4月18日(月) 雨
年長組をのぞくと、子供たちが大きな紙(ベックス)に、絵の具で模様を描いていました。
「何を作っているの?」の質問に、「鯉のぼり」と答える年長組さん。
しばらく製作の様子を見ていると、いろいろなことに気付きました。
絵筆の使い方が上手だったり、色が混ざらないよう気を付けながら描いたり・・・・。
「こんなものを作りたい」というイメージがあって、その実現に向けて丁寧に取り組んでいました。
できたものを見ると、デザイン的であることにも気づきました。
ちょうどこの日、年中うさぎ組さんは、はじき絵を楽しんでいました。
クレパスで好きな模様を描き、その上に薄く溶いた絵の具をのせると、模様が浮かび上がってくるものです。
浮かび上がってくる模様に感動しながら取り組んでいました。
3・4・5歳の体験の積み上げにより、用具の扱い方に慣れたり技法を学んだりしていきます。
「自分で作れた」という満足感や「楽しかった」という喜びが、製作意欲を育てていきます。
幼稚園では自由な遊びの時間も大切にしますが、このように、子供に経験させたいことを計画的に取り入れているのです。
これからも、いろいろな表現活動を楽しんでいきます。