• 1・2年のLL学習

    2025年1月17日
       11月に行った3年生のLL発表会には、1・2年生の生徒が参加しています。3年生の姿は、下級生にとってLL学習の到達する姿(目標)と言えます。総合的な学習の時間は、3年間を貫くテーマ「浜松(静岡)をよりよくするために何ができるか」のもと、各学年の小テーマが示され、生徒は個々の課題を追究し、区切りのタイミングで学びの成果を確認する場を持ちます。成果を発表する中で、これまで学んできた様々な知識や技術を用い、自分の意見を発表します。この時、社会に貢献する「自分らしさ」が、自覚できると考えます。
       今日の総合的な学習の時間では、次週に設定された体験的な学習の時間の準備を行っていました。1年生は、市内の事業所や販売店等約40か所に、グループで訪問します。職業を通して、浜松発展のためにどんな貢献をしているのか、インタビューの内容を考えました。また、目的地までの行き方、トラブルの対応方法、社会人として必要なルールやマナー等を確認し、体験学習に向け意識が高まったことと思います。
       2年生は、14企業の事業者や関係者を迎え、働く意義や課題等をうかがいます。当然質問も考えていて、深く探究する機会となるよう準備していました。あるクラスでは、気持ちの良い挨拶やマナーができるように、プチ練習を実施。社会に通用する大人になるためには、こうした経験が重要ですね。
       両学年ともに、準備を確実に行って充実した探究活動が実施できるよう、祈っています。そのためにも、この休日は体調管理を十分にお願いします。
    • 面接練習 本格化

      2025年1月16日
         2月に入れば、県内私立高等学校入試が4日と5日に控えています。今年も多くの3年生が受検予定です。入試には、筆記と面接があります。受検にかかわらず人生において面接の機会はあり、自分をよりよく知ってもらうためのスキルを身に付けること、適切なマナーや作法を身に付けること等は、社会に通用する大人になるためにも重要なことと言えます。
         本校3年生も、面接の練習が本格化してきました。これまでは、テキストを使って志望理由や高校生活の目標など、自分の思いを言葉にして、質問に対する答えの準備を行ってきました。次のステップは、実際の面接場面を設定した練習です。3年生の各学級では、面接官役と受検者役に分かれて模擬面接をしたり、グループ協議の場を設定した練習をしてみたりと、実践的な対策を行っていました。メラビアンの法則からも、「第一印象が大事」と言われます。気持ちの良いあいさつや、適切な言葉遣いなど、日常から心掛ける生活にかえていきたいものです。
      •  3学期が始まり、2週目に入りました。授業の様子も落ち着いていて、お休み気分はすっかり抜けたようです。
         学級活動等の時間を遣い、新学期 あるいは新年の抱負や目標が書かれたカードが、校内の掲示板にあふれています。テストや成績、部活動の目標、私生活等々、1年の初めは気持ちが前向きになるものです。その気持ちを目に見えるようにしておくことで、夢や希望は叶いやすくなります。今年の終わりに、「1年の計は元旦にあり」の言葉は、正解だな と振り返られる1年にしてほしいと思います。
      •  学校給食では、生徒にとって必要なエネルギーや様々な栄養素をバランスよく提供するとともに、食育にも力を入れています。行事食はそのよい例で、先日の七草に続き、今日の給食では「鏡開き」にちなんだ「ぜんざい」が提供されました。栄養士が毎日発行する給食だよりには、今回も「鏡開き」にちなんだ話題が提供され、生徒は意味やいわれを知ったうえで、喫食しています。
         生徒の様子を見に行くと、ほとんどの生徒はぜんざいが好きで、男女を問わずおいしそうに食べる姿がありました。給食室では乾燥した豆をもどし、時間をかけてぜんざいを調理しています。ありがたいことです。
      •  昨日の給食では、七草すいとんが登場しました。例年、行事食として提供されるもの。ご家庭でも「七草がゆ」が調理されたのではないでしょうか。
         給食室前には、春の七草が並べられ、七草粥を食べるいわれ等を紹介するコーナーができました。五節句の1つ、人日(じんじつ)の節句は、1月7日。七草がゆは、お正月のお祝いを終え、ご馳走を食べすぎたことで胃腸が疲れるタイミングのこの時期に、収穫される野菜が少ないことも理由として、七草をおかゆに入れて食べたという風習が現在に続いています。学校では、手作りのすいとんが優しい味わいで汁の中に入り、胃袋も温まりました。源平なますも添えられ、まだ少し、お正月気分です。
         今月は、20日からの1週間が給食週間となります。毎日テーマにちなんだ調理が提供されます。どうぞ献立表でご確認ください。
      • 令和7年度に向けて

        2025年1月10日
           昨年末、保護者の皆様、地域の皆様(CS)には、さまざまなアンケートへのご協力をいただき、ありがとうございました。生徒や校内職員にもアンケートを実施し、今年度の新津中学校の評価と課題を洗い出し、さらに、結果からみる考察や今後の課題について、協議しているところです。
           さて、本校では次年度の教育活動について、3学期スタート時から取り組んでいます。アンケートの結果はもちろんのこと、本校の生徒の実態、本年度の成果と課題を明確につかみ、整理して、そのうえで、次年度の活動計画を決めていきます。この活動は、全職員で行います。先日は、学校職員がグループになって、本校生徒の良さや課題をメインテーマに、KJ法を用いて相互に意見を見える化しました。教科により、学年により、学級により、生徒が見せる姿は違います。学校教育目標に照らし、その実現のために、新津中の生徒をどのように育てていくか、目指す姿を明確に持つことが、まず重要と考えます。  
           今年度の力点として、「リーダー育成」に注力することを掲げました。そのため、生徒が主体的に活動できるための時間確保やカリキュラム、特別活動として取り上げる内容について、さまざまな工夫をしてきたところです。教員の感想として、①リーダーとして主体的に行動ができる生徒が、各行事により育成できた。②特に3年生は、自覚が高まっただけでなく、やってよかったと思える成功体験が味わえたことは、彼ら人生においても大きな成果ではないかと考察しました。一方で、③傍観者になってしまう生徒、指示待ちになってしまう生徒が大変多いこと、④他者を尊重しておもんぱかったり、自分事として問題解決に当たれたりする生徒が、まだ少ないこと、等が、課題として挙げられました。我々教職員から生徒に向けての働きかけの方法や内容についても、修正や改正する必要がたくさんあると、反省します。
           新津中の生徒は、とてもまじめで親和的な行動ができます。授業でも熱心に取り組める生徒が多くいます。行事に向け、練習に熱心に取り組める生徒がほとんど。まじめで一生懸命です。一方で、授業で学んだことの定着が不十分であること、家庭学習の習慣ができていないことも、大きな課題です。せっかくの学びを定着させるためには、計画的に学習時間を設定し、生活リズムを安定させることが重要です。また、読解力の低さも感じられます。活字に触れる生活を意識して送ることが必要です。
           これらの結果や考察をもとに、アンケート結果を踏まえながら、次年度の教育活動を計画していきます。「志を持ち 自分らしさを発揮できる生徒」を具現化できるよう、全教職員で知恵を絞っていきます。ご家庭では、ご家庭のルールや計画を設定して、主体的に自分自身の生活を充実させられるよう、お子様のご支援をお願いします。
        • 防災訓練を実施

          2025年1月9日
             1月7日は、始業式・学活に続き防災訓練を実施しました。火災発生時の避難について、避難経路の確認と点呼の訓練が主な目的です。校内には、理科室、家庭科室、給食室など、火気を扱う場所が複数あります。火災発生場所により避難経路は変わります。火災発生時、自分が置かれている場所によっても避難経路だけでなく、避難時の注意すべき事柄も変わってきます。年末年始のニュースでは、各地で火災が多発していると報道されました。いざという時に役立つ経験を積み重ね、命を守る最善の行動ができることを願っています。ご家庭においても、火の始末は確実に行って、安全に冬をお過ごしください。
          • メッセージいっぱい

            2025年1月9日
               今日は、1・2年生は県の学調、3年生は実力テストをそれぞれ実施しました。制服に身を包み、緊張感を味わいながら、1校時から5校時までテストに集中しました。これまでの学習の努力が、十分発揮されていることを祈ります。
               3年生が生活をする南校舎2階の掲示板を中心に、写真とともにメッセージが掲示されました。懐かしい一場面を切り取った写真に、マッチするような「元気がもらえる名言」が、ずらりと並んでいます。1つ1つ読み進めていくと、その時の思い出が鮮やかによみがえります。3年生は、高校入試等に向け、今、孤独を感じたり、不安を感じたりするタイミングかと思います。学年みんなで立ち向かう入試。これまで培ってきた絆を再確認し、一人で戦っているのではないと、励ましたいと思います。
            •  令和7年が幕開けしました。元旦は天候が穏やかで、初日の出も美しく、素晴らしい1年のスタートとなりました。今年もよろしくお願いいたします。
               今日から新学期のスタートです。元気な生徒の顔、声に、一気に学校は活気付きます。無事に新学期が迎えられたことを、全校でかみしめる一日となりました。
               始業式はリモートで実施。各学年の代表者が、画面越しに新学期の抱負を語ってくれました。希望に満ちた内容で感心しました。今学期も活気あふれる学校生活が期待できそうです。
               校長からは、へびにちなんだ話題から、巳年は縁起がよく、チャンレンジがうまくいく年であることを伝えました。さらには、「蛇に足なし、魚に耳なし」ということわざを引用し、人それぞれが持つありのままを相互に尊重しあえる学校になること、また、世界中がそうなることを皆で願おうと呼びかけました。最後に、今学期はLL学習の成果が学年相応に見えることを期待していると伝えました。本校のLL学習で求める通り、自分にしかない「自分らしさ」を見つけ、磨き、次年度に生かしていこうと話しました。1・2年生は、職業を持つ人々と直接かかわる活動を計画しています。質の高い探究活動になることを期待しています。3年生は進路実現の時です。これまで培ってきた自分らしさを発揮し、自分の進む道を確実につかんでほしいと願います。全校生徒それぞれがもつ目標が達成できるよう、本校職員全員で支え、応援していきます。
            •  本日午前中に、本校体育館を会場に、吹奏楽部の演奏会が行われました。9月に地域で行われる予定だった敬老会。台風の影響で残念ながら中止となり、本校の吹奏楽部、そして県立浜松南高校の演奏の機会が消えてしまいました。そこで両校顧問が協議し、今日の演奏会実現へとつながりました。
               今日は、地域の皆様、保護者の皆様、そして多くの中学生・本校職員が集まる中で、盛大に演奏会が行われました。14曲の演目、さらにアンコールに応える形で、もう1曲を演奏。大変盛り上がりました。中学生にとっては、高校の先輩方とともに演奏させていただける機会を得て、本当に幸せでした。また、多くの皆様に聴いていただけたことも自信につながり、素晴らしい経験となりました。
               今週の終わりにはアンサンブルコンテストが控えていて、吹奏楽部員が多数チャレンジします。今日の経験を活かし、コンテストでも持てる力を発揮してほしいと思います。
               最後になりましたが、お忙しい中ご来校いただいた皆様に、心から感謝申し上げます。吹奏楽部保護者の皆様にも、早朝よりご支援をいただきました。ありがとうございました。
               また、南高校吹奏楽部の皆さんには、このような機会を与えていただき感謝いたします。中学生にとって最高の「クリスマスプレゼント」でした。南高校吹奏楽部の皆様の今後の活躍を、心からお祈りしています。

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