•  昨日から、三者面談が始まっています。授業は午前で終了し、午後は、保護者の方と生徒、そして担任とで、2学期の振り返りやこれからの課題について話し合う時間としています。また、先日ご協力いただいたアンケートでの回答や学校での対応状況等についても説明や確認をさせていただいています。
     中学3年間は、人生において大きな変化の時であり、大きく成長する時期でもあります。新しいことにもチャレンジしますから、今までに味わったことがない壁にぶつかったり、感動や喜びを味わえたりする時です。さらに、困難なことにも挑戦し、それを乗り越えるエネルギーがみなぎる時でもあります。うまくいかないこと、つらいこと、苦しいことにも、たくさんぶつかりますが、逃げずにやり遂げることで、そのあとに待っている大きな成果を手に入れることができます。そんな時期だからこそ、大人がしっかりと支えることが必要です。逃げずに立ち向かわせる言葉を、やり遂げるための支援を、信じて見守る構えを、お子様に示してほしいと思います。そのためにも、三者面談時には担任とよく話し合いをし、学校と家庭で連携してお子様の成長を支えられるよう ご協力ください。
      三者面談の裏では、生徒は部活動に熱心に取り組んでいます。顧問不在の部も、練習メニューをもとに、部長が適切な指示を出し、汗を流しています。指導員やコーチの皆様にもお力を借り、生徒が伸び伸びと練習しています。三者面談のお帰りに、ちょっと覗いてみてください。
  •  第34回中日ジュニア体育賞 大賞に、本校3年生の男子生徒が受賞しました。選考の対象となるのは、今夏の全国中学校体育大会で入賞した静岡県西部地区の選手や団体です。複数の候補者がいる中で、水泳競技の部で全国優勝を果たした本校生徒が、名誉の最上位受賞となりました。今日の中日新聞に大きく掲載されています。
     hpでもかつてお伝えしましたが、本生徒は今夏の全国大会「男子200m平泳ぎ」に出場し、見事1位を獲得しました。そのレース展開は目を見張るもので、詳細は掲載記事をご覧いただきたいと思います。現在も各種大会や選抜選手の合宿などに参加するなど、忙しい毎日を過ごしています。一方で、学校では中学3年生ですから学業にも励みつつ、昼休みに仲間とボール遊びをするなど、学校生活も謳歌しています。将来の夢が実現することを、心から期待をし、応援しています。
  •  5組の音楽では、トーンチャイムを使った演奏にチャレンジしています。トーンチャイムは、手に持ち、前に押し出すようにして振ると、とても美しい音が出る楽器です。音階はトーンチャイム1つにつき1音。だから複数の人で演奏します。各自責任を持ち、楽譜に合わせて自分の音を出す(振る)ことで、曲を演奏することができます。音を出すとき、ちょっと勇気が要ります。現在は、「花は咲く」の演奏練習をしています。
     だいぶ上達してきたように思いますが、音を出すタイミングがずれたり、うっかり忘れてしまったりと、全員が正しく演奏できるまでには、時間が必要です。ただ、5組の生徒は全員集中して、熱心に練習に励んでいますから、きっと美しい曲を演奏できるようになることでしょう。目標としているのは、3学期に行われる激励会で演奏披露をすることです。楽しみにしています。
  •  2年生の道徳授業を紹介します。用いた資料は、「ハインツのジレンマ」(出展 北大路書房)主人公ハインツが、妻の重い病気を治すために、特効薬を盗むことの是非を問う内容です。重篤な病気を持つ妻は、命の危機が心配される状況。命を救うためには、唯一無二の特効薬を処方する以外方法がない。その特効薬は、材料費の10倍という理不尽な値段が付けられています。ハインツは、とてもそんな高額代金を払うことはできません。妻の命を救うためには、この特効薬を盗むしかない…
     「命のため」なら、法を犯してもよいのか。理由付けをしながら、各自の考えを仲間と交流させる中で、命の重みを再確認したり、考え方や解釈の仕方に新たな気づきがあったりと、生徒は思考を深めていきました。正解のない問いかけに、生徒は自問自答を繰り返します。こうした経験が、倫理観や正義感を醸成するのだと思います。
     解決困難な課題に直面することが、今後どんどん増えていくことでしょう。そんなときに、仲間と協働で解決していく力が求められています。そして、正解のない中で納得解を見つけていくためには、さまざまな方向から物事を見つめ、考え、判断する力が必要です。今回の学びをきっかけに、新たな引き出しが増えたことと思います。
  •  昨日は、浜松市内で企業を経営されている方にお話をいただく「特別授業」を実施しました。これは、浜松市産業部 産業振興課と、浜松市教育委員会とで企画された事業です。市内の中学生が、自分のキャリアを考え、浜松の産業を学ぶことを通して、将来的に浜松市の地域産業を担う意識を高めてほしいという目的のもと、市内全中学校で実施しています。本年度初めての企画です。本校には、講師として、日本デジコム株式会社 代表取締役社長 宮司様をお迎えし、講話をいただきました。宮司様の会社は、ITを通じ、サービスを提供する会社です。大変多くの企業と提携し、事業を展開されています。宮司様からは、IT企業について、求められる人材、SNS使用について、等々、将来役に立つお話を聞かせていただきました。特に、AI、chatGPTなど、現在も含め、これからの社会で一層開発が進むであろう分野の説明があり、興味深く聞かせていただきました。
     生徒の中には、システムエンジニアに興味がある生徒やゲームのプログラミングに関心が高い生徒がいます。今回のお話を聞き、将来の自分の職業選択に生かしたいと考えたことでしょう。IT業界に限らず、今どの企業でも人材不足に頭を抱えているとのこと。今回の「特別授業」は、生徒にとって浜松市内の優良な企業を知るきっかけとなったはずです。将来地元の企業に就職をして、地域活性に尽力できる若者が増えることを期待します。
  •  12月7日(土)、浜松南高等学校吹奏楽部の皆さんを迎え、本校吹奏楽部と合同練習を行いました。9月に地域で行われる予定だった「敬老会」が急遽中止となり、両校は演奏の機会を失うということがありました。地域の方に演奏を披露する機会を作りたいという思いが膨らみ、両校の吹奏楽部顧問が話し合って、今回ジョイントコンサートを実施する運びとなりました。土曜日は、そのための合同練習でした。
     新津中に南高生をお迎えしての練習。中学生にとっては、高校生から様々な指導をいただき、一緒に演奏することで、演奏技術も高まったことと思います。また、緊張感のある中で合同演奏することで、本番に向けた意識も高まり、大変良い機会となりました。2週間後の12月22日(日)は、下記のように演奏会を行います。保護者の皆様、地域の皆様、どうぞお越しください。
                   記
     日 時  2024年12月22日(日) 10:00開場 10:30開演
     会 場  浜松市立新津中学校 体育館
     入場料  無料
     内 容  第1部 新津中学校吹奏楽部ステージ(アンサンブル)
          第2部 浜松南高等学校吹奏楽部ステージ(合奏)
          第3部 合同ステージ(合奏)
     指 揮  新津中学校吹奏楽部 顧問 奥山麻紀子
          浜松南高校吹奏楽部 顧問 勝田 守一

    多くの皆様のご来場を心からお待ちしております。
    尚、体育館内は大変冷えますので、スリッパや防寒具等のご準備をお願いします。
    駐車場につきましては限りがございます。乗合でお越しいただくか、公共交通機関の
    ご利用をお願いいたします。

     
     
  •  先日来お知らせしていますが、浜松市中学校総合文化祭が、年に一度開催され、昨日終了しました。本校ではステージの部にも、3年生が「LL学習の発表」を、サーラ音楽ホールのステージで堂々と行いました。それに続き、先週は展示の部で本校生徒の力作が、クリエート浜松に展示されました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。本校からは、美術作品を中心に展示しました。金屏風を教材にした作品は珍しく、ステンドグラス調の作品も目を引くものでした。他校の作品も素晴らしく、中学生の技術力、表現力に感心しました。
     中学校文化連盟は、中体連と並び、市内中学生の文化的な活動の発展を願って活動しています。中学校の教職員が力を合わせて運営し、今回の総合文化祭だけでなく、その他のコンクールや発表会等を企画・運営しています。様々なジャンルで才能を開花させる中学生の姿を、多くの皆様に見ていただける場が今後も継続されていくよう、ご理解とご協力をお願いします。
  • 3年生 進路説明会

    2024年12月6日
       12月のはじめには、毎年3年生と保護者対象に、進路説明会を実施しています。この日が来ると、やはり気持ちが引き締まります。今年も保護者の皆様には、お忙しい中、学校までお越しいただき、ありがとうございました。
       進路指導は、学校では頻繁に行っています。全体に向けて、あるいは個人的に相談を受けたりアドバイスしたり。個により選択は様々ですから、自分をしっかりと見つめ、将来の生き方を展望して考える必要があります。そうはいっても、自分のことは自分が一番わからないもの。経験がなければ、見つけられないものもたくさんあります。どうか保護者の皆様には、お子様の良き相談相手となっていただき、より良い進路決定に向け、寄り添っていただきたいと思います。
       進路説明会では、中学校卒業後の進路選択にかかわり、情報提供や今後のスケジュールについて、かなり詳細に説明をさせていただきました。ただし、時間の関係もありますから省略した部分もあります。お手元に配布した資料の読み込みを、ご家庭において丁寧にお願いします。期限のある手続きが多いですから、お子様には「早めの準備」を心掛けさせてください。
    •  図書だより12月号が発行されました。その中には、冬休み中の本の貸し出しについての記事が掲載されています。冬休みに借りてもよい冊数は5冊。何を借りようか悩むところですね。
       中学生の読書離れが叫ばれています。新聞を読むことも激減しているとのこと。「紙」の感触を感じながら、活字に触れ、ストーリー(文脈)を読み取る。デジタルで読み取ることが多い現代ですが、デジタルとは違う「紙」ならではの感触や内容の伝わり方に、良い効果があることも指摘されています。本校では、昼休みの時間に多くの生徒が図書室に向かい、読書を楽しんでいます。また、図書館補助員が駐在する日は、おすすめの本を教えてもらったり、読んだ本の感想を聞いてもらったりと、読書を通した豊かな時間を過ごしています。今年の冬休みは、12月21日(土)から、1月6日までの17日間!たくさんの時間を家庭で過ごします。読書にも多くの時間を割いてほしいです。
    •  浜松市中学生総合文化祭は、浜松市中文連が主催する、中学生のための学習発表会です。先日はステージの部が盛大に行われました。次は展示の部。現在、クリエート浜松にて、美術作品、書写、技術・家庭科作品、探究活動の成果物、自由研究等々、たくさんの展示物が並んでいます。市内のほとんどの中学校が出展していますので、見応えがあります。当然、本校生徒の作品も展示されていますので、ぜひ足を運び、ご鑑賞ください。なお、展示の部は12月7日(日)までとなります。
       また、1月には浜松市美術館にて作品展示が予定されています。こちらも本校生徒の作品が並びますので、お楽しみに。

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