地理の授業×2 ☆ 

2022年10月21日
    地理の授業を紹介します。本日のテーマは「工場の建設地」。様々な条件を確認しながら、どの工場をどこに建てれば合理的なのか、班で話し合います。原材料がとれるところ、港が近いところ、市街地が近いところ、鉄道や道路などの交通手段があるところ・・・・・製造するものによって、どこに立地するのが一番利益を生むのか・・・・今回はちょうど同じところを扱っていた2人の先生の授業を紹介します。
    まず、最初の先生は、グループ活動を取り入れます。それぞれ意見を出し合いました。ほとんど同じ答えもあれば、半々に割れるところも・・・・・・その後、先生のアドバイスを聞いて納得・・・。利益を上げるためにはコストを下げる必要がある。そして、そのコストカットの一番最初が輸送コストなのだそうです。小さい封筒は84円、大きい封筒は140円・・・どっちを使った方がいい?の説明にみななるほど~。確かに、輸送費の高さは、製品の付加価値に全く意味のないものですよね・・・・A・ウェーバーの理論に従って、工場用地を紐解く授業でした。
    続いての先生です。軽妙なトークでテンポよく進みます。時々ペアで話し合わせて、授業の雰囲気も和気あいあい。板書も工夫されていて、一時間の授業内容が一目でよく分かります。授業の仕上げはグーグルアース。実際に原料立地の工場の例として秩父のセメント工場が映されました。なるほど~。山の中にある実際の工場が目の前のスクリーンに映し出されてみな納得。対して、水という普遍材料を使用するビール工場はどこにある?大量消費地のすぐ近く、千葉なんですね~~~みんなの大好きなあの場所の近くで、身近なものが生産されているのですね。学んだことを実際の映像で振り返る授業でした。

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