• 今日の午後にデイサービスの訪問をしました。
    熊小学校の敷地には、幼稚園とデイサービスが併設しています。

    昨日は2年生が野菜の育て方についてデイサービスの方に教わりました。
    本日は、3から6年生が総合的な学習の時間での訪問です。
    通所されている方の前で歌を歌ったり、一緒に坊主めくりやババ抜きをしたりしました。
    子供たちは緊張を感じさせず、自分の言葉で語り、自然な姿で接していました。
    それぞれの発表にも暖かなまなざしで見守ってくださり、そんな雰囲気だからこそ自然体の自分でいられたのかなとも考えました。
    デイサービスの皆さん、受け入れをありがとうございました。

    学校に戻ってからの振り返りでは、それぞれの発達段階に応じたまとめがされていました。
    「いっしょに楽しめた」「計画通りにできた」といった具体的な振り返りから、
    「みんな笑顔になるのが大事」「みんなが仲良くなることが必要」といった抽象的な振り返りまでされています。
    こうした意見に触れることがた学年で学ぶ良さであるともいえます。
    これからの活動も楽しみです。

    2年生は…
    図工の時間に工作をしました。
    紙を折り曲げて重ねて切ることで素敵なデザインを生み出しました。
    おもいがけない形ができて喜ぶ姿もありました。
     
  • 稚鮎放流

    2025年5月8日
      阿多古川漁協のみなさんの協力により、稚鮎放流体験を行いました。
      この体験は1年おきに行っています。
      放流を行う前に、鮎について教えていただきました。
      鮎は川の石についた藻を食べて育つのだそうです。だからきれいな川にいるのですね。
      いよいよ鮎の放流です。魚籠の中にたくさんの鮎。蓋を開けた途端、飛び出してきました。とっても元気な鮎です。漁協の方々がここまで元気に育ててくださっているおかげです。
      貸していただいたバケツに10cmぐらいの水を川から汲んだ後、その中に鮎を入れます。
      初めに小学生、年長さんとみんなでそろって放流します。「大きくなあれ」「元気に育て」と声をかける子もいました。
      一人2回以上、鮎を放流させていただきました。ずいぶんと大きな鮎です。
       
      しばらく見ていると、鮎が群れになって泳いでいます。あとから、漁協の方にこどもたちが鮎についていろいろ質問していました。鮎は、縄張り意識があり、自分の場所を守る習性があるのだそうです。
      また、おいしい藻の場所を見つけると、その場にいるのだそうです。鮎にもお気に入りの場所があるのですね。
      最近は、熊地区を流れる川には鮎が上ってこなくなりました。それは、鮎の上る力がだんだんと弱くなってきたからなのだそうです。
      みんなが放流した鮎がたくましくなって、このきれいなくんまの川に戻ってきますように。
      素敵な体験をさせていただいた、阿多古漁協のみなさま、御準備から当日の説明までいただき、本当にありがとうございました。みなさまのおかげでこどもたちが豊かなくんまの自然に触れることができ、地域を大事に思う気持ちが育っていきます。

      鮎がくんまの川に戻ってきますように。
    • GW明けの学校

      2025年5月7日
        4連休も終わりました。
        学校生活の再スタートです。
        全員元気に登校しました。
        休みボケもあるかなと予想していましたが、みじんも感じさせない学習態度でした。
        いくつか写真で紹介します。

        まずは、2年生。
        続いて3,4年生。
        最後に5,6年生。
        4月のブログで紹介した様々な授業形態が展開されていることに、気づきましたか?

        どのような授業形態にせよ、子供が考えること、まとめること、表現することを大切にした授業を展開しています。
        体育ではしっかり体で汗をかく、学習ではしっかり脳みそで汗をかく。
        一時間の授業を大切に積み重ねていってください。

         
      • あいにくの雨模様でしたが、交通安全教室を実施しました。
        幼稚園児と2年生は横断歩道の渡り方、道路の歩き方を学びました。
        紙芝居を見たり、実際に学校の近くを歩いたりしました。
        3年生から6年生は体育館で自転車に乗る際に気を付けることを学びました。
        ヘルメットのかぶり方、見通しの悪い場所での一時停止。
        交通安全リーダーと語る会では、車に乗る際のシートベルトの正しい着用や薄暗い時間帯の反射材の効果について学びました。

        最後に感想発表です。一言一言丁寧に自分の感じたことを発表できました。

        明日から4連休です。
        事故なく、病気なく、充実した生活を送ってください。
        みなさんの元気なあいさつで7日の朝を迎えられたらなと思います。
      • 健康の日

        2025年5月1日
          今日は月に一度の「健康の日」です。
          各家庭での生活チェックをもとに、1年間の健康のめあてを確認しました。
          睡眠時間に関すること、食事に関すること、ゲームに関することなど、おのおの用紙に記入しました。
          文字を書く姿勢も背筋が伸びていて美しいです。
          最後に養護教諭から5月に意識してほしいこととして「規則正しい生活」について話をしました。
          決められた時間に睡眠をとることは体内時計が整い、健康な生活を送ることができるといいます。
          ゴールデンウイークも中休み。
          後半も規則正しい生活が送れるといいですね。
        • 4月もおしまい

          2025年4月30日
            今日で4月もおしまいです。
            4月の登校日数は17日でした。

            1か月間で頑張ったことや、できるようになったことを子供たちにインタビューしました。

            最も多かったのが「一輪車の技ができるようになった」です。
            コーヒーカップや電車、アイドリング(一輪車を振り子のように前後に操作する動き)や片足アイドリングができるようになったそうです。「友達がコツを教えてくれてできるようになった」と教えてくれた子供もいました。

            体を動かすといえば「体育の運動を頑張った。特に走ること」という子供もいました。
            「大声を出して走った」そうです。夢中なって取り組んだんだね。
            さらには、「算数のひっ算ができるようになった」。
            勉強に一生懸命取り組んだ成果だね。

            新しいことができるようになることは、自覚がしやすく成長実感を得やすいですね。

            さすが上級生と感心させられた発言もあります。
            「みんなのことをまとめる。リーダーとしての責任が生まれた」
            「学校の代表としての態度。例えばはきはき話すとか、相手をきちんと見て話すなどができた」
            これらは自身の内面の成長に目を向けた発言であり、そこに目を向けられるのは、自身の現状を把握し、そこからの変容に気づくことができる「ものさし」が本人の中に備わっているからこそだと考えます。

            子供の成長、夢の実現に向けて伴走できる教師集団でありたいと再確認しました。

            写真は今日の学習風景です。
             
            4月 満開の桜から箒木の緑
          • 以前も紹介しました、熊小3つのじまん。
            残りの一つ、百人一首について紹介します。

            百人一首に取り組む目的は以下のとおりです。
            ・表現の美しさや音の響きに親しむこと
            ・人前で朗詠することをとおして自信を深めること

            昼の会や家庭学習で暗唱したり、ゆめの集いで全校で札取りをしたりします。

            今日のゆめの集いでは、全校で札取りをしました。
            25枚を使って札取りです。
            それぞれ得意な札があるのか、上の句で札を取ったり、思いっきりお手つきしたりと、わいわい取り組んでいました。
            11月の文化祭では、朗詠を発表する予定です。
            お楽しみにしてください!
          • 地域探検で大栗安へ

            2025年4月25日
              今日は、水曜日から延期になっていた地域探検に全校で出かけました。
              毎年、くんまの自然や歴史、産業の様子などを知るために、地域を探検しています。今年の行先は大栗安です。
              2つのグループに分かれ、ウォークラリーでグループで協力し、ミッションに挑戦しながら進みます。「生き物を見つける」「それぞれの棚田についてわかったことを書く」などの9つのミッションがあります。こどもたちは全部達成できるでしょうか。
              今回のルートは大栗安にある「檜曽礼」「大栗安」の棚田を2つめぐります。地域の方が、案内をし、詳しく説明をしてくださいます。
              はじめに、檜曽礼の棚田に向かいます。両側の木々はしっかりと手入れがされていて、地面まで日光が届くようになっています。近くにあった原木栽培のしいたけは、その恵みを受けておいしく育つとのだと教えていただきました。
              檜曽礼の棚田で、さっそく「棚田についてわかったことを書こう」のミッションスタートです。

              この棚田の石垣には「渡り石」と呼ばれる石があります。この石を渡って、草刈りなどをするそうです。昔の方の知恵ですね。
              大栗安の棚田でも同じミッションがあります。大栗安では、「棚田クイズ」が出されました。なかなかの難問ぞろい。クイズを解きながら、棚田の歴史やお米について学ぶことができました。

              こどもから、ふと「大栗安の棚田は檜曽礼の棚田より小さいね」というつぶやきが。それを聞いた地域の方が斜面の角度が急だと棚田の面積が小さくなるのだと教えていただきました。
              ミッションはどちらのグループも無事全部クリアです。達成するのに難しいミッションもあったようですが、最後までやりぬくことができました。
              こどもたちが地域のよさ、歴史について実感を伴って学べたのも地域の方の御協力のおかげです。本当にありがとうございました。これからも地域の方とともに学ぶ機会を活用し、こどもたちのくんまを大切にする気持ちを育てていきたいと思います。
            • ゆめの集い

              2025年4月24日
                熊小学校では、朝の活動の時間を「ゆめの集い」と呼んでいます。
                熊小3つの自慢である一輪車や百人一首、歌声を学校全体で行ったり、学級での時間にあてています。

                今日のゆめの集いは、昨日からの天候不良の影響を受けて体育館で一輪車を行いました。
                マイ一輪車と雑巾をもって体育館へ。

                ペアの技に挑戦です。
                対面から走ってきて手をつないで回転したり、回転しながら次の技につなげたりしました。

                ペアの技を成功させるには、息を合わせる必要があります。
                以心伝心とまではいきませんが、スムーズに技をつなげる姿は日頃の様子が表れています。
                特に、他学年とペアになった上級生のふるまいはさすが。
                少しだけ相手をリードするやさしさが見て取れました。

                個人スキルの向上だけでなく、仲間とのかかわりの深まりも期待しています。
              • 今日は雨です。
                当初計画していた地域探検は後日に延期です。

                静かに雨が降り続く中、子供たちの学習は進んでいきます。
                先日、「いろいろな授業」と題して様々な授業形態を紹介しました。
                今回は「圧縮授業」を紹介します。

                圧縮授業とは、
                今回は、「圧縮型」と呼ばれる形態を紹介します。2年のまとまりで、学習目標や内容が示されている教科で行われることが多いです。熊小学校では、外国語活動、外国語活動で行われています。
                「圧縮型」では、2年分の学習内容をぎゅっと凝縮し、1年間で指導します。ですので、こどもたちは同じ内容を2回学習します。でも、1年目に学習するこどもと2年目のこどもとでは、達成するゴールが変わってきます。
                例えば、3、4年生の初めの外国語活動の単元でいうと、1年目のこどもは、「表現を知ること」「友達に伝えてみること」、2年目のこどもには、「学んだ英語の表現を使って工夫して伝えること」がゴールとなります。
                今日の外国語活動の内容は、「いろいろな国の言葉であいさつをしよう」です。4年生は、昨年学んだことを生かし、3年生にあいさつのお手本を見せてくれました。さすが、アイコンタクトやクリアーボイスもしっかりできています。

                「圧縮型」の授業形態では、上級生が「学びのお手本」「表現の仕方のお手本」となり、下級生が主体的に学べます。上級生は、下級生に認められ褒められ、さらに学ぼうとする気持ちが高まります。

                上級生、下級生それぞれが学びを深め、学習意欲を高める授業となるよう、これからも授業の研究を進めていきます。