ありがとう!今年は、”だいだらぼっち” (読みボラさんイベント)

2024年11月27日
    11月5日(火)の昼休みの村櫛小の体育館です。
    子どもたち丸くなって集まっています。”七色のにじグループ”ごとに集まっています。
    何があるのかな?
    この日は、毎年恒例、子どもたちがとっても楽しみにしている”読み語りボランティアのみなさんによるイベント”の日なのです。昨年度は、”堀江村の亀塚”という地域に昔から伝わるお話の紙芝居をやってくださいました。(昨年度の様子は、こちら ↓ から見ることができます!)

    今年のテーマは、”だいだらぼっち” でした。ボランティアのみなさんの企画は、子どもたちにもイベントに何かの形で参加してもらい、双方向のイベントにしたいとのことで、イベントの1か月ぐらい前の10月の初めごろに、ボランティアのみなさんから子どもたちに”だいだらぼっち”に対する想像を膨らませてもらおうと「ぼく・わたしの”だいだらぼっち”大募集」がありました。
    そのため、イベントの一か月ほど前の図書室では、昼休みに ”だいだらぼっち” のイラストを描く子たちの姿が見られました。みんな思い思いに、個性あふれる”だいだらぼっち”を描いていました。

    そして、その子供たちの描いた ”だいだらぼっち” を使って、いよいよ読み語りが始まりました。
    「”だいだらぼっち”が村櫛小の近くの浜名湖をつくったこと。だから、浜名湖の形は、”だいだらぼっち”の右手の形に見える)」「”だいだらぼっち”がおにぎりを食べたときほかにもの小石が礫島になったこと」や「琵琶湖をつくったのも”だいだらぼっち”であること」などなど・・・手描きの浜名湖のイラストや日本地図などを交えながら、読んでもらいました。

    「そう言われると、浜名湖の形が手の形に見えてきた。」
    「本当に”だいだらぼっち”がいたら、どのくらいの大きさか見てみたい。」
    「もっと、”だいだらぼっち”のことを知りたい。」

    子どもたちから、そんなつぶやきが聞こえてきました。
    そして・・・今年は、聞くだけでなく、参加型のイベントにしたい!!というボランティアのみなさんの熱い思いがあり、読み語りのあとは、”かるた”をしました。ただの”かるた”ではなく、地域の昔のこと、浜名湖に伝わる出来事を題材にした”かるた”です。
    ルールを確認して、みんな札を取りたくて、真剣にボランティアさんが読み札を読むのを聞いています!

    高学年の子たちの中には、先にとり札を見つけていたのでしょうけれど、低学年の子たちも札が取れるようにと優しい心遣いを見せてくれていました。(思いやりあふれる様子に、心がふわっとしました!!)

    読み札の言葉と絵札のイラストを関連付けた解説もしてくださり、「そういうことだったんだ!!」と好奇心いっぱいに聞いている子がたくさんいました。
    かるたが終わると、”ぼく・わたしのだいだらぼっち”の大賞や入賞作品が紹介されました。
    そして、描いたイラストをもとに、こんなかわいらしい副賞のプレゼントがありました。
    体育館内に吊るされていた”だいだらぼっち”のイラストは、イベント後にボランティアのみなさんにより、1枚1枚丁寧に外されました。そして、ボランティアの方からの直筆メッセージを添えて応募した子たちに返却されました。
    自分の作品に添えられたメッセージをさっそく読んでいた1年生。とってもうれしそうでした!
    ボランティアのみなさんにお礼の手紙をさっそく書いたクラスも!!
    今年の読み語りイベントは、中学の行事と重なったこともあり参加できなかったボランティアの方がいらっしゃいました。でも、どの方も、この日のイベントが成功するようにと、これまで忙しい合間を縫って、”できるときに” ”自分のできることを” と力を尽くしてくださいました。また、イベント当日に急遽お手伝いに来てくださった方もいらっしゃいます。

    読み語りボランティアのみなさん。
    村櫛小の子供たちのために、本当にいつもありがとうございます。
    子どもたちからのお礼のお手紙、次に学校に来ていただいたときに読んでいただきたいです。ぜひ、楽しみにしていてください!