• 令和7年度に向けて

    2025年1月10日
       昨年末、保護者の皆様、地域の皆様(CS)には、さまざまなアンケートへのご協力をいただき、ありがとうございました。生徒や校内職員にもアンケートを実施し、今年度の新津中学校の評価と課題を洗い出し、さらに、結果からみる考察や今後の課題について、協議しているところです。
       さて、本校では次年度の教育活動について、3学期スタート時から取り組んでいます。アンケートの結果はもちろんのこと、本校の生徒の実態、本年度の成果と課題を明確につかみ、整理して、そのうえで、次年度の活動計画を決めていきます。この活動は、全職員で行います。先日は、学校職員がグループになって、本校生徒の良さや課題をメインテーマに、KJ法を用いて相互に意見を見える化しました。教科により、学年により、学級により、生徒が見せる姿は違います。学校教育目標に照らし、その実現のために、新津中の生徒をどのように育てていくか、目指す姿を明確に持つことが、まず重要と考えます。  
       今年度の力点として、「リーダー育成」に注力することを掲げました。そのため、生徒が主体的に活動できるための時間確保やカリキュラム、特別活動として取り上げる内容について、さまざまな工夫をしてきたところです。教員の感想として、①リーダーとして主体的に行動ができる生徒が、各行事により育成できた。②特に3年生は、自覚が高まっただけでなく、やってよかったと思える成功体験が味わえたことは、彼ら人生においても大きな成果ではないかと考察しました。一方で、③傍観者になってしまう生徒、指示待ちになってしまう生徒が大変多いこと、④他者を尊重しておもんぱかったり、自分事として問題解決に当たれたりする生徒が、まだ少ないこと、等が、課題として挙げられました。我々教職員から生徒に向けての働きかけの方法や内容についても、修正や改正する必要がたくさんあると、反省します。
       新津中の生徒は、とてもまじめで親和的な行動ができます。授業でも熱心に取り組める生徒が多くいます。行事に向け、練習に熱心に取り組める生徒がほとんど。まじめで一生懸命です。一方で、授業で学んだことの定着が不十分であること、家庭学習の習慣ができていないことも、大きな課題です。せっかくの学びを定着させるためには、計画的に学習時間を設定し、生活リズムを安定させることが重要です。また、読解力の低さも感じられます。活字に触れる生活を意識して送ることが必要です。
       これらの結果や考察をもとに、アンケート結果を踏まえながら、次年度の教育活動を計画していきます。「志を持ち 自分らしさを発揮できる生徒」を具現化できるよう、全教職員で知恵を絞っていきます。ご家庭では、ご家庭のルールや計画を設定して、主体的に自分自身の生活を充実させられるよう、お子様のご支援をお願いします。
    • 防災訓練を実施

      2025年1月9日
         1月7日は、始業式・学活に続き防災訓練を実施しました。火災発生時の避難について、避難経路の確認と点呼の訓練が主な目的です。校内には、理科室、家庭科室、給食室など、火気を扱う場所が複数あります。火災発生場所により避難経路は変わります。火災発生時、自分が置かれている場所によっても避難経路だけでなく、避難時の注意すべき事柄も変わってきます。年末年始のニュースでは、各地で火災が多発していると報道されました。いざという時に役立つ経験を積み重ね、命を守る最善の行動ができることを願っています。ご家庭においても、火の始末は確実に行って、安全に冬をお過ごしください。
      • メッセージいっぱい

        2025年1月9日
           今日は、1・2年生は県の学調、3年生は実力テストをそれぞれ実施しました。制服に身を包み、緊張感を味わいながら、1校時から5校時までテストに集中しました。これまでの学習の努力が、十分発揮されていることを祈ります。
           3年生が生活をする南校舎2階の掲示板を中心に、写真とともにメッセージが掲示されました。懐かしい一場面を切り取った写真に、マッチするような「元気がもらえる名言」が、ずらりと並んでいます。1つ1つ読み進めていくと、その時の思い出が鮮やかによみがえります。3年生は、高校入試等に向け、今、孤独を感じたり、不安を感じたりするタイミングかと思います。学年みんなで立ち向かう入試。これまで培ってきた絆を再確認し、一人で戦っているのではないと、励ましたいと思います。
        •  令和7年が幕開けしました。元旦は天候が穏やかで、初日の出も美しく、素晴らしい1年のスタートとなりました。今年もよろしくお願いいたします。
           今日から新学期のスタートです。元気な生徒の顔、声に、一気に学校は活気付きます。無事に新学期が迎えられたことを、全校でかみしめる一日となりました。
           始業式はリモートで実施。各学年の代表者が、画面越しに新学期の抱負を語ってくれました。希望に満ちた内容で感心しました。今学期も活気あふれる学校生活が期待できそうです。
           校長からは、へびにちなんだ話題から、巳年は縁起がよく、チャンレンジがうまくいく年であることを伝えました。さらには、「蛇に足なし、魚に耳なし」ということわざを引用し、人それぞれが持つありのままを相互に尊重しあえる学校になること、また、世界中がそうなることを皆で願おうと呼びかけました。最後に、今学期はLL学習の成果が学年相応に見えることを期待していると伝えました。本校のLL学習で求める通り、自分にしかない「自分らしさ」を見つけ、磨き、次年度に生かしていこうと話しました。1・2年生は、職業を持つ人々と直接かかわる活動を計画しています。質の高い探究活動になることを期待しています。3年生は進路実現の時です。これまで培ってきた自分らしさを発揮し、自分の進む道を確実につかんでほしいと願います。全校生徒それぞれがもつ目標が達成できるよう、本校職員全員で支え、応援していきます。
        •  本日午前中に、本校体育館を会場に、吹奏楽部の演奏会が行われました。9月に地域で行われる予定だった敬老会。台風の影響で残念ながら中止となり、本校の吹奏楽部、そして県立浜松南高校の演奏の機会が消えてしまいました。そこで両校顧問が協議し、今日の演奏会実現へとつながりました。
           今日は、地域の皆様、保護者の皆様、そして多くの中学生・本校職員が集まる中で、盛大に演奏会が行われました。14曲の演目、さらにアンコールに応える形で、もう1曲を演奏。大変盛り上がりました。中学生にとっては、高校の先輩方とともに演奏させていただける機会を得て、本当に幸せでした。また、多くの皆様に聴いていただけたことも自信につながり、素晴らしい経験となりました。
           今週の終わりにはアンサンブルコンテストが控えていて、吹奏楽部員が多数チャレンジします。今日の経験を活かし、コンテストでも持てる力を発揮してほしいと思います。
           最後になりましたが、お忙しい中ご来校いただいた皆様に、心から感謝申し上げます。吹奏楽部保護者の皆様にも、早朝よりご支援をいただきました。ありがとうございました。
           また、南高校吹奏楽部の皆さんには、このような機会を与えていただき感謝いたします。中学生にとって最高の「クリスマスプレゼント」でした。南高校吹奏楽部の皆様の今後の活躍を、心からお祈りしています。
        • 2学期終業式

          2024年12月20日
             77日の2学期が、本日無事終了しました。実り多い2学期になったことと思います。今日は、終業式の後、各学級で通信簿が渡されたり、冬休みの生活についての最終確認が行われたりしました。年末年始の行事が目白押しの冬休み。ワクワクして今日を過ごしたことと思います。
             終業式の中で、校長から式辞が述べられました。先日発表された「今年の漢字」をもとに、1年を振り返るお話や、夢を実現するのは自分次第だ、と、物事のとらえ方や行動の仕方についてアドバイスをしました。また、最後には、希望溢れる2025年は、世界中が平和であり、すべての人が幸せを感じる1年であることを共に願おうと言葉を添え、本校が無事今年を終えることができる喜びを分かち合いました。式辞の詳細は、学校だより「夢に向かって⑧」を発行しますのでご覧ください。
             最後になりましたが、保護者の皆様、地域の皆様のおかげで、本校の教育活動は滞りなく遂行でき、2学期の終わりを迎えることができました。本当にありがとうございました。3学期そして、2025年も、本校へのご支援・ご協力を心からお願い申し上げます。皆様にとって幸多き2025年となりますよう、お祈りいたします。
          • 2学期の授業 最終日

            2024年12月19日
               光陰矢の如し。今日の授業は、2学期最後となりました。かもめルームの掲示板には、クリスマスの掲示が華やかです。また、3年生の国語科では百人一首のかるた取り、5組の教室には手作りツリーの展示と、随所に冬休みを先取りする様子が見られました。
               給食も最終日。今日まで毎日、安全でおいしい給食を、栄養教諭のもと調理員の皆さんが、心を込めて調理・提供してくださいました。食材の高騰が続き、市内の栄養士たちは大変な苦労をしています。こうした皆さんが陰で支えてくださっていることを、私たちはあまり知りません。今日は、おいしく給食をいただけることに感謝してほしいと思います。
               三者面談も、ほとんどの皆さんが本日までに終えています。明日は、通信簿が手渡され、特に学習にかかわる現在の自分の力がはっきりわかります。面談で確認した今後の課題と重ね、冬休みには学習面でも充実させた毎日にしてほしいです。
               いよいよ明日は2学期終業式。区切りの日となりますから、生徒の皆さんは、体調を万全に明日元気に登校してください。
            • 冬休み 生活の確認

              2024年12月18日
                 明後日20日(金)は、2学期終業式となります。三者面談を終えられたご家庭は、冬休みの過ごし方についての課題が明確になったことと思いますがいかがでしょうか。
                 今日は、4校時が学級活動の時間でした。1・2年生は集会形式で、3年生は各学級で、2学期を振り返り、冬休みの生活についての確認を行いました。冬休みの17日間は、学校を離れ各自に任された「自由な時間」となります。どのように過ごすかは自分次第。さて、どう過ごしましょうか…
                 年末年始は行事が多く、中学生にとって魅力的なイベントも多数開催されています。ただ、これらの情報はSNSなど保護者の目に触れにくい形で広報されていることも多いと思われます。安全であるか、安心して参加できるか等の判断を確実に行っていただき、お子様の行動を確認していただきたいです。昨今、中学生が巻き込まれた事件が複数報道され、心を痛めています。出先においても、確実に連絡が取りあえる状況を作っておくとよいでしょう。
                 また、社会におけるルールやマナー、法的に制限される行為等、気を付けるべきことは指導をさせていただきました。社会においては、中学生は子供ではありません。大人として節度ある行動が求められます。ご家庭においては、お子様と十分に話合いをし、家庭でのルールを共有して、冬休みを迎えてください。
                 
              •  2年生では、認知機能を高めるトレーニングを取り入れています。学習を効率よく身に付けていくために、「学習の土台」とされる5つの力を高めることが目的です。学習の土台とは、「見る力」「聞く力」「注意力」「記憶力」「想像力」と言われています。この力が高まれば、学習したことを効率よく身に付けたり、正しく理解したりすることにつながるとのこと。例えば、文字をきれいに書いたり、板書を正しくノートに書き写したりすることがうまくできる人は、認知機能が発達していると言えます。研究の第一人者である立命館大学 総合心理学部教授 宮口幸治先生が提唱する「コグトレ」は、さまざまな学校でも取り入れられているトレーニングです。
                 認知機能は個により発達の程度は様々で、十分でない場合、結果として学力が伸びにくくなります。ただ、トレーニングを重ねることで、これらの力は発達し、学習場面でその力が発揮されます。当然、社会生活を送る上でも認知機能は必要とされます。2年生の保護者の皆様は、学校で実践している様子をお子様に聞いてみてください。
                 また、3年生では、面接試験に向けた準備が始まりました。「面接ガイド」を生徒は持っていて、内容を読んだり書き込んだりすることで、面接に必要な知識を得、準備が進み、心構えができていくと思います。面接試験こそ、認知機能が生かされます。特にコミュニケーションを円滑に行う力、試験官の質問の意味を柔軟に受け止めたり、どのように話せば相手に伝わりやすいかを想像したりする力は、不可欠です。認知機能を鍛えておきたいものですね。
              •  ジュビロ磐田で活躍する鈴木海音選手をお招きし、対談形式でお話をいただきました。演題は「夢を叶える~鈴木海音選手が見たパリ五輪~」。鈴木選手は、今年のパリオリンピックのサッカーで出場を果たした選手です。浜松市内の中学校を卒業し年齢も若く、生徒と大変近い存在にありながら、生徒が憧れる第一線で活躍する選手です。鈴木選手は、どのように夢を叶えたか、どんな考え方をもって今を生きているか、インタビューに答えていただく形で、講演は進みました。
                 主にサッカー部の生徒が質問を準備し、直接インタビューをしました。鈴木選手は、すべての質問に丁寧に答えてくださり、生徒もリラックスして質問をすることができました。鈴木選手の直近の夢は、パリオリンピックに出場することだった。その夢が実現できたことに大きな喜びを感じるとともに、周囲に対する感謝の気持ちを表現することが大切であることを熱く語ってくださいました。中学校の時の様子や好きな教科、好きな給食のメニューなど、気さくに何でも答えてくださる鈴木選手。とても身近に感じたようです。
                 今回の企画は、LL学習の一環として、先輩の生き方から自分の生き方を見つめる機会として企画しました。夢を持つ生徒にとって、大変参考になったのではないでしょうか。鈴木選手には、来季の活躍をさらに期待するとともに、私たち新津中生徒一同で応援していることをお伝え出来たかと思います。お忙しい中、本当にありがとうございました。

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