天気に関する言い伝え(ことわざ)
最近の
天気予報はすごいですね
地域や時期等によっても予測精度は変わるようですが、高いものでは平均90%以上の確率で当たるのだそうです。
雨雲レーダーで、直近であれば大雨の接近も高精度で分かるようにもなってきました。
さて、昔の人はどうやって天気を予想していたのでしょうか。
その答えの一つに、
天気に関する言い伝え(ことわざ)があります。
例えば「
夕焼けは晴れ」という言葉を聞いたことはないでしょうか。
5年生の理科で学習する通り、
天気は(基本的には)
西から東に変わっていきますので、夕焼けが見られれば西の空に雲が無いので、晴れになりやすいということになります。
「
ツバメが低く飛ぶと雨」ということわざはどうでしょうか。
低気圧が近づいて湿度が高くなると、羽が重くなり、昆虫は高く飛べなくなります。それを食べる、ツバメも低く飛ぶことになるので、ツバメが低く飛ぶと雨が近づいていると考えられるのです。
このように、天気に関する言い伝え(ことわざ)には、意外と科学的に根拠があるのではないかと考えられるものもあります。(逆に全くの迷信のものもありますが……
)理由を考えていくと、面白いですね。
余談ですが、「
天気が悪くなる前に頭痛がする」という人もいます。低気圧が近づいたことで自律神経(呼吸・血液の循環・消化などの、身体を通常状態に保つための機能)に作用して起こる説が有力とのことですが、詳しくは分かりません。
皆さんも、生活の中で天気の変化と関係する現象を見つけてみてはいかがでしょうか。身近な生き物があなたに天気を教えてくれているのかも!?