昨年度から始まった「○○博士」シリーズ。地元の樹木医さんを招いて、園庭のドングリの木を探したり、自然の面白さや不思議さを知ったりして遊びました♪
豊岡幼・小の桜並木はとてもきれいですが、木の老朽化により木がかなり朽ちてきており、その整備が始まっています。その施工においでになった地元の造園業社桜興業さん所属の樹木医さん=門田さんに突撃依頼。園児たちに樹木のことを教えてくださることになったのです。今年が2年目となります。ドングリの資料をいただくと12種類のドングリの木があり、何と園庭には7種類。小学校の校庭までいれるとこの12種類が見つけられるそう。
「7種類のドングリの木を探しに行こう!」と資料をもってさあ出発!何と一歩出たら「皆の上に1本目があるよ!」と博士。資料で見て見ると、帽子は縞模様で葉っぱはギザギザがあり、シラカシという木だと教えてもらいました。2本目を探しに一歩進むと、「ハイ!2本目!」。何とシラカシの隣にあったのがアラカシでした。帽子の縞模様も葉っぱのギザギザも似ています。「アッ!シラカシの方が葉っぱが細いよ!」誰かが気が付きました。皆さんはこの違いが分かりますか?
次の1本を探しに行こうとすると「アッ!大変大変!」と博士。皆が集まると小さな葉っぱに…何と「イラガ」の幼虫(毛虫)です。イラガは外来種で、日本の中でもこの浜松近くにしかいないのだそう。差されるとかなり激痛の危ないケムシです。見つけたら先生に言って駆除してもらうように話がありました。皆さんも落ちていたらご注意ください!
その後も、ウバメガシ、マテバシイ、クヌギ、アベマキなどを見つけました。なかよしの森に戻ると、博士が半分に切ったいろいろな葉っぱを配りました。友達と葉っぱ合わせをして、ペアが見つかったら園庭のどこにあるのか探しに行こうというゲームをしました。「あー!合ったね!」と友達と葉っぱを合わせて大喜び。ところがどこにその木があるのか分かりません。先生たちからヒントをもらって探しました。楽しかったですね♪
楽しい時間はあっという間。博士は楽しそうな遊びを用意してくれていましたが時間切れ。最後にプレゼントしてくれたのは、ユリノキ。別名「ハンテンボク」と言うそうです。大きな葉っぱを反対にすると、着物の「半纏」の形に見えるからだそうです。いろいろな色や形の落ち葉やお花を飾って、「半纏を来た人」をデザインすると楽しいそうです。
最後は、楽しかったことや発見したことなどを発表して終わりました。