【藤島先生からのメッセージ】
皆さん、こんにちは
インターンとして、3週間、天竜中学校で学ばせていただき、本当にありがとうございました
私はこの3週間で、先生方はもちろん、生徒の皆さんから多くのことを学びました
本当は、全クラスをまわって一人一人の目を見て話したかったのですが…
今日はインターン最終日なので、皆さんへの感謝とともに私が今一番伝えたいことを全校に向けて話させていただきます
私はもともと人前で何かをすることが本当に苦手で、中学生の頃も授業中に手を挙げることすらできませんでした。
今でも人前に出て何かをするときは、手も足も震えるし、緊張して顔や耳も赤くなり、どこかへ隠れたいと思ってしまいます。
それでも先生になりたい、いろんな人と関わりたいと思うのは、これまで私が出会った人たちが大切なことを教えてくれたからです。
幼い頃から私は何かで賞を貰ったり1位になったりと、誰かと競って評価を得る、良い結果を出すことが楽しくて、勝つこと成功することに意味があると思っていました。
しかし、いろいろと経験していくうちに、私を応援してくれる友達も先生も、結果を出した私が好きで、私自身には何の魅力も無いのでは…時々そんなことを思うようになりました。
これまで出会った人たちは、いつも
私以上に私のことを信じ、応援してくれました。
そして、それに気づくことができたのは、
成功だけでなく失敗があったからです。
成功したときには、私より喜び、失敗したときには私より悔しがりながらも、温かい言葉をかけてくれる人たちがいたから、失敗してしまうことでさえも、大切なことだと思えるようになりました。
そこから少しずつ上手くいかない自分を許すことができ、それよりも、この感謝を伝えるために、私も誰かにとっての支えになりたいと、人とどんどん関わるようになりました。
私が今、話したことは、伝えたいことのほんの一部分でしかありませんが、
少しでもみなさんが自分自身のこれまでの出会いを思い出し、温かい気持ちになりますように、一歩を踏み出すことは怖くないと思えますように。
今日も明日もずっとずっと皆さんの幸せを願っています。
聞いていたいただき、ありがとうございました。