生物の授業 ☆

2022年10月20日
    生物の授業風景を紹介します。遺伝の仕組みをレゴブロックで考えます。社会性昆虫(はちやありなど)の遺伝の仕組みをレゴブロックを使って考えます。「父方の遺伝子の遺伝確率は・・・・・」「遺伝子のプール」などなど、先生から出される矢継ぎ早なヒントに頭をひねります。昆虫は自らは子孫を残さないのに、自分を犠牲にして巣を守る(利他行動)など人間の個人的な感覚から見ると非合理的な行動をとることがままあるのですが、実はそれは最終的には兄弟姉妹等々の仲間が生き残ることで、自分が受け継いだものと同じ遺伝子を残すという合理的判断に基づくもの・・・・遺伝の仕組みを考えることは社会の仕組みを考えることなんですね。京都大学の二次試験が、実はその数年前に発表された自分たちの研究論文を踏まえた出題であるなど興味深い紹介もありました。ハイレベルな講義と演習でした。

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