今日は全学年 テストday 1・2年生は県の学力調査、3年生は実力テスト。。
3学期が始まって数日ですが、どの教室にも “ ピン ” と張りつめた空気が広がっていました。
これまでの積み重ねの成果が出せたかな~
と、今日は 始業式での校長先生のお話を紹介します。
あけましておめでとうございます。冬休みはいかがでしたか?
3学期の決意を述べてくれたみなさんありがとう。それぞれに気持ちも新たに新年を迎え、決意に満ちていることがよくわかりました。
2024年の始まりは残念ながら悲しいものとなりました。元旦の能登半島を突然襲った地震。自然災害には、新年を祝う人間の都合なんて全く関係ありません。改めて、備えの大切さを痛感しました。亡くなった方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方たちが一日も早く元の生活を取り戻せることを祈ります。K生徒会長、遠く浜松にいる私たちに何かできることはありませんか?考えてみてください。
今年は辰年です。辰は竜(りゅう)。天竜中の竜です。これはその年を12種類の動物になぞらえたもので十二支といいますね。干支という、この十二支のことだと思っている人が多いのですが、本当は、「十干十二支(じっかんじゅうにし)」を略した言い方で「十干」と「十二支」を組み合わせて「干支」といいます。「十干」とは1から10までを数えるための言葉です。今年は「十干」でいうと1番目の「甲(きのえ)」の年。そこで、今年の「干支」は甲と辰を組み合わせた「甲辰」となります。
「甲」は、十干の1番目、生命や物事の始まり、成長を意味しているそうです。
「辰」はもともとは「振るう」という文字が由来と言われ、自然界の万物が振動し、草木が成長して活力に満ちた状態を表すそうです。辰(竜、龍)は十二支の中で唯一空想上の生き物で、権力や隆盛の象徴であると言われています。
この2つの組合せである「甲辰」は、60年に一度の変化の年だと言われています。ちなみに60年前は、アジアで初めての東京オリンピックが開催され、当時世界最速の新幹線が開通した年でした。このように変化を恐れず進んでいくことで、「物事が始まり大きく成長する」年。2024年は、天竜中の年、みんなで「やっちゃえ!天中」の精神で、新しいことに挑戦して、大きく成長していきましょう。
3学期が始まって数日ですが、どの教室にも “ ピン ” と張りつめた空気が広がっていました。
これまでの積み重ねの成果が出せたかな~
と、今日は 始業式での校長先生のお話を紹介します。
あけましておめでとうございます。冬休みはいかがでしたか?
3学期の決意を述べてくれたみなさんありがとう。それぞれに気持ちも新たに新年を迎え、決意に満ちていることがよくわかりました。
2024年の始まりは残念ながら悲しいものとなりました。元旦の能登半島を突然襲った地震。自然災害には、新年を祝う人間の都合なんて全く関係ありません。改めて、備えの大切さを痛感しました。亡くなった方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方たちが一日も早く元の生活を取り戻せることを祈ります。K生徒会長、遠く浜松にいる私たちに何かできることはありませんか?考えてみてください。
今年は辰年です。辰は竜(りゅう)。天竜中の竜です。これはその年を12種類の動物になぞらえたもので十二支といいますね。干支という、この十二支のことだと思っている人が多いのですが、本当は、「十干十二支(じっかんじゅうにし)」を略した言い方で「十干」と「十二支」を組み合わせて「干支」といいます。「十干」とは1から10までを数えるための言葉です。今年は「十干」でいうと1番目の「甲(きのえ)」の年。そこで、今年の「干支」は甲と辰を組み合わせた「甲辰」となります。
「甲」は、十干の1番目、生命や物事の始まり、成長を意味しているそうです。
「辰」はもともとは「振るう」という文字が由来と言われ、自然界の万物が振動し、草木が成長して活力に満ちた状態を表すそうです。辰(竜、龍)は十二支の中で唯一空想上の生き物で、権力や隆盛の象徴であると言われています。
この2つの組合せである「甲辰」は、60年に一度の変化の年だと言われています。ちなみに60年前は、アジアで初めての東京オリンピックが開催され、当時世界最速の新幹線が開通した年でした。このように変化を恐れず進んでいくことで、「物事が始まり大きく成長する」年。2024年は、天竜中の年、みんなで「やっちゃえ!天中」の精神で、新しいことに挑戦して、大きく成長していきましょう。
さて、ここからは「竜」ではなく「ペンギン」の話をします。ペンギンの中でも「ファーストペンギン」。これは、ペンギンの種類ではありません。
ペンギンは常に群れで行動しますが、その中に特定のリーダーはいないそうです。最初の一羽のペンギンが何か行動を起こすと、群れ全体がそれに従う習性があります。エサの魚を獲るときも、シャチやオットセイなどの敵がいるかもしれない海へ最初に飛び込む一羽のペンギンがいると、次々と海に入っていきます。そこで、最初のペンギンは勇敢であると解釈され、危険や失敗を恐れず挑戦する精神の持ち主を、アメリカでは尊敬の思いをこめて「ファーストペンギン」と呼ぶそうです。
2学期の終業式で、陸上選手の話をしました。1マイル走で世界で最初に4分の壁を越えたバニスター選手の後、次々と新記録が生まれた、という話。バニスター選手は、1マイル走における「ファーストペンギン」であったと言えるかもしれません。
何事も、最初の一人になって壁を超えるのは、難しいと思ってしまいますよね。私も、それはとても勇気がいることで、成功するためには緻密な計画と準備、血のにじむような努力が必要だ、そう思っていました。しかし、ある本に出会って、少し考えが変わったのです。
それは「私がファーストペンギンになれた理由」 著者は小粥おさ美さん。磐田市出身、2013年に浜松市で、地方の中小企業が海外へ製品を輸出するサポートをする会社を立ち上げた方、まさに、ファーストペンギンの一人です。この本は、小粥さん自身の経験や考え方に加え、各業界に新しい風を起こした「ファーストペンギン」の皆さんの経験や考え方を紹介し、ファーストペンギンになるために必要な心構えを教えてくれています。
小粥さんは、地元の高校を卒業後、大学に行ったものの何か違うと感じ中退、その後、ただ英語の勉強をしたいという理由だけでオーストラリアへの留学を決意、必死にアルバイトをして貯金をし、留学しました。
そこから紆余曲折を経て、今の小粥さんがあります。留学した時に今のような仕事をしようと思っていたわけではありません。ただ、とにかく行動すること、そして、自分にできないことは助けてもらうことを大切にしていました。
ペンギンは常に群れで行動しますが、その中に特定のリーダーはいないそうです。最初の一羽のペンギンが何か行動を起こすと、群れ全体がそれに従う習性があります。エサの魚を獲るときも、シャチやオットセイなどの敵がいるかもしれない海へ最初に飛び込む一羽のペンギンがいると、次々と海に入っていきます。そこで、最初のペンギンは勇敢であると解釈され、危険や失敗を恐れず挑戦する精神の持ち主を、アメリカでは尊敬の思いをこめて「ファーストペンギン」と呼ぶそうです。
2学期の終業式で、陸上選手の話をしました。1マイル走で世界で最初に4分の壁を越えたバニスター選手の後、次々と新記録が生まれた、という話。バニスター選手は、1マイル走における「ファーストペンギン」であったと言えるかもしれません。
何事も、最初の一人になって壁を超えるのは、難しいと思ってしまいますよね。私も、それはとても勇気がいることで、成功するためには緻密な計画と準備、血のにじむような努力が必要だ、そう思っていました。しかし、ある本に出会って、少し考えが変わったのです。
それは「私がファーストペンギンになれた理由」 著者は小粥おさ美さん。磐田市出身、2013年に浜松市で、地方の中小企業が海外へ製品を輸出するサポートをする会社を立ち上げた方、まさに、ファーストペンギンの一人です。この本は、小粥さん自身の経験や考え方に加え、各業界に新しい風を起こした「ファーストペンギン」の皆さんの経験や考え方を紹介し、ファーストペンギンになるために必要な心構えを教えてくれています。
小粥さんは、地元の高校を卒業後、大学に行ったものの何か違うと感じ中退、その後、ただ英語の勉強をしたいという理由だけでオーストラリアへの留学を決意、必死にアルバイトをして貯金をし、留学しました。
そこから紆余曲折を経て、今の小粥さんがあります。留学した時に今のような仕事をしようと思っていたわけではありません。ただ、とにかく行動すること、そして、自分にできないことは助けてもらうことを大切にしていました。
小粥さんやこの本で紹介されている人たちが、どのようにしてファーストペンギンになったのか、ぜひ本を読んでみてほしいと思いますが、本にはファーストペンギンの共通点が5つ挙げられています。
(1)「好奇心の塊」興味のあることが次々湧いてきます。やりたいと思ったことを素直にやります
(2)「頭の中にお花畑が広がる」自分が考えたことは必ずうまくいくと思っています。事前準備も根拠もないけれど、人に無理だと言われても、自分はできると思っています。「勘違い力」が高いとも言えます。
(3)「まずやる」考えるより先に行動します。すぐ行動するから当然失敗だらけです。でもまたすぐにチャレンジします。
(4)「あとから焦る」やります、できます、と言ったものの、やってみると難しくて焦ることがよくあります。でも、それをバネに成長します。
(5)「他人と同じことはしたくない」「引かれたレールの上を歩きたくない」と思っているので、他人と違うことをやろうとします。だから、人からは常にチャレンジしているように見えます。
いかがですか?皆さんの中にも、こんなところがありませんか?ちょっとはあるかも・・・と思った人は、ファーストペンギンになる素質を持っているかもしれません。
(1)「好奇心の塊」興味のあることが次々湧いてきます。やりたいと思ったことを素直にやります
(2)「頭の中にお花畑が広がる」自分が考えたことは必ずうまくいくと思っています。事前準備も根拠もないけれど、人に無理だと言われても、自分はできると思っています。「勘違い力」が高いとも言えます。
(3)「まずやる」考えるより先に行動します。すぐ行動するから当然失敗だらけです。でもまたすぐにチャレンジします。
(4)「あとから焦る」やります、できます、と言ったものの、やってみると難しくて焦ることがよくあります。でも、それをバネに成長します。
(5)「他人と同じことはしたくない」「引かれたレールの上を歩きたくない」と思っているので、他人と違うことをやろうとします。だから、人からは常にチャレンジしているように見えます。
いかがですか?皆さんの中にも、こんなところがありませんか?ちょっとはあるかも・・・と思った人は、ファーストペンギンになる素質を持っているかもしれません。
今年度の仕上げとなる3学期をはじめるにあたり、
今の自分がやりたいこと、やるべきことを見極め、自分にはできると信じて、まずは行動してみましょう。
そして、いつかファーストペンギンになる自分を想像し不可能を可能にする一歩を踏み出してください。
今年はパリオリンピック開催の年2学期終業式に来てくれた鈴木海音選手も、2月のJリーグ開幕に向けて、そしてパリの日本代表に選ばれるために、自分ならできると信じて、行動しているはずです。
3年生、15歳の志を抱いて中学校を卒業していく日まであと70日です。4月から、自分が決めた道の第一歩を力強く踏み出すために、行動あるのみ。
天竜中のすべての1・2年生とすべての先生たちが皆さんを応援しています。
今の自分がやりたいこと、やるべきことを見極め、自分にはできると信じて、まずは行動してみましょう。
そして、いつかファーストペンギンになる自分を想像し不可能を可能にする一歩を踏み出してください。
今年はパリオリンピック開催の年2学期終業式に来てくれた鈴木海音選手も、2月のJリーグ開幕に向けて、そしてパリの日本代表に選ばれるために、自分ならできると信じて、行動しているはずです。
3年生、15歳の志を抱いて中学校を卒業していく日まであと70日です。4月から、自分が決めた道の第一歩を力強く踏み出すために、行動あるのみ。
天竜中のすべての1・2年生とすべての先生たちが皆さんを応援しています。