1年生が,国語科の授業でヘルマン・ヘッセの「少年の日の思い出」という作品の読解をすすめています。生徒たちは,タブレットを開き,この文章の中から「心情を読み取った描写」を抜き書きし,その時の自分の「心情」を言葉と数字で記録します。その記入が終わると,自分の心情が「グラフ」で処理されて表示されます。このグラフ作成が自動で行われるため,担当者からは,「グラフ」の書き方の指導がなくなり,グラフの訂正作業もなくなったので,より文章に添った読み取りの時間が確保できるようになったとの感想を聞きました。授業の目的を達成する手段としてとても有効のようです。