推測する

2026年5月15日
     ばら組さんも、「色水遊び」に夢中です。昨年は、ほとんど取り組んだことがなかったので、花びらの色が水に溶けだしていく様子に、好奇心を掻き立てられます。様々な色の水が出来上がると、みんなで見せ合いながら、「これはリンゴジュース」、「わたしのはミカンジュース」などと言いながら、色を楽しんでいました。
     「いろいろな花びらを混ぜるとどうななるの?」と一人が言うと、「虹色になるんじゃない?」という声が。とても素敵な発想ですね。大人では思いつかない考えです。実際、いろいろな花びらで色水をつくると、黒っぽくなりました。でも、がっかりする様子はなく、「コーラになった!」と驚いていました。
     このように、観察された事実から原因を推測し、仮説を導き出す思考法を『アブダクション』と言います。この『アブダクション』は、科学の発見や子供の探求など、人間の考える力の核心にある理論として、近年注目されています。
     園児たちが推測する様子は、毎日のように見られます。このような場面を見逃さず、考える力を伸ばしていきたいと思います。