• 倫理研修で意識向上

    2024年11月21日
       校内では、教職員の研修の時間を計画的に設け、授業改善や生徒指導等をテーマに研修を深めています。今回は、教職員の勤務・服務に焦点を当て、法をもとに正しい在り方を確認しあうことで、健全な教育活動ができることを目的に研修をしました。
       今回の研修は、体罰・セクハラ・パワハラ等の不適切な行為に関する事例研修を行いました。示された事例をもとにワークショップを行って、登場するそれぞれの人物の心情を考え、自分事として課題に向き合いました。対生徒だけでなく、同じ職場に勤める教職員間でも、セクハラやパワハラと考えられる行為は厳に慎まねばばりません。一方で、「これくらいなら大丈夫ではないか」とか、「この程度でも、いやだと感じる人はいるんだな」等、これまであいまいな価値観でとらえていた心情を、相互の意見交換で知ることができたことは、成果だと感じました。不快にさせる、あるいは不快に思わせる行動・言動は、人により捉え方が違います。許容できる範囲も、人それぞれです。その点は自覚し、意識した行動が求められます。
       ただ、大切なことは、信頼関係を日ごろから構築しておくことです。びくびくしながら人と人とがかかわるのはさみしいものです。それぞれの人柄を知り、理解し、信頼できる関係性を作って安心できる学校を目指したいと考えます。今回の研修は、そうした意識を高めることにつながると信じています。
    •  2年生の理科では、電気について学習しています。電気は目に見えないため、学習を把握する時に分かりにくさを感じる生徒も多いのではないでしょうか。今回の授業では、電気の流れ(電流)を見えるもので例えようという内容でした。前時には、直列と並列でそれぞれつなげた場合の電力量を調べて、表にまとめました。すべてのグループの調査結果を並べてみると、規則性があることに気づきます。そこで、電流を川(水)など目に見えるものに例えて、規則性に則り、電力量の変化を図で説明する内容でした。各グループでは意見を交換し、タブレットに入力して、「教師へ提出」にクリック。すべてのグループから提出された図は、各自のタブレットで見ることができ、自分達のまとめ方と比較することができます。そこからの気づきが、学びを深めることにつながります。協働的に学ぶ形の1つです。今日の授業で、電気に対する見方、とらえ方が変わった生徒も多いことでしょう。
       様々な学習方法を工夫して、生徒に分かりやすく効率の良い授業を提供できるよう、教員も頑張っています。
    • 遠州綿紬で小物つくり

      2024年11月20日
         2年生の家庭分野の授業では、布を用いた製作活動を行っています。本校では、「遠州綿紬」を使って、小物製作に取り組んでいます。まつり縫やなみ縫い、玉止め等々、縫製の基礎となる技能を活用し、手縫いを中心とした製作です。これらの技能はすでに小学校でも学習していますが、久しぶりにやってみるとなかなかうまくいかず、苦労している生徒も見られます。中にはすいすいと製作が進み、他の生徒に教えるゆとりのある生徒もいて、和やかな雰囲気で授業が進んでいます。完成が待ち遠しいです。
         ご存じの通り、遠州綿紬は本地域を含む遠州地方で古くから伝わる織物です。綿花栽培が盛んに行われていたころ、綿紬が一大産業としてこの地域に根付きました。しかし、時代の流れとともに衰退し、一時は消滅の危機に。そんなときに、受け継ぐべき若い世代が立ち上がり、綿紬の文化を伝承しようという流れができました。市内の中学校では、遠州綿紬を「伝統文化の継承」とも関連させ、紬の風合いや手触りの心地よさ等、布が持つ特徴を伝えながら、授業に活用している学校が多数あります。販売店側も努力し、綿紬を使ったブックカバーやポーチ、スリッパ等々を製造して、今では、百貨店や雑貨店等でも購入でき、かなり身近な存在となっていると感じます。
         多彩な縞模様が今どきの世代にも受け入れられるなど、時代のニーズと融合しながら、遠州地域の素晴らしい文化がつながっています。今回製作した小物を大切にするだけでなく、遠州綿紬に益々の関心を寄せてほしいと願います。
      •  後期生徒会がスタートして1か月が過ぎました。本格起動する時です。新メンバーには、大きな期待を寄せています。
         さて、生徒会本部役員および専門委員長が集まり、校長に抱負を述べる機会がありました。それぞれの立場で、後期生徒会をよりよくするための自分の目標を語ってくれました。生徒会長からは、公約である「防災の取り組み、校内ルール見直し他」を確実に成し遂げていくことが語られました。本部役員メンバーは、会長の意思を尊重して補佐役を務めるとともに、生徒会メンバーとして自分が見られていることを自覚し、行動をしていきたいと語られました。専門委員長からは、これまでの委員会活動を見直し、続けていくことと、改訂し新たに取り組むこと等を、自己の思いに重ねて語ってくれました。
         校長からは、「いのちの教育」を重点とする学校運営に重ね、生徒会にもいのちを大切に行動できる新津中になるために、それぞれの立場でできることを成し遂げてほしいと伝えました。生徒会担当職員からは、具体的な対策を立てること、他の委員会と連携して活動を推進する工夫をしてほしい 等の願いを伝えました。
         中学2年生が中心の生徒会メンバーです。経験不足を補うためには、とにかく多くの人の意見を聞いたり、相談したり、連携したりする必要があります。生徒会専用のボックスも設置されています。活発に意見が出され、それら意見を踏まえて、新津中ならではの企画を立て、実践してほしいと思います。生徒会役員という立場に立たねばできないことはたくさんあります。やりがいを感じて、自分の任務に果敢に当たってほしいと心から願います。
         
      •  先週末は、2学期末テストを実施しました。今日は1校時からテストの返却・誤採点の確認が行われていました。頑張った成果が表れた生徒と、頑張ったはずなのに成果として表れなかった生徒がいて、さまざまな表情が見られました。授業の中では、自分の解答をじっくりと確認する時間が設けられていました。家庭でもご確認ください。
         肝心なのは、テスト後の振り返りを確実に行い、自己の課題を明確に持つことです。課題がつかめたら、後は解決に向け努力あるのみ。各学年では、学力向上のために問題集を展示したり、個々の課題に応じたテキストを紹介したりして、自らの判断で学力を伸ばすように促しています。放課後は部活動の時間も短縮され、今は家庭学習が充実する季節。学力向上に気合を入れて取り組んでほしいものです。
         
      •  16日・17日の土日は、新津協働センターまつりが開催され、本校生徒も協力をさせていただきました。まずは、ボランティア参加。校内で募集した生徒が、受付を中心に訪れた地域の方への声掛けや手助け等を行いました。次に、作品展示です。美術作品を複数展示させていただきました。
         盛りだくさんのイベントが用意され、それを楽しみにたくさんの方が来ていらっしゃいました。地域がにぎわっている様子がよくわかりました。いつも本校にご協力いただいている協働センター長様、自治会連合会の皆様には、敬意を表します。本校生徒もたくさん訪れ、楽しませていただいたようです。将来、企画側に立って、地域を盛り上げる役割を果たしてほしいと思います。
      • サプライズでお祝い

        2024年11月15日
           今日は2学期末テスト最終日でした。今日も午前中の4時間はずっとテストでしたから、とてもおなかが空いたことでしょう。給食のプルコギは、いつも以上においしく感じたことと思います。
           1年生は、合同帰りの会を体育館で行いました。その中で、学年職員のお誕生日をお祝いしていました。該当の職員は、人生においても節目となるお誕生日でしたから、このサプライズはとてもうれしかったでしょうし、忘れられない思い出として,心に残ることと思います。1年生の皆さん、素敵な演出、ありがとうございました。
           さて、テストが終わり月曜日からは後期の時間割に変更します。生徒の皆さんには、予定帳(若葉)を活用して、忘れ物などないよう注意してもらいたいです。また、テストが終わると気が緩むという生徒もいることでしょう。2学期後半を計画的に送れるよう、学習面ではテスト反省を生かした取り組みを期待します。3年生は県の学力調査が、2年生は浜松市の学力調査が、それぞれ月末(11月28日)に実施予定です。頑張りましょう。
        • 2学期末テスト 

          2024年11月14日
             特に3年生にとっては、今日は緊張の1日だったことでしょう。2学期末テストが、本日午前の4時間行われました。テスト日課となるため、今朝は早めに登校する生徒が多く、制服受験でもあり、張り詰めた空気が教室を漂っていました。1・2年生も同様で、制服受験、必要用具以外は教室への持ち込み不可等、いつもと違う雰囲気です。
             1日目のテストを終え、今日のテストを振り返っています。とはいえ、明日もテストが実施されます。気持ちの切り替えをして、帰宅したら明日に向けた準備を滞りなく行ってほしいと思います。まずは体調管理。明日、ベストな状態でテストが受けられるよう、万事整えてください。
             
          •  先週の読書週間から引き続き、現在、教職員がおすすめする書籍を紹介するコーナーができました。図書委員会による企画で、今年も思わず手に取りたくなる書籍が、コメントと共に紹介されています。新書から、かつてより「良本」として認められているものまで、ジャンルも様々。紹介する教職員の感性やし好が垣間見えるチョイスです。紹介された書籍は、今後図書室に配架されます。生徒にはぜひ読んでほしいです。
             休み時間には、持参の書籍を読む生徒も多数見られます。また、連日図書室には多くの生徒が足を運び、中には複数の本を借りていく姿も見られます。読書を習慣化することは、人生を豊かにすることにもつながります。中学生の時期に、多くの書籍に出会うといいですね。ご家族からもおすすめの本を紹介してあげてください。
          •  今日は気候が良く、さわやかな青空が広がりました。昼休みは、多くの生徒がグランドに出て、サッカーやバレー、散歩など、思い思いに楽しんでいました。最近グランドで過ごす生徒が増えていて、気分転換をしています。今週は木・金曜日が2学期末テストです。部活動もお休み。勉強一直線で、という生徒もいますが、軽い運動で体と心の調子を整えているという生徒もいます。汗ばむほどの陽気。風邪はひかぬよう体調管理を行って、週末のテストに向かってほしいです。

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