本日は1学期最終日。終業式が行われました。
最初に、そら組さんの代表者3名が、1学期の振り返りを発表しました。「野菜の栽培」「プール遊び」「ごっこ遊び」について、自分の言葉で感想を話してくれました。自分の遊びを振り返って話すことができるということは、記憶に残る深い学びがあったということでしょう。
次に、1学期の生活についてスライドで振り返りました。園児たちは食い入るように画面を見ています。すると、そら組さんのある子から「なつかしい!」という声が聞かれました。1学期の生活が思い出されたのか、自分が入園した時のことがよみがえったのかは分かりません。人生経験の少ない園児にとって、「なつかしい」という言葉と感覚は難しいものです。しかし、園児たちは、口々に「なつかしい」という言葉を発しました。「なつかしい」という音と意味が結び付き、共有化されているということでしょう。言葉や数の概念が定着することを『記号接地』と言い、近年、教育界で注目されています。
その後、45日間の夏休みの長さを体感する意味で、45までみんなで数えました。
そして、夏休みに守る5つの約束を確認し、みんなで「せみのうた」を歌いました。
ところで、「なつかしい」と似た言葉に、「こいしい」があります。園児たちは、「なつかしい」と言っても、「こいしい」とは言いません。
・新婚の頃がなつかしい。 ・新婚の頃がこいしい。
2つの文を比べると、「こいしい」の方が、「過去が良かった」、「あの頃に戻りたい」というニュアンスが強くなりますね。園児たちは、今を生きています。そして、前を向いて生きていきます。「こいしい」という言葉は、当分理解しないでしょう。