豊岡幼恒例の獅子舞が明日やってきます!楽しみにしていた子供たちは、自分たちの獅子舞を作って待ち構えています!
有玉にある「獅子舞保存会」の皆様により、毎年獅子舞を見学したり、獅子舞遊びで楽しんだりしています。最近では、正月の番組でもほとんど見ることがなくなってしまいましたが、獅子舞はお正月やお祭りの時に「厄除け」の思いを込めて演じられてきたアジアの国々で伝承されてきた風習です。発祥と言われているインドでは獅子はライオンのこと。力の強いライオンは神秘的な強い力を持つ聖なる獣です。日本では独特な大きな顔を持つ獅子が、正月などの縁起の良い日に舞われるようになり、「人の頭を噛むことで、その人についた邪気を食べる」という言い伝えがあります。噛んでもらうと病気が治ったり、頭がよくなったりするとも言われていて、幼稚園では、幸せを願いながら噛んでもらう楽しい遊びになっています。年中さんは自分で操ることが出来る小さな獅子を。年長さんは皆で協力して大きな獅子を作りました。獅子舞の事を良く知らない年少さんの部屋や職員室を練り歩いて、良くなって欲しい所や、治したい所を噛んでくれました。
年長さんの作った大きな獅子が来ると、年少さんは少し怖かったかもしれません。大きな獅子は、年中さんの部屋にも来て遊んでくれました。最後には、職員室に乱入!何と園長先生は食べられてしまいました。(笑) うそうそ…、最近やや物忘れが激しいので、大きな獅子に頭を噛んでもらいました。今日は頭も好調です!(笑)
明日は本物の獅子舞が見られます。地域公開日、自由参観の日になっていますので、どうぞ幼稚園に見学においでください。2024年が素晴らしい1年になりますように、そして北陸で被災された皆さんが、少しでも早く日常を取り戻せますように、皆でお祈りしたいと思います。