冬の寒々とした天気の中、避難訓練を行いました!震度7の巨大地震の発生を想定しての訓練。緊張した気持ちで訓練をする事ができました。
豊岡幼稚園の避難訓練は、「訓練のための訓練」に終わらないよう、園庭、保育室内、廊下、トイレなど、異なる場所での地震発生の想定や、登園後すぐ、遊びの時、昼食準備の時など、発生時間も変えながら毎月1回実施しています。今日は園舎がつぶれるかもしれないぐらい大きな地震の発生で、園長先生の「自分の命を守りなさい!」の声で、素早い動きで机の下に入ったり、ダンゴ虫ポーズになったりしました。ところが緊張しすぎて、机の脚を持つのを忘れた子もいました。年中、年長は園舎西側のすべり台を降りて第一次避難場所へ。年少はいち早く外に出ることが出来ました。キッズの先生方への指示は、上着を持って外に避難し、避難後に上着を着せる事でした。
点呼が終ると園長先生お話。先週起きたフィリピンの大地震と、その後すぐに起きたインドネシアの火山噴火の写真を見せてくれ、浜松の南の海=東海から、東南海、南海へと続く西日本の海岸付近にある「南海トラフ」の大地震と富士山の噴火の可能性の話を聞きました。いつ起きても大丈夫なように、今日のように素早く避難できるように…と褒めてもらいました。
教室に戻り、担任の先生からは、「幼稚園だけではなく、登園中や家に居る時、寝ている時など、いつどこで起きても大丈夫なように、これからも訓練していきましょう」とお話がありました。まずは生き残ること。このことは、是非ご家族でも話し合っていただき、大切な子供たちの命を守るためにはどうしようかとお考えいただきたいと思います。避難生活を想定した、防災非常食の試食体験については、明日のブログでお知らせいたします。