昨日1時間目に体育館で全校道徳が
行われました。
平成24年6月12日、市内中学校生徒の
尊い命が失われました。
この悲しい出来事を決して忘れることなく、
かけがえのない命を大切にした教育を
一層進めていく決意をしました。
そこで、市内全小中学校において、
毎年「いのちについて考える日」を設定して
自他の命の尊さを見つめ直すこととしています。
本年度は、本校では、全校道徳として
あいうえおプロジェクトのはすみちこさんを
講師としてお招きし、お話を聴きました。
はすさんは、先天性の難聴で4歳まで言葉を話せず、
御家族の支援の下、あいうえおの50音表から
言葉を習得されました。
御自身の経験から得た言葉の大切さ、ありがたさを
「あいうえお50音ことは」として提唱され、
今回、生徒も実際にそれを体験しました。
改めて生きることの価値について考えることが
できた貴重な機会となりました。
はすさんに心から感謝致します。
生徒の感想です
「自分たちの当たり前は当たり前ではない」という
ことを実感しました。実際、耳が聴こえない、
言葉が喋れない等の方々がいて、自分は何も
障がいがなく生まれてきたのだから、感謝の気持ちで、
今の自分がいることは奇跡であることを忘れずに
生活していきたいです。