• 12月7日(木)の朝の運動場です。
    朝陽がとてもきれいに差し込んでいます。
    この日の午前中、村櫛小学校では、持久走記録会が行われました。
    これまで朝の時間や休み時間にグランドを走って練習してきました。

    初めに全校児童が体育館に集まって、開会式です。各学年の代表児童が今日の豊富を発表しました。
     
    開会式が終わると、準備体操をして1,2年生からスタートです。
    昇降口前では、上級生たちが「がんばれ~!!」と声援を送ります。
    全員が走り抜くまで、声援は続きました。
    最後の一人がゴールすると、自然と温かい拍手が!さすが、村櫛ファミリー!!
    みんなよく頑張りました。

    続いて3、4年生の部。
    ペース配分を考えながら走っていることが伝わってきます。
    低学年のころから比べて、一回りも二回りも体も心も大きくなって、
    走るペースも距離もUP!!
    互いに励まし合うように並んで走る子、自分より速いペースの子についていこうとする子。
    それぞれが目標の記録達成に向けて、一生懸命走り抜きました。

    そして、5,6年生。
    力強い走りで、見ている大人たちも応援に力が入ります。
    5,6年生は体力も気力もあり、何より高学年らしい迫力がありました。
    一定のリズムで呼吸をしたり、ペースを確認したりしながら走る様子から、頭の中で、走り抜くためにどうするか考えていることもうかがえました。
    全学年がゴールをした後には、もう一度体育館に集まり、閉会式を行いました。
    校長先生からは、「自分との戦いに負けずに走り抜いたこと」をほめていただきました。

    自分に合ったペースで長く走り続けるためには、周囲に影響されずに自分のペースを貫くことが必要です。
    簡単なようでとても難しいです。そして、ゴールするには、自分の足で走り続け、苦しいときを自分で乗り越えるしかありません。

    それぞれの子が「自分に合った走り方」を考えながら、毎年この持久走記録会にのぞむことは、「自分に合う目標を考える力」「粘り強く努力する力」「苦しさに打ち勝つ力」をなどを身に付けるための貴重な体験になると考えます。
    こうした経験を積み重ねながら、村櫛小の子供たちには、「なりたい自分になるために、自分のペースで努力を続け、やり抜くことができる子」に育ってほしいと願っています。

    子どもたちのことを応援に来てくださった保護者のみなさま、地域のみなさま。
    御声援ありがとうございました。
  • 早いもので12月もすでに1週間が過ぎようとしていますが、日中は暖かで穏やかな日々が続いています。
    村櫛小の校内には、12月らしさを感じられるものがあちこちに飾られています。

    例えば・・・校長室前の廊下です。

     
    校長先生が用意してくださったクリスマスツリーが飾られています。
    図書室前のガラスの棚には、季節の本として、クリスマスにちなむ本がずらり!
    そういえば、先日、このコーナーの前で、
    「サンタさんっているのかな?」
    「プレゼントが楽しみ」
    と話している子たちを見かけました。

    それから、2年生の教室の前の廊下の掲示板です。
    ”算数 12月カレンダー”というものがはってありました。
    どうやら算数科の学習で学んだことを生かしたカレンダーのようです。
    それぞれの日付のカードをよく見てみると・・・
    その日付の数字になるような計算式や図形、長さやかさの単位がかかれています。
    さすが算数教育をがんばっている村櫛小ですね!!

    一人一枚自分の出席番号の日付のカードを担当し、足りない日付のところや余った枠の飾りは、みんなで分担して作ったそうです。力を合わせて一つのことをやるって素敵です。
     
  • 12月4日(月)に朝会がありました。
    今回の朝会では、7名の1年生が前に出て、元気なあいさつをしていました。
    校長先生のお話は、”にこにこえがお”についてでした。

    今年度の始めに、にこにこ笑顔というお話をしました。覚えていますか。
    みなさんは、いつから笑顔ができるようになりましたか。
    赤ちゃんの時にはもう笑顔ができていますが初めは、口を動かす運動で笑顔に見えるようです。
    それが、だんだんと自分の意志で笑うことができるようになります。
    それは、家族やたくさんの人が、赤ちゃんに笑顔を見せたり、楽しい音を聞かせたり、笑い声を聞いたりするとにっこり微笑むようになります。笑顔で話しかけることで、赤ちゃんは、笑顔をつくることを覚えていくのです。

    12月は、師走と言って忙しい月です。大人も年末で忙しく笑顔を忘れがちになります。
    ぜひみなさんが周りの友達や家族に笑顔を投げかけてください。そして、みんなが笑顔を忘れず過ごせるといいなと思います。


    大人は、子供たちの笑顔からたくさん元気をもらうことができます。
    今日の校長先生の話を受け、村櫛ファミリーの子供たちの笑顔が村櫛町を元気に笑顔にしてくれることと思います。
    さて、今月は表彰がいっぱいありました。
    社会科の自由研究、席書コンクール、人権ポスターなどなど。
    大勢の子が表彰されました。
    村櫛小の子たちの活躍をうれしく思います。
  • 11月13日(月)の昼休みのことです。
    村櫛小の体育館にて、とても素敵なイベントがありました。
    それは・・・
     
    読み語りボランティアのみなさまによる毎年恒例の”図書イベント”です。
    今年は、”堀江村の亀塚”という昔の庄内半島のお話でした。
    今の舘山寺町あたりが”堀江村”と呼ばれていたころのお話だそうです。
    昔、浜名湖に面したのどかな村に、突然、地震が起きました。
    そして、沖の方で波が荒れ狂い、水面が持ち上がり、津波が襲い掛かってくるのが分かりました。
    どこに逃げればよいのか困り果てていた村人たちは、慌てふためきます。

     
    そのとき、村人たちの前に、村の方をじいっと見つめている大きな亀が現れます。
    村人たちは、その亀が
    「手招きをしているのではないか」
    「陸を離れて、湖に入れと言っているのではないか?」
    「大津波が来る前に船を沖に出すと助かると聞いたことがある」
    と、まるで自分たちを導いているように感じます。
    村人たちは、みな「亀を目指して泳げ」と、亀のいる方へと懸命に泳ぎました。


    子供たちは、「どうなってしまうのだろう」とハラハラしながら聞いています。
    しばらくして・・・村は、津波に飲み込まれてしまいました。
    でも、村人たちは逃れることができ、すんでのところで命拾いをすることができました。
    数年後、湖岸に病気にかかった大きな亀が見つかりました。
    「この大亀は、わしらを助けてくれた亀じゃないか」
    「今度は、わしらが助けて恩返しを・・」
    と村人たちは、懸命に看病をします。

    でも、看病のかいなく、亀は死んでしまいました。
    亀の死を悲しんだ村人たちは、塚を作って大亀をそこにまつりました。
    いつしかその場所を”亀塚”と呼ぶようになりました。


    今回のこのお話は、「浜松の伝説(おじいさんが語る昔話)」という本にも掲載されていました。
    この本には、村櫛町は、なぜ”村櫛”と言われるようになったのかについてが書かれている”村櫛町のいわれ”というお話も載っていました。

    読み語りボランティアのみなさまは、このイベントに向けて、1学期からお仕事の合間を縫って準備をしてくださっていました。企画、小道具の作成、練習・・・できるときに、できる人が集まって・・・図書室にて話し合いを重ねている姿を何度もお見掛けしました。
    地震や津波の臨場感が出るようにと工夫された演出、そして大亀や村人たちを際立たせるためにとみなさん黒い服装をしてみえました。子供たちは、お話に引き込まれていました。
    イベントの後半には、今回のお話にまつわるクイズや図書の紹介もしてくださいました。
    きっと、小道具や大亀(なんと手作りだそうです!)の準備はきっと大変だったことと思います。
    でも、イベントの後に、お話を伺うと、
    「とっても楽しかったですよ。」
    と、どの方も素敵な笑顔を見せてくださいました。
    「村櫛の子供たちに少しでもよりよいものを見せてあげたい」
    「地域のことを知ってもらえたらうれしい」

    という思いにあふれていらっしゃるのだと思います。
    こんなふうに思ってもらえる村櫛の子供たちは、幸せです。

    読み語りボランティアのみなさま、本当に、本当に、ありがとうございました。
    子供たちも職員も感謝の気持ちでいっぱいです。
    子供たちがイベントの感想のお手紙を書きましたので、ぜひ読んでください!
  • 11月7日(火)3年生は、和紙タオル染めの体験をしました。
    御協力くださったのは、村櫛町にある「和紙のタオル屋さん(静岡濾布さん)」です。
    説明を聞いて、さっそく染める体験。
    子供たち目をキラキラと輝かせていました。
    思い思いの模様に染めたいと、どの子も夢中になって挑戦。
    個性的な模様の和紙タオルができました。
    できあがったタオルを持って、記念撮影!!
    まさに”世界にただ一つの和紙タオル”です。

    自分たちの暮らす村櫛町にあるタオル屋さんでのこの日の体験は、3年生の子供たちの心にずっと残ると思います。
    そして、思い出とともに、このタオルを大切にしていくと思います。
    体験をさせてくださった静岡濾布のみなさま、ありがとうございました。
  • 11月10日(金)の朝の正門前の様子です。
    雨の中、多くの地域の方が”ひとりひとりに いい声かけデー”に御参加くださいました。

     
    これは、”地域の大人から子供へ 愛の一声を!”というキャッチフレーズのもと、子供たちに笑顔で「おはよう」「いってらっしゃい」と声を掛ける取り組みです。

    地域の大人と子供、大人同士が顔見知りになり、不審者が入り込む余地を与えない安心・安全な地域づくりを目指し、PTA役員、見守り隊、健全育成会、自治会役員、交番のおまわりさんなど多数の方が参加してくださいました。
    昨年度の3月に本校を卒業した中学生(庄内学園7年生)も登校前に参加してくれました。

    村櫛小の子供たちを見守る人がこんなにたくさんいること、子供たちは幸せだなと思います。
    雨の中、参加してくださった皆様、中学生の子たち、ありがとうございました。

    これからも村櫛小の子供たちをどうぞ見守って下さい。
    よろしくお願いします。

     
  • 11月9日(木)13:30~15:30 第2回村櫛小学校運営協議会(コミュニティ・スクール)を開催しました。
    本校のコミュニティ・スクールは今年度立ち上がったばかりです。そのため、本年度の目標は、学校の経営方針を理解していただきながら、支援のニーズを知ることやコーディネータの人選をすることです。
    委員のみなさまには、3階会議室集まっていただき、令和6年度の村櫛小学校の経営方針について校長から説明をしました。そして、現在行われている教育活動の様子や地域との関わり、コーディネータの役割やその人選についてなど、じっくりと話し合いの時間をもちました。
    会議の途中には、クラブ活動の見学も行いました。
    本校のクラブ活動は、地域の方々がお手伝いくださっており、そんな様子も委員のみなさんに見ていただきました。
    このクラブ活動のように地域の方々と学校とをつなぎ、子供たちによりよい教育環境を作り出すための取り組みをコミュニティ・スクールが支えていくことになります。
    委員のみなさまからは、以下のような意見や感想が出されました。
    ・グランドデザインについては、村櫛小の思いがこもっており、このままでよいと思う。
    ・地域とのつながりの強さを改めて感じる。こういう話し合いの場を持つことは大事と思った。
    ・この会の発足をきっかけに、学校と地域がよりつながり、組織作りがうまく進めばいい。PTAとしても協力していきたい。
    ・クラブに楽しそうに参加している子供たちの様子が見られた。
    ・先生と子供たちの距離感が近くて微笑ましい。
    ・村櫛小の子は、本当にファミリーのように仲がよい。半面、固まりたがる(外部の人を避ける)という面もある。よさは裏返すと弱みになることもある。ファミリー感を大切にしながら、外部とつながる、世界とつながるとよいなと思う。


    この日は、とても有意義な会合となり、コミュニティ・スクールの今後の取り組みが少しずつ見えてきました。
    村櫛ファミリーとしてのよさを大事に持ち続けながら、子供たちが友達や地域のみなさんとのつながりをより深め、村櫛以外の広い世界とつながっていけるようになるとよいなと思います。
  • 11月6日(月)の朝、朝会がありました。
    挨拶の代表は、2年生。はきはきと元気に挨拶ができました。
    校長先生のお話は、ディズニーランドで働くキャストの方たちの”おもてなしの心”のお話でした。

    キャストの方たちは、来場したお客さんへの挨拶を大事にしています。
    でも、「いらっしゃいませ」ではなく「こんにちは」と挨拶をするそうです。
    それは、お客さんと心を通わせるため。「こんにちは」と挨拶すれば、次の会話につながるから。

    清掃する人は、落ちているごみを拾うとき、立った姿勢のままで拾っているそうです。
    しゃがんで拾えば、姿勢が低くなり、園内を歩くお客さんの目に入らなくなって接触してしまうかもしれないから。

     
    「ごみを拾う仕事は、いやじゃないのですか?」と問いかけには、
    「わたしたちが拾っているのは、ごみではありません。お客さんの”夢のかけら”なんです。だから楽しいですよ。」と笑顔で答えるそうです。お客さんのことを第一に考え、”おもてなしの心”を大切にしながら働いているキャストの方って素敵ですね。

    ”周りの人に対する気遣いを大切に過ごすことは、いつかきっと自分が輝くことにつながる”と思います。
    校長先生は、お話の最後に、
    「みなさんも、挨拶の役割や、相手を思う心を大切にし、11月を輝く日々にしてほしい」
    と締めくくられました。
    校長先生のお話のあとには、校歌を歌いました。
    校歌と言えば・・・
    11月29日(水)にサーラホールで開催される”夢の丘コンサート”にて,3~5年生が学校の代表として”校歌”を歌う予定です。3年生~5年生の子たちには、頑張ってきてほしいと思います。
    朝会のあとには、夏休みの社会科自由研究の表彰、家族の絆エッセイの表彰がありました。
    村櫛ファミリーの仲間の活躍に、温かい拍手が送られていました。
  • 10月31日(火)朝の村櫛小の運動場です。
    秋晴れの空の下、村櫛ファミリーの子供たちは、持久走の練習をしています。
    村櫛小では、12月7日(木)に持久走記録会が予定されています。
    記録会に向け、この日の朝から、全校児童による持久走の練習がスタートしました。
    初めに学年ごとに集合場所にて準備体操をします。
    赤い帽子の集まりは、1年生です。
     
    準備体操が終わると、スタート位置で待機。家庭科室前で待っているのは、3年生です。
    そして・・・放送の合図が入ると、一斉に走りはじめます。
    初めは、ゆっくりしたペースで、途中から放送の合図でペースアップしながら走ります。
    こんなふうに練習をすることで、自分の走りやすいペースを見つけられるといいなと思います。
    目標記録達成に向け、”がんばれ!村櫛ファミリーの子供たち”
  • 10月27日(金)は、令和5年度 村櫛小算数教育地域公開日【第74期算数教育研究発表会】でした。
    午前中には、地域のみなさま、保護者のみなさま、庄内学園や村櫛幼稚園の先生方など、多くの方に本校の算数科教育の取り組みについて、参観していただきました。

     
    本校の算数教育研究は、昭和25年より74年間継続して行って参りました。
    研究の内容や名称は、時代に合わせて変化しておりますが、算数科の学習を軸として、子供の豊かな人間性を目指していくことを74年間脈々と受け継ぎ、本日も授業公開を実施しました。

    子供たちは、課題に向かって、自分で考えたり、友達と相談し合ったり、考えたことを説明したり・・・よく頑張っていました。
     
     本年度は、「明日を拓く算数学習」を研究主題とし、「つなげる力」に重点をおいて、学ぶ楽しさを感じながら、算数のよさに気付いたり、実生活や将来につなげる力を育成したりすることを目指して4月より研修を進めてきました。

     また、夏の校内研修に続き、静岡大学より教育学部教授、浜松市教育委員会より算数科指導主事もお招きし、本校の算数教育の取り組みの実際の様子を御覧いただき、放課後の研究協議にて、評価・助言をいただきました。子どもたちが発話する仕掛けや仲間から出る考えの共有の大切さ、ICTの活用等の多くの御示唆をいただきました。
    今後、また新たな研究の視点を加えながら、これからの先行き不透明な時代を生きる子供たちに、未知の課題に立ち向かう力を育成するため、新しい時代の算数教育の在り方を探っていけるように研修を深めてまいりたく思います。
    そして、これからも村櫛小の算数教育を前へ前へと進めていきたいと思います。

    本日は、お忙しい中、村櫛小算数教育を御参観いただき、ありがとうございました。
    これからも、村櫛小学校への御支援をよろしくお願いします。

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