2026年5月

  •  うさぎ組さんが、屋外で「色水遊び」など思い思いの遊びを楽しんでいました。すると素敵な声が…。
     「いっしょにやらないかー!」
    砂場に水を貯め、砂を掘ると水が移動していくことに面白さを見付けたうさぎ組さんの男の子が、声を掛けました。自分の興味に基づき、一対一の関わりを求めることの多い年少さんが、みんなを誘っています。
     「入れてー!」は、友達の行動に共感し、繋がっていく素敵な言葉です。「いっしょにやらないかー!」は、同じように共感、繋がりをつくる言葉ですが、さらに、発信力があります。「始める力」を感じる言葉です。
     AIは、人が問いを発すれば、即座に高度な回答を提供してくれます。ただ、AIは自ら問いを発することはあまりないでしょう。「始める力」は、AI時代に必要な力だと言えるでしょう。
     浜松には、「やらまいか」という合い言葉があります。この言葉は、世界に羽ばたく企業を生み出した浜松を象徴する言葉です。なにより「始める力」を感じ取ることができる、主体的な言葉です。
     「いっしょにやらないかー!」は、「やらまいか」に近い言葉ですね。こんな言葉がうさぎ組さんから聞かれるなんて、とても清々しい気持ちになりました。
  • 歯、どうした?

    2026年5月23日
       昨日は、歯科検診がありました。うさぎ組さんの保護者の皆様、付き添いありがとうございました。
       昭和時代には、「はぁーどうした」という言葉が、民謡やドリフのオープニングなどで合いの手に使われていました。「歯医者に行く」と言うと、「はぁ、どうした!」と返されたものです。
       さて、豊西幼稚園の歯科検診は、『全員、虫歯0!』でとても良い結果でした。園医の森田歯科さんは、「子供の態度がとても良い園ですね」とおっしゃっていました。そして、「保護者の態度は、もっと素晴らしい」と言われました。子供は親の子育てを映す鏡ですね。
    • じゃがいもの味は?

      2026年5月22日
         「じゃがいもの味を教えて?」とAIに尋ねると、『一言で言うと「やさしい甘みとホクホク感」が特徴です』と回答され、「男爵」と「メークイン」の味の違いや、適切なレシピまで、聞いてもいないことを答えます。
         この事実から、「AIはじゃがいもの味はわかっている」と言えるでしょうか?やはり、言葉というのは五感や身体感覚が伴ってこそ、本当の言葉、真の理解だと言えるのではないでしょうか。
         今日は、収穫したじゃがいもを蒸かして、みんなで食べました。「おいしい!」という声がたくさん聞かれました。そして、多くの園児たちが職員室を訪れ、「おいしいじゃがいもをありがとう!」を感謝の気持ちを伝えてくれました。実感を伴う言葉は美しいですね。
      • いのちの歌

        2026年5月21日
           浜松出身のピアニストで、作曲家に「村松崇継」氏という方がいます。「やらまいか大使」でもあります。代表曲に、合唱曲としても知られる「いのちの歌」があります。竹内まりやさんが、作詞、歌唱しているので、知っている方もいるでしょう。
          生まれてきたこと 育ててもらえたこと 出会ったこと 笑ったこと
          そのすべてにありがとう この命にありがとう


           「いのちの歌」の歌詞の最後の部分です。本日は、5月の「誕生会」でした。一年に一度の誕生日には、「この命にありがとう」と言いたいですね。
        • じゃがいも会議

          2026年5月20日
             昨日の「じゃがいも掘り」の印象が強く残っている今日、ばら組さんが「じゃがいも」の製作を行いました。製作によって、学びを広げ、つないでいきます。じゃがいもは葉や茎の下、土の中でできることを写真で確認して、絵をかいていきました。
             ばら組の園児が職員室に来て、「昨日、家で『じゃがいも会議』したよ!」と報告してくれました。「じゃがいも会議」とは、国営の教育テレビで放映されている番組の、ある1つのコーナーです。家でじゃがいもの料理について話し合ったのかもしれません。園で学んだことを家でも広げ、深めていくことは、学ぶ姿勢の育成に大きく役立つことでしょう。
             昨夜の「じゃがいも会議」は、マッシュポテトになったようで、ジャガイモをつぶし始めました。固くてつぶしにくそうにしていたところ、職員が「どうしたらやわらかくなると思う?」と問いかけると、「レンジで温める」という結論に。温めた後はスムーズにつぶせました。もう1つ新たな発見がありました。「ポテトのにおいがする!」温めることによって香りが強まることに感動していました。学ぶ姿勢と確かな知識を身に付けるためには、体験や感動を伴う学びが肝要です。
          • 自然

            2026年5月19日
               本日は、楽しみにしていた「ジャガイモ掘り」の日です。近隣の米山さんに管理いただいている「なかよし畑」に出向きました。
               地面からジャガイモが見えると歓声が上がります。スーパーなどで売られている商品と違い、土の中から現れる自然の作物に、子供たちの目は輝きます。
               園に帰ると、ジャガイモの個数を数えたり、大きさを比較したりします。ただ数字を数えるのではなく、自分たちで収穫したジャガイモが学習材ですから、とても意欲的です。このような活動を通して、数量的な知識や感覚を身に付けます。
               5月29日(金)には、収穫したジャガイモを使って「カレーパーティー」を実施する予定です。
               今日も、園児たちがジャガイモを持ち帰りましたが、採れたてのジャガイモをいただいたでしょうか。
               今回の「ジャガイモ掘り」は、未就園児教室『かるがも組』も一緒に行いました。豊西幼稚園は、自然に触れあい、季節感を味わいながら、非認知能力を育成していく園です。『かるがも組』への御参加も歓迎いたします!
            • 試す

              2026年5月18日
                 園庭の小山の穴に、そら組さんが水を入れます。シャワーのように撒かれた水の中にプリズムを発見し、「虹だ!」と大喜び。笑顔が広がります。
                 水がたまりだすと、雨樋のような筒に水を通し始めました。年中の時の水遊びの発展バージョンです。昨年のそら組さんには見られなかった 遊びです。筒をつなげても、なかなか水は流れません。一人がベンチを持ってきて傾斜をつけると、水が流れ出しました。水は高いところから低いところに流れることを感覚的には知っているでしょうが、実際に自分たちで工夫して目に見えると、より確かな知識となっていきます。
                 かごやバケツを持ってきて、さらに急勾配にいていきます。すると予想どおり水の勢いが増しました。いろいろ試すことによって、子供たちは遊びの中で知識を身に付けていきます。
              • 聴く姿勢

                2026年5月18日
                   『ちいさなおなべの会』さんによる素話がありました。素話は、絵本の読み聞かせと違い、絵がないので、聴く側の想像力や集中力が大切です。読み聞かせよりも難しい活動と言えるでしょう。
                   少し前のテレビ番組の中で、『いまでしょ!』で有名になった某予備校講が、「勉強のできる生徒で、姿勢の悪い子はいない。姿勢の良いヤンキーもいない。」と語る場面があったように記憶しています。今日も、園児たちはとても良い姿勢で素話を聴くことができました。
                   『ちいさなおなべの会』でお話しいただいた作品を紹介します。
                  ばら組
                   『くまさん』、『とりのみじい』(日本の昔話「昔話百選」より)、『ひとりふたりさんにんのこども』(松岡享子作)
                  そら組
                   『くまさん』、『くまとりすのおやつ』(福音館)、『めうしのブーコラ』(アイスランドの昔話)
                •  本日は、「おー川・桜の水辺の会」さんが実施する「おー川」の清掃に、そら組さんの保護者がボランティアとして参加しました。
                   先日の親子遠足でも、おー川の自然に親しみましたが、豊西幼稚園は、このおー川のおかげで、自然に触れながら健やかな保育ができています。
                   かなり暑くなりましたが、保護者の皆様、本当にいつも協力的で、豊西幼稚園は地域や保護者に支えられています。本当にありがとうございました。
                • 推測する

                  2026年5月15日
                     ばら組さんも、「色水遊び」に夢中です。昨年は、ほとんど取り組んだことがなかったので、花びらの色が水に溶けだしていく様子に、好奇心を掻き立てられます。様々な色の水が出来上がると、みんなで見せ合いながら、「これはリンゴジュース」、「わたしのはミカンジュース」などと言いながら、色を楽しんでいました。
                     「いろいろな花びらを混ぜるとどうななるの?」と一人が言うと、「虹色になるんじゃない?」という声が。とても素敵な発想ですね。大人では思いつかない考えです。実際、いろいろな花びらで色水をつくると、黒っぽくなりました。でも、がっかりする様子はなく、「コーラになった!」と驚いていました。
                     このように、観察された事実から原因を推測し、仮説を導き出す思考法を『アブダクション』と言います。この『アブダクション』は、科学の発見や子供の探求など、人間の考える力の核心にある理論として、近年注目されています。
                     園児たちが推測する様子は、毎日のように見られます。このような場面を見逃さず、考える力を伸ばしていきたいと思います。