4年生では、浜松市助産師会から3人の助産師さんに来ていただき、「命の授業」を行いました。
計画では2月に実施の予定でしたが、学級閉鎖があったため、3月に延期となっていました。
最初に男の子の体、女の子の体の違いから、精子の一つが卵子に入って受精すると命が始まること、お母さんのおなかの中の子宮で育っていくことを教わりました。
子供たちには、折り紙と大豆が入っている袋が分けられました。その折り紙には小さな穴があいています。その穴の大きさが卵子の大きさで、40日ほどすると大豆の大きさになるということでした。
おなかの中の赤ちゃんの心臓の音も聞かせてくださいました。4年生の心臓の音との違いも分かりました。
模型を使って、3か月、5か月、8か月、10か月の胎児の様子を紹介してくださいました。
また、出産の様子を模擬的に紹介し、お母さんが苦しい思いをしながらも出産すること、赤ちゃんが頭から出てきて、泣いたときに肺が膨らんで呼吸が始まること、へその緒を切り、その後に胎盤が出てくることなどを教わりました。
まとめとして、助産師さんから4つの言葉が紹介されました。
1.あなたは待ち望まれて生まれてきた
2.生きる力
3.思いやり
4.あなたは百点満点
命の尊さ、生きていることの大切さ、人とのかかわりを通して育っていることなどを分かりやすく説明してくださいました。
最後に、子供からは、
「自分が4人兄弟で、お母さんが大変な思いをみんなが生まれてきたことに感謝し、自分の命を大切にして生きていきたい。」といった感想が聞かれました。