潮鳴祭を振り返って

2011年11月23日
     先日行われた『潮鳴祭』の感想を紹介します。今回はグランプリをとった3年1組の生徒の「潮鳴祭を振り返って」です。


    <みんなでつくりあげた歌>

     僕は今まで潮鳴祭の合唱コンクールで賞をとったことがありませんでした。なので、中学校生活最後の今回の合唱コンクールでは、絶対に優勝したいと思っていました。しかし、練習ではあまり思うように合唱ができず、不安になったりもしました。そして迎えた本番、少し緊張したけど、今まで練習の時に注意されたポイントに気をつけて精一杯歌いました。他のクラスも上手だったので、とても不安だったけど、グランプリをとることができたので、とてもうれしかったです。実行委員の育未君や翔悟君、光生君、指導して下さった先生方に感謝したいです。
     これからは受験があるので、勉強に集中していかなくてはなりませんが、今回の思い出をわすれずにがんばりたいと思います。本当に充実した最高の潮鳴祭でした。クラスみんなで歌をつくりあげることができ、とても感動しました。
    3年1組男子



    <過程が大事なんだ!>

     僕にとって今年の潮鳴祭は昨年、一昨年とは比べものにならないくらいの感動を味わえたと思う。なぜなら、中学校生活最後の年の潮鳴祭で、グランプリをとれたからだ。僕たちがグランプリだと結果が発表されたときには3年1組全員で喜びを分かち合った。そのとき、僕はこれまで練習してきた日々を流れるように思い出していた。
     練習を始めたばかりの頃は何となくでもいいから一人一人が歌おうとしていた。しかし、練習を重ねるうちに「面倒くさい」と思う人が出始め、それがだんだんと増えていった。練習に参加しない人、口パクの人など、そんな人が増えていった。そのことに実行委員やパートリーダーは頭を悩ませていたが、最後まであきらめず、呼びかけ続けていた。そんな実行委員やパートリーダーの努力を見て、僕は誰よりも一生懸命に歌うことを心がけた。そんなこんなで潮鳴祭が近づくにつれて一人一人が意識を高く持つようになり、僕たちの合唱の完成度は100%に近づいていった。そして本番、そのときの合唱は練習の時よりも良かった。自分たちの声に自信を持って歌うことができた。それがグランプリにつながったと思う。
     練習を重ねるという過程、本番の一回勝負、どちらも大切だが、感動を味わうため、そして結果を出すためには、より過程が大切だということが今回の潮鳴祭でよく分かった。このことを忘れずに次の目標の高校入試へ向かっていきたいと思う。
    3年1組男子




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