• ソフトボールの受業

    2024年11月29日
       保健体育科の授業では、ソフトボールを行っています。キャッチボールやバッティングなど、不慣れな生徒は多数いるようです。時々、グローブ操作を誤って、ボールを顔に当ててしまう生徒もいます。それでも、楽しく授業を受けている生徒の姿がほほえましく、「がんばれ」と声をかけています。
       5組では、体育館の中でソフトボールの学習を行っています。バッティング練習用のスタンドにボール(室内用の柔らかいボール)を乗せ、狙いをすまし、バットでボールを打ちます。器用な生徒はボールの芯にバットを当てるので、遠くまでボールを飛ばすことができます。守備についた生徒は捕球すると、キャッチャーを務める教員のグローブに向け、ボールを投げます。「ストライク!」が投げられる生徒もいて、感心します。まだまだ基礎練習の段階ですから、今後試合ができるまで技術が向上するのを楽しみにしています。
    •  今日は、3年生は静岡県学力調査、2年生は浜松市学力調査を実施しました。3年生は5教科、2年生は3教科(国・数・英)のテストです。昨日は各教室で、テストへの向き合い方について確認したり、担任からアドバイスをしたりして、準備を整えました。今朝は生徒の登校も早めで、気合が感じられました。さて、思い通りに自分の力が発揮できたでしょうか。感想や振り返りは、ご家庭でじっくりと聞いてあげてください。
       一方、1年生の家庭分野では、食生活の学習が進んでいます。今日は「旬の食材」について、提示された生鮮食品の分類をしました。「冬が旬のものは、鍋料理でよく使われるね。」と、分類する時のヒントが教師から示されていました。今日の給食は、「おでん」です。旬の食材を見つけることができたでしょうか。給食は旬の食材がふんだんに使われています。季節を感じながら、毎日の給食を食べてほしいです。
    • 冬の光景

      2024年11月27日
         昨夜から今朝にかけ、雨風が強まり、松葉がたくさん落ちました。落葉樹が校内には何本か植えられており、落ち葉の片づけは用務員のシルバーさんたちが、毎日丁寧に、そして繰り返しお掃除をしてくださっています。冬の光景が広がる今日この頃。ドウダンツツジの葉は真っ赤に色づき、生繁っていた桜の葉もすっかり落ちて、姿を変えています。楓の大木から落ちた枯葉は、風に吹かれて、吹き溜まりを作っています。
         校内にも、おすすめの本の紹介がオーナメントになったクリスマスツリーが、図書室前に飾られました。2024年もあとひと月。毎日を丁寧に生活し、今年の締めくくりを「有終の美」で飾れたらと願います。
         明日は、3年生は県学力調査、2年生は浜松市学力調査を実施します。生徒の皆さん、健闘を祈ります。
      • 美術作品の紹介

        2024年11月26日
           この時期になると、さまざまな授業での成果物が完成し、お披露目できる機会があります。美術科では、ジャンルも豊富に、授業で制作した作品が披露されました。技法を駆使し、色彩鮮やかに、個性豊かに、思いを込めて制作された作品は、どれも目を引くものとなっています。また、美術部からもコンクール等にも応募した力作が披露されました。
           これらの作品は、今後、市内で行われる展示会に出品し、市民の皆様にも見ていただくことになっております。まずは、12月3日から8日まで開催される、浜松市総合文化祭 展示の部で、他校の作品に並び、ご鑑賞いただけます。ぜひご覧ください。会場は、クリエート浜松です。
        •  先週末も、本校生徒が活躍する場面がたくさんありました。部活動では、野球部、男女テニス部、サッカー部が、それぞれ大会に挑みました。一人一人が活躍した大会でした。健闘に拍手を送りたいです。
           また、浜松市中学校文化連盟が主催する「浜松市総合文化祭 ステージ部門」が、土曜日、サーラ音楽ホールを会場に行われました。本校からは、3年生の2名が出場。本校教育活動の核である「LL学習」の発表を、プレゼンテーション資料とともに堂々と発表することができました。金曜日には、学年生徒の前でリハーサルを行った二人。本番は緊張感が張り詰める中でしたが、これまで熱心に取り組んできたLL学習を、自信をもって発表することができ、本人たちは安どしたことと思います。本校の特色ある教育活動の一面を、浜松の皆さんにご披露できたことに、喜びを感じます。なお、発表内容については「学校だより」でお知らせしますので、ぜひご覧ください。
        •  今年は、元日から能登半島地震が発生し、自然の脅威におびえた1年の幕開けでした。浜松市を含むこの地域では、南海トラフ地震が想定されており、常に防災の意識をもって行動することが求められています。本校においても、防災教育はいのちの教育の一環として重視しています。さらに生徒会においても「防災への取組」は公約として掲げています。
           昨日は、抜き打ちの形で、避難訓練を実施しました。通常の授業が始まり、5分ほど経過したところで、「訓練、訓練」の放送が入ります。情報を聞き取り、生徒は机下に避難、その後、放送の指示でグランドに集合します。人員点呼ののち、津波警報発令を想定し、屋上まで非難しました。本地域に津波が押し寄せるまでの想定時間は22分。今回の訓練では、20分以内に避難完了し、全員の安全確認まで終了することができました。抜き打ちではありましたが、生徒も教職員も落ち着いて行動ができ、安心しました。訓練を複数回行うことで、いざという時に「自助」の行動がとれるよう期待します。
           12月はじめには、各地域で防災訓練が予定されていますが、本校生徒も積極的に参加するよう声を掛けました。地域の中で、いざという時に活躍できるのは中学生。訓練にも真剣に取り組んでほしいと思います。
        • 倫理研修で意識向上

          2024年11月21日
             校内では、教職員の研修の時間を計画的に設け、授業改善や生徒指導等をテーマに研修を深めています。今回は、教職員の勤務・服務に焦点を当て、法をもとに正しい在り方を確認しあうことで、健全な教育活動ができることを目的に研修をしました。
             今回の研修は、体罰・セクハラ・パワハラ等の不適切な行為に関する事例研修を行いました。示された事例をもとにワークショップを行って、登場するそれぞれの人物の心情を考え、自分事として課題に向き合いました。対生徒だけでなく、同じ職場に勤める教職員間でも、セクハラやパワハラと考えられる行為は厳に慎まねばばりません。一方で、「これくらいなら大丈夫ではないか」とか、「この程度でも、いやだと感じる人はいるんだな」等、これまであいまいな価値観でとらえていた心情を、相互の意見交換で知ることができたことは、成果だと感じました。不快にさせる、あるいは不快に思わせる行動・言動は、人により捉え方が違います。許容できる範囲も、人それぞれです。その点は自覚し、意識した行動が求められます。
             ただ、大切なことは、信頼関係を日ごろから構築しておくことです。びくびくしながら人と人とがかかわるのはさみしいものです。それぞれの人柄を知り、理解し、信頼できる関係性を作って安心できる学校を目指したいと考えます。今回の研修は、そうした意識を高めることにつながると信じています。
          •  2年生の理科では、電気について学習しています。電気は目に見えないため、学習を把握する時に分かりにくさを感じる生徒も多いのではないでしょうか。今回の授業では、電気の流れ(電流)を見えるもので例えようという内容でした。前時には、直列と並列でそれぞれつなげた場合の電力量を調べて、表にまとめました。すべてのグループの調査結果を並べてみると、規則性があることに気づきます。そこで、電流を川(水)など目に見えるものに例えて、規則性に則り、電力量の変化を図で説明する内容でした。各グループでは意見を交換し、タブレットに入力して、「教師へ提出」にクリック。すべてのグループから提出された図は、各自のタブレットで見ることができ、自分達のまとめ方と比較することができます。そこからの気づきが、学びを深めることにつながります。協働的に学ぶ形の1つです。今日の授業で、電気に対する見方、とらえ方が変わった生徒も多いことでしょう。
             様々な学習方法を工夫して、生徒に分かりやすく効率の良い授業を提供できるよう、教員も頑張っています。
          • 遠州綿紬で小物つくり

            2024年11月20日
               2年生の家庭分野の授業では、布を用いた製作活動を行っています。本校では、「遠州綿紬」を使って、小物製作に取り組んでいます。まつり縫やなみ縫い、玉止め等々、縫製の基礎となる技能を活用し、手縫いを中心とした製作です。これらの技能はすでに小学校でも学習していますが、久しぶりにやってみるとなかなかうまくいかず、苦労している生徒も見られます。中にはすいすいと製作が進み、他の生徒に教えるゆとりのある生徒もいて、和やかな雰囲気で授業が進んでいます。完成が待ち遠しいです。
               ご存じの通り、遠州綿紬は本地域を含む遠州地方で古くから伝わる織物です。綿花栽培が盛んに行われていたころ、綿紬が一大産業としてこの地域に根付きました。しかし、時代の流れとともに衰退し、一時は消滅の危機に。そんなときに、受け継ぐべき若い世代が立ち上がり、綿紬の文化を伝承しようという流れができました。市内の中学校では、遠州綿紬を「伝統文化の継承」とも関連させ、紬の風合いや手触りの心地よさ等、布が持つ特徴を伝えながら、授業に活用している学校が多数あります。販売店側も努力し、綿紬を使ったブックカバーやポーチ、スリッパ等々を製造して、今では、百貨店や雑貨店等でも購入でき、かなり身近な存在となっていると感じます。
               多彩な縞模様が今どきの世代にも受け入れられるなど、時代のニーズと融合しながら、遠州地域の素晴らしい文化がつながっています。今回製作した小物を大切にするだけでなく、遠州綿紬に益々の関心を寄せてほしいと願います。
            •  後期生徒会がスタートして1か月が過ぎました。本格起動する時です。新メンバーには、大きな期待を寄せています。
               さて、生徒会本部役員および専門委員長が集まり、校長に抱負を述べる機会がありました。それぞれの立場で、後期生徒会をよりよくするための自分の目標を語ってくれました。生徒会長からは、公約である「防災の取り組み、校内ルール見直し他」を確実に成し遂げていくことが語られました。本部役員メンバーは、会長の意思を尊重して補佐役を務めるとともに、生徒会メンバーとして自分が見られていることを自覚し、行動をしていきたいと語られました。専門委員長からは、これまでの委員会活動を見直し、続けていくことと、改訂し新たに取り組むこと等を、自己の思いに重ねて語ってくれました。
               校長からは、「いのちの教育」を重点とする学校運営に重ね、生徒会にもいのちを大切に行動できる新津中になるために、それぞれの立場でできることを成し遂げてほしいと伝えました。生徒会担当職員からは、具体的な対策を立てること、他の委員会と連携して活動を推進する工夫をしてほしい 等の願いを伝えました。
               中学2年生が中心の生徒会メンバーです。経験不足を補うためには、とにかく多くの人の意見を聞いたり、相談したり、連携したりする必要があります。生徒会専用のボックスも設置されています。活発に意見が出され、それら意見を踏まえて、新津中ならではの企画を立て、実践してほしいと思います。生徒会役員という立場に立たねばできないことはたくさんあります。やりがいを感じて、自分の任務に果敢に当たってほしいと心から願います。
               

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