2024年5月

  • 5月27日(月)の2時間目の2年生の教室です。
    5月22日(水)の4年生に続いて、”友達とつなげる授業”を目指して、算数科の研究授業を行いました。
    この日の授業は繰り下がりのある引き算(34ー18のような計算)の計算の仕方について考える授業でした。
    前の時間に学んだ「46-23」の引き算のときは、まず一の位から計算した。でも、今日の一の位の計算は、4ー8になってしまってうまく引くことができない・・・子どもたちは悩みました。
    さぁ、どうしたらいいのかな?ブロックでやってみようということになり・・・
    位の部屋のプリントの上に、10のまとまり(紙製)のブロックを3本、1のブロック(ばらのブロック)を4つ出しました。そこまでは、順調でしたが、そこから動きがとまってしまう子が続出。
    「うーん。ここから、どうやって8をとればいいの???」
     
    「困ったなぁ。」
    「10からひきたいけど、このままじゃできないよね。
    「10のまとまり(紙製のブロック)を、ばらのブロック10個と交換してもいいのかな?」

    近くの席の子とわいわいお話をしながら、次第に、「十の位から1つ10のまとまりをくずして使う」という考えが出てきました。その考えに合点がいった子が、みんなの前でそれを言葉で説明。
     
    授業の最後には、「今日のような一の位の計算で引くことができないときは、一の位に十の位から10を一つあげれば、どうにかなる!!」と分かる喜びに満ちたつぶやきが聞かれました!!

    「困ったな。でも解決したい!!」そんなやる気に満ちた2年生。
    友達と知恵を出し合いながら”つながる”ことで、難しいなと思う問題を解決することができました

    次の研究授業は、ちょっと間が空いて、6月26日(水)。3年生の「表とぼうグラフ」の授業です。
  • 突然ですが、次の2枚の写真を比べてみてください!
     
    1枚目は4月10日の写真で、2枚目は本日(5月22日)の写真です。
    さて、どこが変わったでしょう?

    桜の木。花から葉がいっぱいに変わっている!
    春から初夏へと季節が移り変わっていますから、それも正解です。

    実は、今日、季節の変化とは違うところが少し変わったのです。
    2枚の写真をよ~く見比べてみてください。

    もし、答えを見る前に気付くことができた方がいたら、とってもすごいと思います!
    ふだんから村櫛小のことをよく見ていて、村櫛小に詳しいということです!!

    次の写真をヒントにして、もう一度考えてみてください!

    少し校舎に近づいた写真ですね。
    さぁ、どこが変わったでしょう?
    これで、分かった方も、なかなかすごいと思います!

    次の写真は、大大大ヒント!
    もっと校舎に近づいてみます!
    もう分かりましたか?
    正解は・・・校舎の壁の横断幕です!

    実は今年度の村櫛小学校は、創立140周年の節目を祝う1年です。
    そこで、ちょっと文字が薄れてきてしまっていた横断幕を思い切ってリニューアルしました!
    言葉はこれまでと同じですが地の色は変えてみました。
    村櫛海岸浜名湖の湖面の様子をイメージして淡いブルーに。
    村櫛小の子どもたちがもっともっと”わが町村櫛”のよさ、素晴らしさを感じられるように、そして、村櫛の地域との関わりをより深め、地域のみなさまの応援をいただきながら、成長できるようにという願いを込めました。
    毎日、この横断幕の文字「夢をもってすこやかにたくましく生きる子」を目にしながら、子どもたちは、ますます成長していくことと思います。
    ブログを御愛読してくださっているみなさま、どうぞ村櫛小学校の子どもたちのこと、応援よろしくお願いします。
  • 5月22日(水)3時間目の4年生の教室です。
    5月14日(火)の5年生に続いて、”友達とつなげる授業”を目指して、またまた村櫛小では算数科の研究授業を行いました。
    ”角”の意味、角の大きさの表し方、分度器の使い方などを学ぶ単元の中盤で、180°より大きい角度の調べ方について考える授業です。
    「180°より大きくなりそうだね。」
    「分度器だと180°までしか測れないよね。」
    「どうしたら、いいかな?」
    「線を引いて区切ったらどうだろう?」
    などなど解決の見通しをまずは出し合ってみました。

    それからグループを組み、解決までのプロセスを図や式を用いながら、言語化することに挑戦。
    グループは、やり方が同じ子で組み、ホワイトボードを使ってまとめました。
    それを使って、違うやり方をしたグループの子と交流し、互いの説明を聞き合うようにしていきました。
    「線を引いて区切れば、180°と60°になるから、180+60だね。」
    「こっちの角度を調べて、360°から引き算したんだよね。」
    同じ角の大きさを求めるために、幾通りもの求め方ができることを伝え合うことができました。
    今回の授業でも、友達と”つながり”ながら学ぶことで、自分の考えに自信をもつことや、自分と違う考えを知ることができることを実感することができたようです。

    次の研究授業は、5月27日(月)2年生「ひき算」の授業です!
  • 5月14日(火)の5,6時間目。5年生の教室をのぞいてみると、総合的な学習の時間が始まっていました。でも、黒板の前でお話しているのは・・・担任の先生ではありません。
    実はこの方、市民団体”浜松へちま・ミライ”の代表の五明さんです。

    とっても”へちま愛”にあふれた方なのです。
    明治時代、今の浜松市にあたる地域は、国内最大のヘチマ生産地で、その品質は海外でも認められていたそうです。100年以上たった今、ヘチマに再注目しようと五明さんは、1月に「浜松へちま・ミライ」を立ち上げ、この4月から「浜松へちまプロジェクト」として、ヘチマの栽培や加工、活用の促進をしていく取り組みを始められたのだそう。

    五明さんが小学校の近くにお住まいというご縁から学校支援コーディネータを通じてお誘いを受け、この度、5年生がこの「浜松へちまプロジェクト」に参加させていただくことになりました!!

    この日は、へちまの種、ヘチマの実を乾燥させてスポンジ状に加工したものなどを準備してきてくださり、子どもたちに”へちま”についての好奇心や想像をふくらませたり、実際に”ヘチマだわし”に触れる体験などをさせてくださいました。
    教室で、これからの活動について意見交換した後に、外に出てさっそく種まきの仕方も教わりました。
    植えるためのポットも一人一つずつ用意してくださってあり、子どもたちは、指であけた穴に一粒ずつ種を入れ、そうっと土をかけました。

    また、あらかじめ種をまいて育てておいたヘチマの苗も
    「次回までに、育ちの様子をスケッチしていきましょう!」
    と、一人に一つずつ分けてくださいました。(ありがとうございます!!)

    次回、6月18日に来てくださったときには、校舎の前の花壇に植え付け、棚づくりをする予定です。
    それまでの間、今日種まきしたヘチマもきっと芽を出して育っていることと思います。
    本日よりスタートした”村櫛小 5年生 浜松へちまプロジェクト”
    これからどんな風に活動を進めていくか・・・子どもたちと話し合いながら決めていく予定です。
    どうぞ、お楽しみに!!

  • 5月14日(火)の4時間目の5年生の教室です。
    4月30日(火)の6年生に続いて、”友達とつなげる授業”を目指して、算数科の研究授業を行いました。
    立体の体積を求める学習の終盤、複合図形の体積の求め方について考える授業です。
     
    複合図形の体積は既知の形(体積の求め方を知っている立体)にすれば4年生の面積の学習のときと同じように求積できることをみんなで検証してみようという授業でした。
    各班、自分の担当する問題について、「ここで、切りわければ求められそうじゃない?」「どこを求めているか図に色をつけると分かりやすいね。」など、わいわい話をしながら課題となる立体の体積の求め方を考えました。
    タブレットの操作が得意な5年生の子供たち。
    タブレット端末を用いて、それぞれが考えた求積方法を表現し、オクリンク上で共有したり、グループ内の友達に説明したりしながら、解決に向かっていきました。
    授業の最後には、今日の授業で分かったことや感じたことなどを振り返り、まとめをノートに書きました。
    子どもたちは、友達と”つながり”ながら学ぶと、一人では難しいことが解決できたり、自分と違う考えを知ることができたり、自分の考えに自信をもてたりすることが実感できたようです。

    次の研究授業は、5月22日(水)4年生の「角」の授業です。
  • 5月10日(金)の下校の時間の様子です。子どもたちの手に御注目!!何か大事そうに持っていますよね。
    子どもたちが持っているのは、赤紫色の花(カーネーション)です。
    なんと、このお花は小学校の近くにある地域のお花屋さんからのプレゼント!

    ”地域の花店として、地元の小学校の子どもたちやそのご家族のために何かできることを”というお店のスタッフのみなさんのお気持ちで、村櫛小学校に在籍している子どもたち”一人に一輪ずつ”くださいました。
    各教室では、担任から「地域のお花屋さんから、みんなとみんなの家の人への贈り物です。大事に持ち帰って、”いつも、ありがとう”と伝えながら家の人に渡してね。」と伝えました。

    子どもたちは、花を見て、「お花屋さんに行ってみたい!」「101人分をラッピングして、リボンを掛けるのは、大変なのにすごい!」などと思わず話していました。
    月曜日の朝、何人かの子にきいてみると、「家の人に”いつもありがとう”と渡したら、ぎゅってしてもらって、うれしかった!」とちょっとはにかんで教えてくれた子や「”いつも、がんばっているご褒美みたい!”と言われたんだよ」と教えてくれた子などなど、家の人とのふれ合いの時間ができた様子が分かりました。

    お花だけでなく、”心がふわっとする素敵なひととき”もプレゼントしていただきました。
    素敵な贈り物をありがとうございました!!
  • 5月2日木曜日。
    今日の浜名湖の様子です。きれいな青空が広がっています。
    今日は、船の遠足に行くことができました。
    村櫛小の子どもたちが楽しみにしている毎年恒例の行事です。

    実は、本当は昨日行く予定だったのですが、雨のため、延期となっていました。
    今朝も明け方まで雨が降っていたので、ちょっと心配していましたが村櫛ファミリーの願いが通じ、今日は行くことができました!!
    安全のため、全員がライフジャケットを着て船に乗りました。
    1年生は、6年生が一緒に歩いたり、船に乗ったりしてくれました。
    いつもは、船で新居の浜まで行っていたのですが、今年は、ガーデンパークで”浜名湖花博2024”が開催中!そこで、船でまず浜名湖を周遊。そのまま船でガーデンパーク内の桟橋へ。今年は、特別にガーデンパーク内での活動となりました。

     
    きれいな花が咲き誇るガーデンパーク内を”にじ色グループ”で散策したり、広場でゲームをしたりしました。
    どの子もとっても楽しそう。

    学校から船着き場まで歩いて、ガーデンパーク内を歩いて、今日は本当にたくさんたくさん歩きました。
    まさに”遠足”って感じです。
    家の人が用意してくださったお弁当を食べて、エネルギーチャージ!
    いいなぁ・・おいしそう!

    この船の遠足では、いつも”1年生を迎える会”も行っています。もちろん、今年もやりました!

    1年生は、にじ色グループのお兄さん、お姉さんたちからのメッセージカードのプレゼントをもらいました。もらった1年生はもちろん、プレゼントを渡す上級生も嬉しそうでした。心がふわっとする時間になりました。

    1年生のみんな、初めての船の遠足はどうだったかな?
    この日のために準備をがんばってきた6年生、ありがとう!そして、お疲れ様!

    今日は、たくさん活動したから、きっと疲れたことでしょう。
    4連休中は、心も身体もしっかり休めて、5月7日火曜日からまた元気に学校に来てくださいね。