2026年5月

  • 試す

    2026年5月18日
       園庭の小山の穴に、そら組さんが水を入れます。シャワーのように撒かれた水の中にプリズムを発見し、「虹だ!」と大喜び。笑顔が広がります。
       水がたまりだすと、雨樋のような筒に水を通し始めました。年中の時の水遊びの発展バージョンです。昨年のそら組さんには見られなかった 遊びです。筒をつなげても、なかなか水は流れません。一人がベンチを持ってきて傾斜をつけると、水が流れ出しました。水は高いところから低いところに流れることを感覚的には知っているでしょうが、実際に自分たちで工夫して目に見えると、より確かな知識となっていきます。
       かごやバケツを持ってきて、さらに急勾配にいていきます。すると予想どおり水の勢いが増しました。いろいろ試すことによって、子供たちは遊びの中で知識を身に付けていきます。
    • 聴く姿勢

      2026年5月18日
         『ちいさなおなべの会』さんによる素話がありました。素話は、絵本の読み聞かせと違い、絵がないので、聴く側の想像力や集中力が大切です。読み聞かせよりも難しい活動と言えるでしょう。
         少し前のテレビ番組の中で、『いまでしょ!』で有名になった某予備校講が、「勉強のできる生徒で、姿勢の悪い子はいない。姿勢の良いヤンキーもいない。」と語る場面があったように記憶しています。今日も、園児たちはとても良い姿勢で素話を聴くことができました。
         『ちいさなおなべの会』でお話しいただいた作品を紹介します。
        ばら組
         『くまさん』、『とりのみじい』(日本の昔話「昔話百選」より)、『ひとりふたりさんにんのこども』(松岡享子作)
        そら組
         『くまさん』、『くまとりすのおやつ』(福音館)、『めうしのブーコラ』(アイスランドの昔話)
      •  本日は、「おー川・桜の水辺の会」さんが実施する「おー川」の清掃に、そら組さんの保護者がボランティアとして参加しました。
         先日の親子遠足でも、おー川の自然に親しみましたが、豊西幼稚園は、このおー川のおかげで、自然に触れながら健やかな保育ができています。
         かなり暑くなりましたが、保護者の皆様、本当にいつも協力的で、豊西幼稚園は地域や保護者に支えられています。本当にありがとうございました。
      • 推測する

        2026年5月15日
           ばら組さんも、「色水遊び」に夢中です。昨年は、ほとんど取り組んだことがなかったので、花びらの色が水に溶けだしていく様子に、好奇心を掻き立てられます。様々な色の水が出来上がると、みんなで見せ合いながら、「これはリンゴジュース」、「わたしのはミカンジュース」などと言いながら、色を楽しんでいました。
           「いろいろな花びらを混ぜるとどうななるの?」と一人が言うと、「虹色になるんじゃない?」という声が。とても素敵な発想ですね。大人では思いつかない考えです。実際、いろいろな花びらで色水をつくると、黒っぽくなりました。でも、がっかりする様子はなく、「コーラになった!」と驚いていました。
           このように、観察された事実から原因を推測し、仮説を導き出す思考法を『アブダクション』と言います。この『アブダクション』は、科学の発見や子供の探求など、人間の考える力の核心にある理論として、近年注目されています。
           園児たちが推測する様子は、毎日のように見られます。このような場面を見逃さず、考える力を伸ばしていきたいと思います。
        • 本物だ!

          2026年5月14日
             本日は、火災による避難訓練を行いました。消防士の方々にも参加いただき、職員の動きや連絡・報告の仕方、消火活動まで、御指導いただきました。
             園児は、真剣にそして静かに避難でき、消防士さんから「はなまるです!」とお褒めの言葉をいただきました。
             次にお待ちかねの「消防車の見学」です。園児たちは、本物の消防車に興奮気味です。本物に触れることは本当に大切ですね。「あこがれ」は、教育力を推進する大きな原動力と言われています。あこがれの消防車を間近で見たり、消防服を着たりして、とても良い体験ができました。まさしく「キャリア教育」になった一日でした。
          • 泥だんごの魅力

            2026年5月13日
               今週のそら組さんの遊び、学びを紹介します。
               先週の親子遠足の絵をかきました。人物を大きくかくのではなく、おうちの人や遊具などもかき込んで、構図が少しずつ複雑になっています。自分だけをかくのではなく、思い出を表現しようとしているのでしょう。
               夏野菜も植えました。自分の好きな野菜を選んでいます。ズッキーニやゴーヤなど、今まで豊西幼稚園ではあまり育てていない野菜もあります。育ててみたいという気持ちを大切にしています。
               昨年はキュウリやブロッコリーを、今年になってもスナップエンドウをたくさん収穫してきたそら組さんですから、きっと夏野菜も愛情込めて育ててくれることでしょう。
               外遊びでは、園庭の小山に水を入れてダイナミックに遊んでいます。ばら組さんの時と違うのは、「泥だんご」をつくる園児が増えていることです。「泥だんご」は手をかければかけるほど艶が出てきます。自分だけの宝物のようです。豊西幼稚園の宝物である園児たちも、自分で自分を磨いて輝いてほしいと思っています。
               昨年そら組さんが年中の時に楽しんでいたように、今年もばら組さんは泥に入り込んで、全身で泥遊びを楽しんでいました。
            •  季節は巡り、今年もメダカビオトープの睡蓮が咲きました。かわいらしいピンク色です。
               暖かくなって、メダカたちも元気に泳いでいます。
               唱歌「めだかの学校」では、「そうと覗いてみてごらん みんなでお遊戯しているよ」という歌詞ですが、園児たちは、見ているだけにとどまりません。メダカに触ろうと必死です。子供は何でも触ってみようとしますね。
            • ノウハウ

              2026年5月12日
                 今週から、うさぎ組さんも午後の降園になりました。ということで、月曜日は、初めてみんなで食べる昼食です。この日は、外注食の「ねこちゃん弁当」でした。初めての弁当に目をか輝かせる子、お箸にチャレンジする子、あまり食べたことのないおかずになかなか食が進まない子など、反応は様々でしたが、楽しく食事をすることができました。
                 学校で習う知識の多くは、『宣言的知識』と呼ばれるものです。「法隆寺を建てたのはだれですか?」といった風に、テストで答えられるような知識のことです。ここで、「大工」と答えるとバツになってしまいます。
                 それに対して、『手続き的知識』と言われるものがあります。「着替えの手順」や「自転車の乗り方」のようなものです。一般的に、「ノウハウ」と言われるような知識や技能のことです。食事のマナーや食べ方などはこちらにあたるものです。こうした、『手続き的知識』は暮らしに密着したものが多く、主体的な学びや『宣言的知識』の前提となる知識です。豊西幼稚園では、年少でこうした『手続き的知識』が身に付くように保育を進めています。
              •  ばら組さんが、「ザリガニ」の製作をしています。遠足で行った「ザリガニ釣り」の感激を製作につなげています。このように、園児の「やりたい!」を大切にしながら、学びをつなげていくことにより、知識や記憶をより確かなものにしていきます。
                 もちろん、ザリガニの飼育もしています。写真にも写っているように、エサはアタリメ。いいものを食べています。
                そういえば、あの頃は今日も明日も行っていた駄菓子屋
                それからザリガニ釣りやサバイバル 些細な事が笑いになる
                気付けば赤く山が染まる 明日の遊びはWhat You Gonna Do?

                夕焼けの帰り道 西日と伸びる影法師
                今日の自分が 一歩進んだ 明日へと踏み出せる様に


                FUNKY MONKEY BABYSの『西日と影法師』という曲の歌詞です。今日の学びを生かして、園児たちは、明日何をして遊ぶのでしょうか?
              • 季節の中で

                2026年5月10日
                   うさぎ組さんの「親子遠足」を紹介します。
                   うさぎ組さんは、幼稚園の近場を親子で散策しました。出発前に、双眼鏡を製作しました。もちろんレンズなどは付いていませんが、自然をよく見て来ようという意識を高めます。地域の米山さんに御協力いただいている「なかよし畑」でジャガイモを観察したり、「おー川」の水辺近くで自然に触れ合ったりしました。

                   昭和のヒット曲に『季節の中で』というフォークソングがあります。その歌詞は次のようなものです。

                  めぐる めぐる季節の中で あなたは何を見つけるだろう 

                   園児たちは何を見付けたのでしょうか。自然の見つめる表情はとても魅力的でした。
                   
                   それから、園に戻り、遊具で遊んだり、親子でお弁当をいただいたりしました。
                   
                   羽ばたくと言えば、「おー川」にはたくさんの生物が生息しています。大きな鯉や亀に園児たちは、興奮していました。アオサギや鵜などもいます。なんと今年も、豊西幼稚園を象徴する「かるがも」が飛来していました!「かるがも」は、鴨の中では珍しく、春に飛来します。
                   カメラを向けると。3羽とも飛び立ってしまい、シャッターチャンスを逃してしまいました。

                   うさぎ組さんは、未就学児教室「かるがも」出身。 『季節の中で』の歌詞の続きは、

                  飛び交う鳥のように はばたけ高く はばたけ強く ちいさな翼広げ

                  園児たちが頑張って羽ばたいていくよう、保育・支援してまいりたいと思います。