2025年

  •  今日は、「避難訓練」がありました。地震対応のための避難訓練です。東日本大震災以来、人々の防災意識が高まり、南海トラフ地震への危機感から、「避難訓練」の重要性が高まっています。
     童話『浦島太郎』を御存じだと思います。浦島太郎は、竜宮城を去るとき、乙姫から「中には人にとって最も大切なものが入っています。決して開けてはいけません。」という言葉とともに、『玉手箱』をいただきます。この『玉手箱』の中に入っていたものとは何でしょう?それは、「いのち」ではないでしょうか。「いのち」という言葉の語源は、はっきりしていないそうですが、「いの一番の血(一番大切な血の源)」という意味もあるのではないかとも言われています。
     避難訓練とは、まさに「いのち」を守るための訓練です。園児たちは、とても真剣な表情でした。年少さんのある子からは、「地震、怖かった」という言葉も聞かれました。切実感をもって取り組んでいたのでしょう。話もしっかり聞くことができました。

    【部屋の中央で頭を守り、ダンゴムシのような姿勢をとる園児】
     
    【静かに避難する様子】
    【真剣に話を聞く様子】
  •   本日は、まず一冊の本を紹介します。題名は、『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』です。豊西幼稚園の保育の理念と共通する内容が書かれています。その本のあとがきに次のような筆者の言葉あります。
     『人間、どう生きるか、どのようにふるまいどんな気持ちで日々送ればいいか、本当に知っていなくてはならないことを、私は全部残らず幼稚園で教わった。人生の知恵は大学院という山のてっぺんにあるのではなく、日曜学校の砂場に埋まっていたのである。』
     
     どろんこ遊びが始まって、園児たちは夢中になって遊んでいます。その遊びの中で、想像力を働かせたり、好奇心を育んだり、人間関係を調整したり、大学や大学院では学べないこと園児たちは身体を通して学んでいます。

    【そら組さんの様子】
     
    【ばら組さんの様子】
    【うさぎ組さんの様子】
  • 裏庭の柵が…

    2025年5月14日
       園舎と豊西小学校との間の裏庭に、柵があります。子供が外に飛び出して事故や事件に巻き込まれないようにするためです。防犯の効果も期待されます。
       この柵が、新しく変わりました。豊西幼稚園初代PTA会長の手作りです。材料を自ら用意して、作成してくださいました。この方は、園児からも本名で呼ばれて、親しまれています。職員も園児も感謝の気持ちでいっぱいです。
       このように、豊西幼稚園は地域の方々に支えられて教育活動を行っています。まさに、「豊西わくわく」の園づくりです。これからも、地域を愛し、愛される園にしていきたいと思います。
       
    •  本日、園児が夏野菜の植え付けをました。「そら組」さんが植えたのは、トマト、ナス、ピーマン、オクラです。園庭にある小さな畑とプランターに植えました。
       「ばら組」さんが植えたのは、キュウリでした。植える前に、しっかり苗を観察しました。プランターに土を入れて、心を込めて苗を植え、しっかり水をまきました。
       これからも、自然や生命の偉大さ、季節感を大切にした保育をしていきます。

      【ばら組さんのキュウリの植え付け】
    •  令和7年度の未就園児教室が行われました。豊西幼稚園の未就園児教室は、「かるがも組」と言われています。
       まず、園長のあいさつと読み聞かせがありました。子供たちは静かにとてもしっかりと聞くことができ、驚きました。次に職員による手遊び。子供たちは興味津々です。続いて、親子協働での製作、最後に外遊びをしました。子供たちはとても楽しそうで、幼稚園生活を満喫したと思います。
       豊西幼稚園では、質の高い保育と保護者の皆様が「通わせたい」と思える園運営を心掛けています。ぜひ、多くの子供たちの入園をお待ちしています。 
    •  今日は、園児たちが楽しかった遠足の思い出を絵に表していました。製作を通して、感動を思い返したり、友達と共有したりしています。ただ、活動するだけでなく、「体験→表現」をすることによって、思いや考え方を定着していきます。豊西幼稚園では、活動させっぱなしではなく、遊びや体験を体系的、計画的に行って、学びを深めていきます。


      【ばら組さんの協働的に十湖池の絵を作成する様子】
      【そら組さんのおうちの方と楽しく遊んだ絵を各自で描く様子】
    • 親子遠足が新聞に!

      2025年5月12日
         5月9日の親子遠足が、静岡新聞に掲載されました。ばら組さんの十湖池の様子です。十湖池のビオトープを大切に守ってきた地域の取り組み、そして園児たちのあふれる笑顔が紹介されています。まさに、「元気もりもり」「友達にこにこ」「豊西わくわく」の象徴です。
         これからも、園児の成長と故郷を誇りに思う保育を展開していきます。
      •  5月2日に予定されていた「親子遠足」。雨で延期されていました。本日も微妙な天候でしたが、子供たちの願いが届いたのか、無事に行うことができました。
         年少さんは、園の近場の散策後、園庭で昼食をいただきました。お父さんお母さんと遊ぶ表情は、いつも以上に輝いていました。遠くまで歩いたわけではありませんが、気分が高揚していたので、帰宅後はきっと疲れていたのではないでしょうか。預かりの子も熟睡していました。
         年中さんは、十湖池の散策です。まず、「field bingo」で十湖池の自然に親しみました。そして、ザリガニ釣りです。ザリガニを釣り上げた笑顔が、とても印象的でした。保護者の皆さんも表情も、とても素敵でした。
         年長さんは、豊緑地に赴きました。ちょっと遠くまで歩きましたが、お父さんお母さんとのお散歩はとても楽しそうです。豊緑地では、保護者の皆さんと「しっぽとり」をしました。保護者の皆さんの容赦ない(?)攻撃に、園児たちは三連敗。おうちの方が意地を見せました。その後は、親子で自由に遊びました。いつもより高くまで揺れるぶらんこ、元気集会で教えてもらった鉄棒など、思い思いの遊びをenjoyしました。
         親子ともども笑顔あふれる素敵な一日となりました。

        【うさぎ組さんの様子】
         
        【ばら組さんの様子】
        【そら組さんの様子】
      • どろんこ遊び開始!

        2025年5月8日
           昨日から、年少さんは「どろんこ服」での登園になりました。「どろんこ服」とは、どろんこ遊びで汚れてもいい服のことです。そうすることによって、登園してすぐに外遊びができます。
           少し風が冷たい朝でしたが、すぐに子供たちは水を出して、足を浸からせていました。子供たちは、水が大好きです。生まれる前に羊水の中いたことと関係があるのでしょうか? 
           泥や色水を運び、遊んでいます。職員が、「足すと増えるね!」「増やすとこぼれるね!」などと声を掛けていきます。経験と言葉が重なって、少しずつ概念が形成されることでしょう。これが、小学校で学習する「足し算」、特に繰り上がりの足し算の学習につながっていくと考えられます。
           トンネルをつくっている園児もいます。直接目には見えない砂山の向こう側とのつながりをイメージすることによって、空間を把握する力を高めることが期待されます。
           
        •  本日より、年少「うさぎ組」さんが通常登園となりました。そして、午後までの保育となり、みんなで初めてのお食事でした。
           水曜日の外注食は、「ねこちゃん弁当」です。待っている間も、「いいにおいがする」「楽しみ」などのつぶやきが聞こえ、待ちきれない様子。「マシュマロテスト」と言われる、保育に関する有名な実験があります。マシュマロを我慢し、賢く忍耐力を身に付けた幼児は、将来伸びる、と言われているものです。このデータが信頼できるものかはわかりませんが、豊西幼稚園は、忍耐力も「非認知能力」の一つとして、重要な力だと考えています。
           園児たちは、お弁当が配られるまで、手を膝の上においてたいへん静かに待つことができました。保育園経験者も多いということもありますが、ベテランの職員も、そのお行儀のよさに驚いていました。これからの成長が楽しみです。