4年生防災マップ作り~地域とともに~

2022年11月21日
     砂丘小学校運営協議会では、「子供の主体性を育てる『新しい避難訓練』を目指して~地域とともに~」というテーマで、防災教育に取り組んでいます。今日は、その一環として地域の方とともに4年生が防災マップ作りの調査に出掛けました。校区の調査を通して、学区の避難場所、危険個所を把握し、災害時の行動に役立てる知識を養っていくことがねらいです。
     まずは、ボランティアの方の紹介、そしてグループでの役割分担や調査の目的を確認した後、グループごとに調査に出発しました。今日は砂丘自治会、卸本町自治会から6名の方が参加してくださいました。そして、それぞれの自治会が、この日を迎えるにあたって、事前に危険個所等を下調べをしてくださっていました。
     通学路には、倒れてきそうなブロック塀など危険個所がたくさんありました。工事現場の壁や車両も、もしもの時には危険箇所となります。
     避難タワーの上の備蓄用品を見せていただいたり、津波避難用階段のドアの開け方を教えていただいたりしたグループもありました。
     1時間の校区調査では時間が足りないほど、たくさんのチェックすべきポイントがあったようです。地域の方ともすっかりうちとけ、防災に対して地域で備えているもの、話し合っていることなどについても質問をしていました。
     戻ってきてからは、一人ずつ感想を発表しました。「普段歩いている道に危険個所がたくさんあったよ。」「通学路に防災倉庫があることを初めて知ったよ。」「たくさんの空き地があって、そこも揺れから身を守る避難場所になることを知ったよ。」「危険個所はあったけれど、防災のための工夫もたくさんあったよ。」「万が一のときのために、地域の人たちが助け合っていることをしったよ。」などなど、たくさんの発見があったようです。
    「今日たくさんの発見があった。今日学んだことを4年生以外のみんなに紹介できたらいいなと思いました。」という感想もありました。今後、4年生でつくっていく防災マップを生かして、3月の防災班会では全校で通学路の確認をしていきたいと考えています。登下校中に災害が起きた時に児童の身を守るための新しい避難訓練です。その際には、是非たくさんのボランティアの参加をお待ちしています。
     今後も地域とともに、子供たちの安全を守るための活動に取り組んでいきたいと思っています。本日ご協力いただいた地域の皆さま本当にありがとうございました。

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