地域の人のお話②

2025年6月11日
     3年生のめいけん学習(総合的な学習の時間)、「和田の町 すてき発見!」の学習のために、今回は薬師町と北島町の自治会長さんのお話を伺いました。地域の歴史や地名の由来について話していただき、子どもたちは興味津々に聞いていました。
     薬師町の名前は、薬師如来からきています。薬師堂は、今から800年くらい前、人々の健康や安全を祈って建てられました。薬師如来は60年に一度しか見ることができないと聞き、子どもたちは「見てみたいな」という思いをもちました。
     北島町の名前は、安間村の北側にある島のように見える場所ということからきています。安間川に囲まれていて水害が多かったそうです。こうあってほしいという願いをこめて、喜多嶋町と書くことがあったと教えていただきました。
     当時の安間川は、平仮名の「し」のような形で蛇行していたため、堤防が決壊することがよくありました。昭和19年に義勇軍(15歳~18歳の少年兵)が手作業で今の安間川の形に整備してくれたことを知り、とても驚きました。
     たくさんのお話を聞き、実際に探検に行くことをとても楽しみにしています。