本年度最後の交通教室は、それぞれ1つ学年上がった時を想定しての実施でした!
今日は、年少さんも年中さんと一緒に外を歩きます。年少さんは、前回までは親子で一緒の安全指導だったので、子供だけでは初体験。年中さんは、近くで年少さんがいたので、知っていることをたくさん発表していました。
まずは、年少・年中で交通指導員さんから道路の歩き方を教えてもらいました。「路側帯のない道路では、道路の右側か、左側か、どちらを歩くといいでしょうか?」ちょっと難しい質問だなと思ったのですが、何と年中さんが、「右側!だって前から来る車が見えるから!」・・・と素晴らしい回答。いろいろなことが良く分かってきた年中さんでした。
室内で手を上げて横断歩道を渡る練習、止まってくれた運転手さんにお礼を言う練習をしていざ外へ…。
小学校の北門から中学校側へ…。押しボタン式横断歩道の渡り方もしっかり教わってありました。青に変わって「手を上げて、右、左・・・」と、もたもたしていると横断信号が点滅してしまうので、判断して渡るタイミングが難しいなと思いました。子供だけで横断歩道を渡る緊張感が伝わってきました。
10時頃からは、年長さんの時間。部屋では「1年生のお道具箱」が出て来て、道具を開けると「道路の模型」、カスタネットを開けると横断信号機…というように、指導員さんたちが手作りの教具で、子供たちの気持ちを掴んで指導してくれました。年長さんも次々と出てくる教材が楽しくて、内容も良く分かったと思います。そして、来年から雨の日も一人で登校するので、傘がある時の歩き方について勉強しました。傘を差したり畳んだりする時の注意もいろいろ教えてくれました。
3人の年長さんがいよいよ本物の道路での歩行訓練です。傘をさして歩くので、地域の「見守り隊」の3人の方も練習に参加してくださいました。まずは、自分の力だけで横断する練習。お母さんたちには少し離れた所で見守っていただきました。中学校の南門の所で傘をさして幼稚園まで歩きます。傘をさすと急に回りが見えにくくなります。少し傘を高く上げて安全に注意して渡りました。園内に着くと、安全に傘をしまって訓練は終了。教室に戻ってもう一度指導員さんたちから指導をしてもらいました。さて、自分一人で道路を歩けるでしょうか?まだまだ練習が必要そうですね。