第77回の卒業証書授与式が挙行されました。マンドリン部の演奏に乗せて、卒業生が入場します。めぐる時をいとおしむように調べは哀切です。切なさを胸に秘め、しかし晴れがましいこの日。
卒業証書授与。担任の先生の呼名に「はい」と元気な声が返ってきます。先生方にとっては長い間見守ってきた生徒たち。こうしてたくさんの「はい」に目を潤ませる先生方。卒業生代表は表情も佇まいも美しく。
校長式辞は「共に生きる」社会について。互いの尊厳を守る意識は学びによってつくられる。他者に歩み寄る勇気を持て!いちりつ生は、平和社会を切り開くリーダーたれ!
在校生からの送辞は「憧れの先輩たちへのエール」、素晴らしい先輩たちを後輩たちも追いかけていきます。
答辞 放課後の学校の風景がみなの心によみがえります。部活動の声、図書室の様子、楽器の音色・・・・かけがえのない3年間がそこにありました。友人と家族、先生方への感謝、そして「共に生き」「他者に学ぼう」という、己の生き様への宣言。
校歌斉唱、この学年が揃って歌う校歌はこれが最後。万感の思いを込めて斉唱します。未来へ、世界へ。
卒業生退場。再びマンドリン部の演奏に合わせて、卒業生が送り出されます。涙、涙の卒業式。笑顔、笑顔の卒業式。一人一人の胸に去来するものはなんだったか・・・3年間慣れ親しんだ学び舎を後にしました。