抜優勝校の聖隷クリストファー高校。本校ソフトボール部の愛称は、「チームひまわり」。ベンチに掲げられた折り鶴の中央にはひまわりがにこやかに微笑んでいます(写真)。保護者の皆様もたくさん応援に駆けつけてくださっていました。試合は、本校が初回に1点先制すると、3回に2点入れられ逆転を許し、続く4回に1点を入れすかざず同点に追いつくという手に汗握るシーソーゲームとなり、7回を終了し、2対2の同点。ついに、タイブレーク方式(ノーアウト2塁から開始)での延長戦となりました。「チームひまわり」は、どんな緊張の場面でも、常にさわやかな笑顔でチームメイトと励まし合ってベンチやグランドで躍動していました。試合は、紙一重の勝負となり、3対4で惜しくも敗れましたが、2チームとも全てを出し尽くした戦いに、両チームの応援席から、大きな拍手が沸き上がりました。そして、両チームの健闘を称えるかのように、今まで雲で隠れていた富士山の頂上がわずかに姿を見せるという奇跡が起こりました。心震わせる試合を見せてくれた「チームひまわり」に感謝の気持ちでいっぱいです。愛情いっぱいの顧問の先生のレポートもお届けします。