2022年

  • 国語科授業・1年生

    2022年2月22日
      「語り手に着目して文章を書き替えましょう。」という指示が出ています。3時間目,北校舎の1年生の教室で国語科の授業が進められています。生徒たちの机の上には教科書・ノートともにタブレットが置かれています。今日の授業では,別の人物になって,「語り手」として文章を考えるという難しい内容の授業です。タブレットの使用が常態化しているので,今日の教師の指示がその場で動画として記録され,個人の作業に入ってからも何回もその指示を聞くことができるようになっています。タブレットの使用に慣れている生徒たちは,指示を聞いて文章を書き替える学習にもスムースに移っています。学習方法の変容が大きくなっています。
    •  本日は、校長室からのリモート全校集会でした。学校教育目標(=目指す生徒の姿)に掲げられた「自立」について、生徒に投げ掛けをしました。生徒会自らが学校教育目標に関心・課題意識を持ち、アクションを起こしてくれたことに、頼もしさを感じます。以下、話の内容を掲載しますので、確認していただければありがたいです。
      <全校集会 ~「自立した姿とは」・・・~>
       先日、お昼の生徒会放送で、学校教育目標「自他を敬愛し、自立できる生徒」について皆さんに投げ掛けがありました。学校教育目標とは、言い換えると「目指す生徒の姿」になります。生徒会が、学校教育目標(目指す生徒の姿)に関心・課題意識を持ち、全会員に考えるきっかけを与えてくれたことがとてもすばらしいし、嬉しく思いました。
      「自立」とは・・・人に頼らず、自分の力でものごとを行っていくこと・生きていくこと と示されていました。 皆さんは、自立した姿をどのようにイメージしているでしょうか。皆さんが・・・
      1歳半ぐらい → 初めて自分の足だけで、立ち上がること  (お父さんお母さんは、手をたたいて喜んだことでしょう)
      小学生になったばかり → 自分1人で登校・下校ができる (その後ろ姿をずっと見ていたお母さんもいたのではないでしょうか)
      社会人になったら → 自分の稼いだお金で生活をする (食費、電気・水道代、スマホ等通信費・・・   経済的自立と言います)
      では、中学生(もうすぐ高校生)の自立した姿とは、どのような姿だとみなさんは考えますか?
      「幸せ」と同じで、答えは人それぞれ、一つではないと思います。
      私が思う「自立した姿」を2つ話します。
       1つは、「毎朝、自分の力で起床する」ことです。(自分で目覚ましをセットも含め)何か特別な理由があれば別ですが、起床という1日のスタートを、毎日自分の意志で始めることの積み重ねこそ、自立した基礎・基本の姿だと思いますがどうでしょうか。
       もう1つは、「困ったとき、一人ではどうにもならないときに、誰かに相談したり助けを求めたりできること、そしてなんとかやりぬく」ことです。自分で何もしないうちから人に頼るようではどうかと思いますが、どうしようもないときに勇気を出して人に助けを求め、やり遂げることも、立派な自立した姿といえるのではないでしょうか。みなさんは、どう思いますか。
       残りの学校生活も、1ヶ月になりました。それぞれが今やるべきことを周囲の人たちとうまく関わりながら進め、自分の力でできることを1つ1つ増やしていってください。3年生は特に、苦しいときですね。同じ立場にいるクラスのみんなや先生と励まし合いながら、この時をやり抜いてください。受験も、自立にむけた誰もが経験する試練と言えるかもしれません。先生方と共に、本年度最後までやり抜き、いい修了式・卒業式が迎えられればと思います。

       
    • 全校集会

      2022年2月18日
        6校時,リモート形式で全校集会を開きました。2学期後半はコロナ感染が社会全体で落ち着いていたため,体育館にて儀式も行うことができましたが,現在,感染が広がっているため体育館での全校集会をリモート形式で行うこととなりました。今日は,初めて校長室からの全校集会です。多くの生徒は校長室の中を知らないので,担当教師が校長室の少しだけ紹介をしました。校長先生のお話は,先日の「昼の放送」で生徒会が特集した本校の学校教育目標についてでした。最後に表彰があり,各教室で賞状が渡されました。式終了後には,全校集会担当の主幹教諭から,先日の学校評議員からの「北浜中学校の生徒は我慢強い」というお褒めの言葉が紹介されました。コロナ禍でマスク生活などの苦しい生活ですが,生徒たちのその頑張りが地域に認められていることがわかり,思わず誇らしく感じました。
      • 今日は,年度当初の計画では「参観会・懇談会」「立志式」などが予定されていましたが,コロナ禍の影響で残念ながら中止になりました。特に,2年生は体育館を会場にしての「立志式」を保護者等の皆様に披露しようと,早い時期から準備をしてきました。例年のような「立志式」が中止になったので,準備していた一部を紹介しようと,各教室ごとの発表会に切り替えました。色紙に漢字一文字を書き,その漢字に込めた思いを発表しました。時事問題に切り込んだ生徒,部活動への思い,1年後の入試に向けての覚悟など,今日のこの日の自分の思いを表現していました。中には,「親が自分の名前に入れてくれた文字」という感慨深い発表を聞くこともできました。どの発表も,タブレットで動画として記録しています。生徒たちの緊張した面持ちが印象的です。発表する姿に合わせて,生徒たちが書いた文字も数例紹介します。
      • 北校舎の廊下に,1年生の美術科の時間に取り組んだ作品が掲示されています。入学してからほぼ1年が経過した1年生の心に残る「母校」の風景です。教室の中だけでなく,校舎内,そして敷地内で見た風景を絵画で表現しました。本校生徒であれば,一見するとわかる風景です。「この水道は〇〇にある!」と,その風景をもとにして思い出話ができます。北浜中学校生徒の「心の風景」を少し紹介します。
      • 生徒会より

        2022年2月9日
          今日は学年末テストの日です。校内には,制服姿の生徒たちが緊張した面持ちでそれぞれの教室に向かっています。そんな学年末の中,生徒昇降口の生徒会掲示板に,昨年度の「幸せサミット」の様子が紹介されています。この「幸せサミット」は,本校の学区にある3つの小学校と1つの中学校で構成される「北浜中學区」の代表が集まって,みんなが笑顔で安心して学校生活を送ることができるようにするために課題等を話し合う会です。本年度は3/1(火)に計画されています。生徒会では,この日に向けて全校へのアンケートを取ったり話し合いの柱を決めたりすることになっています。特に来年度は「いじめ撲滅三箇条」が決まって10周年になるとのことです。生徒会の子供たちはテスト終了後にこのサミットに向けて本格的に動き出します。
        • 3年生体育科授業

          2022年2月8日
            4時間目,運動場から元気な声が聞こえてきます。3年生の体育科の授業です。卒業を間近に控えたこの時期は,まとめの学習が多くなります。今日の体育科の授業では,女子がサッカーのミニゲーム,男子がソフトテニスの乱打練習です。生徒たちは,今までの学習をもとにして,楽しく運動をしています。中学校生活もあと1か月余りです。生徒たちの成長を感じるのもこの時期です。
          • 私立入試

            2022年2月1日
              中校舎3階がとても静かです。今日は私立高校の入試の1日目です。多くの生徒たちが朝早くからそれぞれの会場に出かけて試験に臨んでいます。気温は低めですが昨日ほどの風の強さはないので,まずまずの天候です。生徒たちが,普段の力が発揮できることを祈っています。校内では,今日に合わせて,梅の花が1輪開花しました。そして,先日紹介したロウバイは満開になっています。春の訪れがすぐそこです。
            • 短縮日課下校

              2022年1月27日
                私たちの浜松市でもコロナ感染が拡大しています。本校では,1/26(水)から2/2(水)までの一週間は「短縮日課」で授業をすすめます。部活動も中止していますので,今日は6時間目の授業が終わってから,午後3時15分までには完全下校となります。生徒たちは,正門付近で職員に見送られながら下校をします。コロナ感染が収まり,1日でも早く日常の生活に戻ることを祈っています。
              • 5時間目,北校舎から心和む音が聞こえてきます。1年生が,音楽科の「和楽器」の授業で「箏」の学習を進めています。多くの生徒たちは初心者なので,慎重に指を動かしています。生徒たちが持っているワークシートを見ると,「箏に親しもう」の学習では初めに座り方から覚えたようです。生徒たちは,楽譜を見ながら,そして先生の指示を聞きながら「さくら」の曲を演奏し始めています。「優雅」という言葉を感じることができる一瞬です。