令和4年9月3日(土)浜松市北区三方原町 浜松市教育会館にて「浜松市PTA指導者研修会」が行われました。
分科会は「①PTA活動、②メディア教育、③心のケア教育、④浜松の教育」の4つに分かれ、神久呂小学校PTAは1名が「④浜松の教育」に参加しました。
「④浜松の教育」では、『語り合おう!浜松の教育』と題し、今年度第2回目となる移動教育委員会が開かれました。教育長、浜松市教育委員会委員、教育センター指導主事、浜松市内小中学校PTA役員(約20校)が参加し、活発な意見交換が行われました。
【主な議題】
「学校教育におけるデジタル機器の活用」
学校ホームページ、さくら連絡網、クロムブック等、各校でどのように活用されているのか。
学校から家庭への連絡手段として、今後どのようなものが望ましいのか。ICT教育について、民間の認識と学校現場での意識の差があるのではないか。
「『はままつ人づくり未来プラン』の方針」
きめ細かな指導、支援の充実と記載があるが、発達支援学級や保健室登校の児童生徒について、市として今後どのような方策をとっていくのか。「浜松市校外適応指導教室」は、ど の程度運用・活用できているのか。
浜松市は大きな地域であり、地域によってそれぞれに特色がある。小規模校もあれば、大規模校もあり、住環境についてもかなりの差がある中で、教育委員会としての通達を出すことはできても、実際の運用は、地域や児童生徒、保護者の状況を鑑みて、各学校が工夫して行っているのが現状となっている。
先般、川の氾濫により出された「緊急安全確保」のような非常事態においては児童生徒の命、またはお迎えを依頼された保護者の命に関わる問題である。各学校の裁量ももちろん必要だが、浜松市全体としてもルールづくりが求められる。
文責:副会長 菊池千波