7月1日(金) とても暑い日となりました。
子供たちの登園を待っていたかのように、セミが鳴き始めたのです。
身支度を済ませた年長さんは、急いで戸外に出て来て、セミを探し始めました。
「この木かなあ・・?・」「どこにいるんだろう・・・?」どの子も必死です。
「いた!!」クマゼミが一匹、木のところにいました。
「見せて!」「触らせて!!」という友達の思いを受け入れながら、順番に触っていました。
セミの足には、ギザギザがあって、指に絡みついてくると、なかなか外すことができません。「痛いよ!!」と言う子供たちに、なぜセミの足はギザギザになっているのかを聞いてみました。
「分からない」の子がほとんどでしたが、中には、「木から落ちないためじゃない?」と、言う子もいました。
生き物の体は、生命を維持できるような作りになっています。例えば、キリンの首が長いのは、高いところにある木の葉を食べることができるようにするためなんですって。
セミは、木の密を吸いに来ます。その際、落ちないようにするために、足がギザギザしているそうです。
また、セミは、雄のみが鳴きます。雌に自分の存在PRするためだそうです。
ひとつひとつを意味づけながら見ていくと、おもしろいな・・・と思います。
木の側に穴を見つけました。「まだ、幼虫がいるのかなあ・・・!?」
セミの羽化するところは、神秘的です。観察会等、機会がありましたら、ぜひ、参加してみてください。