「言葉」の領域の一環として実施している「わくわくタイム」も年長さんは4回目となりました。自分の名前が書けるようになった年長さん。これからいろいろな事ができそうですね!
公立幼稚園では、座学のように字を覚えたり練習したりはしていません。教育要領の「言葉」の領域では、遊びを通して言葉(文字)に興味をもち、相手の話を聞いたり、思いを話したり、大切な事を伝えたりして言葉に親しみ、日常生活の中で文字などで伝える楽しさを味わわせていくよう示されています。年中さんは今回が2回目。筆使いの遊びをしながら、止め、払い、はね、折れなどの感覚を体験したり、文字集めをしたりして、文字に興味や・関心をもつ遊びを進めています。
年中さんには、「画面全体は海。波や泡ぶくや、貝や…いろいろな海を筆の折れや〇を使って描いてね!」こんな指示が出ました。大人ではこの指示では何も描けないかもしれません。子供たちはあっという間に画用紙に描いていきました。実は大切なのは、遊びながら筆づかいを覚え、文字を書く動作を自然にできるようになること。次回が楽しみになってきました。子供たちから「もう1枚描きたい!」との希望もあり、今度は海の中か、海の上をイメージして描きました。
次は年長さん。前回は自分の名前のひらがなを教わりました。今日は、鉛筆で自分の名前を書いてみました。「あ」とか「お」とか「み」は園児には難しい形。お手本をなぞって何回か書いたら、形になってきました。君子先生から花丸をもらうと嬉しくなって何回も書きました。さすが年長さん。これからは自分の名前は自分で書けるようになりました。次は、友達の名前や先生の名前も書けるようになると楽しいね。また遊びましょう!