【1年】 あきまつりをしよう①

2023年11月15日
     生活科の学習で、「あきまつりをしよう」と取り組んできました。
    「あきまつりに、どんなことをしたいかな。」1年生みんなで考えました。始めのイメージは「かき氷。」「金魚すくい。」「りんご飴。」でした。「それ、神社の夏祭りみたいだね。」と言う子もいて、秋にはどんなものがあるのか、校庭を歩いて確かめたり、公園で遊んだ時に見付けたものを話し合ったりしました。
     「どんぐりがあったよ。」「きれいな葉っぱもあった。」「すすきがあったよ。」と、秋になって見られるようになったものを次々と見付け、それを生かしておまつりをしようと考えるようになりました。
     「どんぐりレースをしたいな。」と考えたグループは、ドングリが転がるようにコースを作るのに大苦戦。途中、あきらめそうになりましたが、「斜めにすれば、転がるよね。」というヒントだけで、考え直し、新しいコースを作り出しました。
     「くじ引きをしたい。」と考えたグループは、小さなどんぐりに「あたり」「はずれ」を書き入れ、みんなが喜んでくれそうな景品を作りました。見学させてもらったわかば学級のあきまつりであった、当選したときの「カランカラン。」となる音を気に入り、自分たちも、ドングリでマラカスを作って盛り上げることを考えました。
     「どんぐり迷路」も力作です。仕切りを何で作るか、どう付けるか、という問題に悩まされ、何度もやり直しながら、ドングリをボンドで付けたり、新聞紙を折り曲げて付けたりする方法を考え出しました。
     「ススキうどん」では、うどんだけでなく、ドングリゼリーも用意しました。こだわりは、小枝で箸を作ったことです。今日は雨降りで用意できませんでしたが、緑の草も用意して、ネギ入りのうどんも作れます。
     他にも、ドングリごま、釣り、アクセサリー、ツリーのオブジェなど、子供たちが考えたものが用意されています。
     今日は、初めてお互いのコーナーで遊びました。やってみて、「もっとドングリを使って遊べるようにしたい。」「釣りの魚を用意したい。」と、工夫したいことに気付き、さらにバージョンアップを目指して取り組むことになりました。