•  12月に入り、冬の気配が一層感じられる今日この頃。2学期も残り3週間を切りました。授業では、タブレットを用いて学びの足跡を残したり、リスニングや会話の実技テストを行ったりしています。課題の未提出など、やるべきことをやって2学期を終えられるよう、呼びかけもしています。学期末だからこそ、学習の区切りを丁寧に行いたいものです。
     さて、学校では季節の移り変わりを感じる様々な工夫をしています。例えば給食。献立表をご覧いただくと、冬が旬の食材が並び、また、冬ならではの料理や行事食も登場しています。給食室前には、ゆずが飾られました。本校職員が、家庭で収穫したものです。毎年この時期に学校にもってきてくれます。あわせて、12月21日の冬至にちなんだ「ゆず湯」も紹介されました。ゆずをお湯に浮かべ、のんびりとお風呂時間を満喫するのも、今の季節ならではですね。中学生には、季節ごとに大切にしたい「こと」、「もの」に、多く触れてほしいと思います。
  •  今日の昼休みは、多くの生徒がグランドに出て、思い思いの過ごし方をしていました。12月に入り、天気の良い日が続いています。保体委員会から、12月の目標として「積極的に体を動かそう」と示され、昼休みにはグランドに出て体を動かそうと呼びかけられています。毎日の帰りの会で、グランドに出た生徒の数を学級ごとに調査し、称揚するようです。
     今日の生徒の様子を紹介します。グランドに出た生徒は、サッカー、バレー、ドッジボール、散歩、鬼ごっこを楽しんでいました。また、ベンチに腰掛けておしゃべりに励む生徒もいました。のんびりと景色を見ながら過ごす生徒もいました。教員の中には、生徒とともにボールを追いかける職員もいて、楽しいひと時を過ごしています。13時15分には予鈴が鳴ります。気持ちがリフレッシュされて、午後の授業に向かいます。
  •  先週、3年生は県学力調査が終了しました。生徒もほっとしたことと思います。持てる力を発揮し、テストに臨んでくれたこととでしょう。お疲れさまでした。
     そんな時期でもあり、3年生は、先週金曜日の6校時にリクレーションを行いました。学年委員が企画・運営した「ババ抜き」大会。1つのグループをその他の生徒が囲むようにして、ゲームを行っていきます。みんなで楽しめるようトランプのカードを大きくし、周りの生徒にも見えるように工夫していました。周囲の生徒はプレーヤーのカードが見えるので、「ジョーカー」が渡ると思わず大きな歓声が上がります。仲の良い学年団ですから、こうしたゲームは盛り上がります。そしてみな優しいので、負けた生徒にも温かい声掛けができます。ほほえましい光景でした。3年生はいよいよ、進路決定の時となります。具体的に進路先の名称をあげ、自分の適性と照らし合わせ、絞っていきます。家族での話し合いを十分に行って、三者面談に臨んでください。
  • 小中合同保健集会

    2024年12月2日
       先週は保健週間で、小中で合同の取組がいくつかありました。その中で、金曜日には、新津小6年生と児童と、本校1年生の生徒が集って集会を行いました。
       講師にお招きしたのは、常葉大学 教育学部心理教育学科准教授 太田 正義先生です。太田先生は、日々学生への指導をされる傍ら、県内複数の教育委員会が設置しているいじめ問題に対応する委員会に籍を置かれています。浜松市教育委員会でも専門性を生かし、いじめ問題等対策専門家チーム委員として、市内で発生している深刻ないじめ問題にご対応いただいています。たいへんお忙しい中、本校にお越しいただきご講話をいただきました。
       演題は「あたたかいコミュニケーション~思春期のこころの変化~」です。思春期は、幼少期に比べこころが変化(成長)します。こころが成長すると悩み方が変わってきます。現実のことだけでなく、想像上の問題を考えることができるようになるため、「もしかしたら…」と、まだ起こってもいない問題にも悩んでしまう時なのだそうです。また、理想と現実の違いに気づき始めるため、自分や周囲との関係性に悩む時なのだとか。そういう背景もあり、思春期は自尊感情が低下しやすい、つまり、自信を失いやすい時期であるということです。その自信を取り戻すためには、あたたかなコミュニケーションが必要。相手の良いところを見つけ、相手のよいところをほめてあげることで、自信を取り戻すことになります。中学生はみな思春期。大なり小なり、同じような悩みをもっています。今回は演習を通して、見方によって見え方が変わることを体感しました。今回参加した1年生、そして新津小の6年生のみなさんは、お互いにお互いの良さを確認しあうことで、あたたかな関係性が再度構築できたことと思います。太田先生のあたたかなお話のされ方も、生徒が安心して演習に取り組めることにつながったと思います。太田先生、ありがとうございました。また、保護者の皆様にもご参観いただきました。ありがとうございました。
       ご家族からも、お子様に対し、あたたかな言葉でよいところをたくさんほめてあげていただきたいです。自信を失うことが多い中学生の時期。何気ない励ましの言葉が、お子様の行動によい影響をもたらすはずです。
    • ソフトボールの受業

      2024年11月29日
         保健体育科の授業では、ソフトボールを行っています。キャッチボールやバッティングなど、不慣れな生徒は多数いるようです。時々、グローブ操作を誤って、ボールを顔に当ててしまう生徒もいます。それでも、楽しく授業を受けている生徒の姿がほほえましく、「がんばれ」と声をかけています。
         5組では、体育館の中でソフトボールの学習を行っています。バッティング練習用のスタンドにボール(室内用の柔らかいボール)を乗せ、狙いをすまし、バットでボールを打ちます。器用な生徒はボールの芯にバットを当てるので、遠くまでボールを飛ばすことができます。守備についた生徒は捕球すると、キャッチャーを務める教員のグローブに向け、ボールを投げます。「ストライク!」が投げられる生徒もいて、感心します。まだまだ基礎練習の段階ですから、今後試合ができるまで技術が向上するのを楽しみにしています。
      •  今日は、3年生は静岡県学力調査、2年生は浜松市学力調査を実施しました。3年生は5教科、2年生は3教科(国・数・英)のテストです。昨日は各教室で、テストへの向き合い方について確認したり、担任からアドバイスをしたりして、準備を整えました。今朝は生徒の登校も早めで、気合が感じられました。さて、思い通りに自分の力が発揮できたでしょうか。感想や振り返りは、ご家庭でじっくりと聞いてあげてください。
         一方、1年生の家庭分野では、食生活の学習が進んでいます。今日は「旬の食材」について、提示された生鮮食品の分類をしました。「冬が旬のものは、鍋料理でよく使われるね。」と、分類する時のヒントが教師から示されていました。今日の給食は、「おでん」です。旬の食材を見つけることができたでしょうか。給食は旬の食材がふんだんに使われています。季節を感じながら、毎日の給食を食べてほしいです。
      • 冬の光景

        2024年11月27日
           昨夜から今朝にかけ、雨風が強まり、松葉がたくさん落ちました。落葉樹が校内には何本か植えられており、落ち葉の片づけは用務員のシルバーさんたちが、毎日丁寧に、そして繰り返しお掃除をしてくださっています。冬の光景が広がる今日この頃。ドウダンツツジの葉は真っ赤に色づき、生繁っていた桜の葉もすっかり落ちて、姿を変えています。楓の大木から落ちた枯葉は、風に吹かれて、吹き溜まりを作っています。
           校内にも、おすすめの本の紹介がオーナメントになったクリスマスツリーが、図書室前に飾られました。2024年もあとひと月。毎日を丁寧に生活し、今年の締めくくりを「有終の美」で飾れたらと願います。
           明日は、3年生は県学力調査、2年生は浜松市学力調査を実施します。生徒の皆さん、健闘を祈ります。
        • 美術作品の紹介

          2024年11月26日
             この時期になると、さまざまな授業での成果物が完成し、お披露目できる機会があります。美術科では、ジャンルも豊富に、授業で制作した作品が披露されました。技法を駆使し、色彩鮮やかに、個性豊かに、思いを込めて制作された作品は、どれも目を引くものとなっています。また、美術部からもコンクール等にも応募した力作が披露されました。
             これらの作品は、今後、市内で行われる展示会に出品し、市民の皆様にも見ていただくことになっております。まずは、12月3日から8日まで開催される、浜松市総合文化祭 展示の部で、他校の作品に並び、ご鑑賞いただけます。ぜひご覧ください。会場は、クリエート浜松です。
          •  先週末も、本校生徒が活躍する場面がたくさんありました。部活動では、野球部、男女テニス部、サッカー部が、それぞれ大会に挑みました。一人一人が活躍した大会でした。健闘に拍手を送りたいです。
             また、浜松市中学校文化連盟が主催する「浜松市総合文化祭 ステージ部門」が、土曜日、サーラ音楽ホールを会場に行われました。本校からは、3年生の2名が出場。本校教育活動の核である「LL学習」の発表を、プレゼンテーション資料とともに堂々と発表することができました。金曜日には、学年生徒の前でリハーサルを行った二人。本番は緊張感が張り詰める中でしたが、これまで熱心に取り組んできたLL学習を、自信をもって発表することができ、本人たちは安どしたことと思います。本校の特色ある教育活動の一面を、浜松の皆さんにご披露できたことに、喜びを感じます。なお、発表内容については「学校だより」でお知らせしますので、ぜひご覧ください。
          •  今年は、元日から能登半島地震が発生し、自然の脅威におびえた1年の幕開けでした。浜松市を含むこの地域では、南海トラフ地震が想定されており、常に防災の意識をもって行動することが求められています。本校においても、防災教育はいのちの教育の一環として重視しています。さらに生徒会においても「防災への取組」は公約として掲げています。
             昨日は、抜き打ちの形で、避難訓練を実施しました。通常の授業が始まり、5分ほど経過したところで、「訓練、訓練」の放送が入ります。情報を聞き取り、生徒は机下に避難、その後、放送の指示でグランドに集合します。人員点呼ののち、津波警報発令を想定し、屋上まで非難しました。本地域に津波が押し寄せるまでの想定時間は22分。今回の訓練では、20分以内に避難完了し、全員の安全確認まで終了することができました。抜き打ちではありましたが、生徒も教職員も落ち着いて行動ができ、安心しました。訓練を複数回行うことで、いざという時に「自助」の行動がとれるよう期待します。
             12月はじめには、各地域で防災訓練が予定されていますが、本校生徒も積極的に参加するよう声を掛けました。地域の中で、いざという時に活躍できるのは中学生。訓練にも真剣に取り組んでほしいと思います。

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