発表会ってずっと演習しているの?にお答えしますね!

2023年11月20日

    発表会に向けてたくさん練習してるだろうな!? 実は子供たちは「遊び」の延長として練習も楽しんでいるのです!

    幼稚園外から来た私(園長)は、先生方に「お家の方が見に来てくれる特別な行事ではあるけれど、遊びを通して気付いたり学んだり、失敗したり大きく伸びたりするので、子供たちが遊びを楽しんでいる気持ちをもち続ける中、当日を迎えましょう。」とお話しました。毎年立派に演技し、お家の方々から評価していただいている「生活発表会」に向け、幼稚園ではどんな取り組みをしているか、お伝えしたいと思います。

    これは、発表会の練習が始まっている中で、各保育室での室内遊びの様子です。年長さんのドングリころがしゲーム、年中さんのケーキ屋さんや喫茶店…。秋の自然物であるドングリでおもちゃや、お菓子を作って遊びました。せっかくなので年少さんにも来てもらい、全員で楽しみました。遊びが一段落すると、劇遊びに出てくるネズミやおにぎりをつくり壁面に飾りました。完成するとさっそく「チューチュー」と、追いかけっこをしたり、お面を使って室内のステージで踊ったり…。保育室の中で、ごく自然に劇遊びが始まっていました。「さあ、今度は遊戯室でみんなで劇遊びしよう!」と、発表会の練習に入っていきます。
    この時期は、室内では製作と室内遊びを組み合わせながら、発表会の劇遊びやリズム、その衣装づくりなどを楽しみます。他の学年と時間をずらしながら互いに見せ合ったりもします。それでも1時間くらいは外に出て、外遊びも楽しんでいます。
    生活発表会はこのような楽しい園での遊びの中の「表現領域」に関わる遊びを、皆さんにご覧く行事です。劇遊びやリズムは、普段の様々なごっこ遊びとも関連していますし、リズムは盆踊りや運動会の演目、降園指導の時にも子供たちが大好きな遊び。発表会では、そのような子供たちの表現力の育ちを観ていただこうと思います。遊びの延長が、発表まで行きつくわけですから子供たちは発表会すら「発表会遊び」だと思っているかもしれませんね。

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