友達とつなげる授業を目指す・・・3年 表とぼうグラフ

2024年8月23日
    6月26日(水)4時間目の3年生の教室です。
    前回の2年生の研究授業から少し間が空きましたが、”友達とつなげる授業”を目指し、算数科の研究授業が行われました。「表とぼうグラフ」の授業です。
     
    2つのグラフを活用して、お楽しみ会でどんな遊びをするか3つ選んで決めてみようという授業でした。
    今年度は3階のリーダーとして3階集会を主催する3年生。今回の学習は、今後きっと役に立つことと思います。
    まずは、グラフをみて、一人一人が自分で3つの遊びを選びました。その後、グループで意見交換です。
    そのときには、その3つを選んだ理由を、グラフを根拠に説明し合うようにしました。

    「その遊びをやりたい人の数が、多い順に選べばいいと思う。」
    「でも、上級生に人気があっても、下級生に人気がない遊びを選ぶのは、よくないのでは?」

    同じグループ内であっても、意見は様々。
    でも、互いによく聞き合って、折り合いをつけながらホワイトボードにまとめていきました。
    そして、そのホワイトボードを使って、ほかのグループと意見交換です。

    各グループが選んだトップの遊びは、”宝さがし”で一致していました。
    でも、2番目の遊びは、「いす取りゲーム」と「ドッジボール」に分かれました。
    それぞれの根拠を聞き合い、
    「同じ考えだ!」
    「なるほど、そういう考え方もあるね。」
    とつぶやく子がいたり、納得する子がいたり、さらに悩む子がいたり・・・。
    この日の授業の中では、考え方は1つにまとまりませんでした。
    でも、同じグラフから、多様な考え方(データの見方)があることを感じたことは、貴重な経験です。
    “友達とつなげる”授業だったからこそ分かることです。

    さらに、今日の経験を”生活とつなげる”ことができれば、・・・これから「お楽しみ会」をやるときの遊びを決めたり、「3階集会」でどんなことをやるのか決めたりするときに、アンケートを取ったり、それを表やグラフに表したりして、決めていくときに活用できたら素晴らしいことだと思います。

    次の研究授業は、7月5日(金)の2時間目。1年生の「のこりはいくつ」の授業です。