今日の5時間目、
「先輩から学ぶ(サッカーを通じて)」と題した、3年生対象のキャリア教育講演会
が行われました。
講師は 天竜中学校を今から6年前に卒業したOBで、現在、大学生活を送りながら、サッカー日本代表関係の仕事にも携わっている 富山賢さん。また、サプライズゲストとして、富山さんと同級生で、現在、ジュビロ磐田、またU-22日本代表で活躍中の 鈴木海音選手が来てくれました。
富山さんによる講演のテーマは
「アクションはリアクションを制す」。
天竜中、そして浜松開誠館高校のサッカー部での経験やそこで学んだこと、そして、進路選択に向けてここからどのような思いで過ごしていったらよいのか など、自分の経験を交えてお話してくれました。
富山さんが
「中学校で学んだこと」として、
「見よ・読め・動け」を挙げていました。
「見よ」・・いつでも他の人がどんなことをしてくれているのか
「見よ」
「読め」・・次に誰が何をするのかを
「読め」
「動け」・・頭で考えていても、他の人が考えていることは分からないからまず
「動け」
チームで活躍する選手でありながら、富山さんはピッチにいる11人だけでなく、仲間、下級生、先生…いつでもチームのこと、優勝して監督を胴上げすることだけを考えていたそうです。
天中を卒業して、開誠館高校でもサッカー部に所属していた富山さんは、入院
、手術
をするような大きなけがを負い、その後、チームサポートの道に進むことを選んだそうです。悔しく
、つらい
選択だったようですが、その時に、自分に必要だと思ったのが、
「常に自分に問い続けること」。 チームが成長するために、自分は何をするべきかを自問自答したそうです。
「きれいな花じゃなくてもいい。きれいな花を咲かせる土になろう」 とても印象的な言葉でした。
現在、大学に通う学生でありながら、サッカー日本代表のサポートの仕事もしている富山さん。
選手が気持ちよく、ベストなパフォーマンスができるよう、様々な支援をしているそうです。
その一つが 選手のロッカーの中のユニフォーム
や靴下、インナー、練習で使う用具
などを整えることだそう。
それらはどこに置いたら次の人が使いやすいのか、選手がストレスなく練習できるのかを考え、1ミリもずれないように考えているということでした。富山さんは、
「準備がすべて。1つの隙も絶対に許してはいけない。」と言っていました。
後半、鈴木海音選手も壇上に上がり、現サッカー部 伊賀部長 からの質問に答え、さらに3年生へのメッセージとこれからの夢を語ってくれました。
Q:世界で戦ってきて、大切にしている、心がけていることは?
A:“絶対試合に出てやるんだ” “まだまだ自分はできる”という気持ちでいること
Q:今の夢は?
A:ジュビロ磐田がJ2で優勝し、J1に上がること。来年のパリオリンピックで活躍することと、ワールドカップへ出場すること
こんな
素敵な先輩がいる
天竜中 っていいねぇ~。
3年生のみんな
「アクションはリアクションを制す」
自分がアクションをしなければ、誰かのリアクションは生まれない!
自分の夢や目標、やりたいことのために、まず、自分が動くことが大切だね。
富山先輩、鈴木海音選手 ありがとうございました。 天中生みんなで応援してます